キャンパスダイアリー学生生活

「第5回英語発信力コンテスト」審査結果

2024.03.01(金)

コミュニケーション学科では、本学学生の英語学習に対する動機づけと、学生への英語による発信の場の提供・学生の英語力の向上を目的として、英語発信力コンテストを開催しています。第5回目となる今回のコンテストには、個人部門にのべ5作品、団体部門に1作品が応募されました。文学部、教育学部、現代日本社会学部の各学部の学部長と本学科の2名の教員の計5人の審査員による厳正な審査の結果、以下の学生の作品が優秀作品に選ばれました。

 

個人部門

最優秀賞 奥村 あかねさん(文学部3年)

     タイトル:The meaning and color of Torii(作品区分:プレゼンテーション)

 

優秀賞  大西 汰知さん(文学部3年)

     タイトル:The Type of Shrine(作品区分:プレゼンテーション)

 

優秀賞  中川 雄斗さん(文学部3年)

     タイトル:日本の書店文化(作品区分:スピーチ)

 

団体部門

最優秀賞 EEC NEWS Channel(代表者:福井 楓貴さん(文学部1年))

     タイトル:I choose to go to the moon(作品区分:劇・テレビ番組)

 

個人部門の最優秀賞には、コミュニケーション学科3年の奥村あかねさんの作品が選ばれました。奥村さんのプレゼンテーションは、鳥居の意味、語源、起源、そして色の由来についてのものでした。この作品はテーマが明確で、内容の構成が非常にわかりやすく、また英語も丁寧で落ち着いており、総合的に見て非常に優れていました。

優秀賞には、コミュニケーション学科3年の大西汰知さんの作品と中川雄斗さんの作品が選ばれました。大西さんの作品では、神社のタイプについて具体的な例を用いて分かりやすく説明していました。一方、中川さんは日本の書店に焦点を当て、書店の数、店舗数や売上のランキング、さらに日本の読書文化の歴史など、多角的な視点から詳細に語っていました。

団体部門で最優秀賞に輝いたのは、EEC NEWS Channel(代表:福井楓貴さん)の作品です。この作品は、CBSでの前澤友作氏とイーロン・マスク氏のスペースXロケットに関する報道を再現した劇となっています。映像の技術レベルが非常に高く、まるで本物のニュース番組のような出来栄えでした。また、参加した4人の英語も優れており、唯一の応募作品とはいえ、最優秀賞に相応しい優れた作品でした。

今回のコンテストに応募された作品はいずれも非常に独創的で英語のレベルも高く、見応えのあるものばかりでした。来年度も本コンテストに多くの素晴らしい作品が応募されることを期待しております。

「橿原神宮の奉納刀」後期展の設営に本学の学生が参加

2024.02.26(月)

橿原神宮宝物館で5月まで開催中の展示「橿原神宮の奉納刀」の後期展の設営に本学の学生が参加しました。

この展示は、橿原神宮に奉納された刀剣を前期・後期に分けて紹介するもので、国史学科の長谷川怜准教授が企画しました。令和5年11月~12月まで開かれた前期展の設営も全て本学学生が行い、引き続く後期展では会場を全面的に転換する大掛かりな作業を4日間かけて国史学科の3年生6名(神山那七海・小﨑清礼・高殿紗綾・仲野里香・濱口恵美・山本謙利)が担当しました。

刀剣の取り扱いには細心の注意が必要ですが、展示を監修する刀匠や研師の方々から取り扱い方のレクチャーを受けるなどして熱心に取り組んでいました。

なお、今後も本学で学芸員課程を履修する学生たちは全国各地での展示に参加する予定です。

 

【開催概要】

橿原神宮の奉納刀

開催中~令和6年(2024)5月12日(日)

https://kashiharajingu.or.jp/news/11148.ht

資料運搬の様子

刀剣の設置作業

完成後の記念撮影(持っている太刀はレプリカ)

奈良県天理市柳本町100周年記念展に学生が参加

2024.02.26(月)

奈良県天理市柳本町は大正12年(1923)に町制が施行され、このたび100周年を迎えました。それを記念して、町内に保存されている古文書や甲冑、古民具などを陳列する記念展「柳本まほろば展」が2月22日(木)から25日(日)まで開催されました。柳本町には崇神天皇陵や黒塚古墳が所在するほか、江戸時代の柳本藩(織田家)の中心地だったことから様々な歴史的資料が残されています。

国史学科の長谷川怜准教授が展示全般に関わり、昨年から柳本町の方々と相談しながら企画を進めてきました。

資料解説の一部を赤堀寛弥(神道2年)・武藤寛誠(国史2年)が執筆し、展示設営は奥野侑里・間柄詩織(国史2年)が担当しました。

いずれも学芸員課程を履修する学生たちで、これまでにも橿原神宮宝物館の展示に参加した経験があることから手際よく作業を進めていました。

展示には785名が来場し、天理市長や天理市の議員なども見学に訪れました。

今後も本学の学芸員課程の学生たちは三重県内に留まらず、奈良県や岐阜県、東京都など各地で開かれる様々な展示に参加していく予定です。

 

神明神社での八雲琴奉奏【2月11日】

2024.02.21(水)

神道学会八雲琴研究部会は、神社神道の祭典楽である八雲琴(二絃琴)の継承を通じて、地域神社での奏楽をめざしています。

令和5年度は、八雲琴伝承の会のご指導のもと、月一回のお稽古と、自主研鑽を10名の神道学科学生が重ねてまいりました。

その成果を2月3日に祭式教室と、2月11日に鳥羽市相差の神明神社のご神前にてご奉仕いたしました。

神明神社では、大年寄衆をはじめ氏子総代の皆様が参列される中、緊張しましたが無事に納めることができました。

ひきつづき、精進して参ります。

「刀剣の取扱い講習」を開催【2月8日】

2024.02.09(金)

令和6年2月8日、長谷川怜准教授(国史学科)が、「刀剣の取扱い講習」を学芸員・神職志望者を対象に開催。

この講習が開かれた経緯として、長谷川准教授の講義内で「刀剣の取扱い」について解説したところ、是非実際に体験したいと学生からの要望があり実現しました。

講習は同日3回(10時・13時・15時)行われ、それぞれ学生が参加しました。1回目の講習には11名が参加。はじめに現在、橿原神宮宝物館で開催されている「特別展 橿原神宮の奉納刀」について解説しました。この特別展は長谷川准教授が企画したもので、以前行った展示の課題から現在の展示にいたるまでの過程や概要について話をしました。

次に、刀剣の扱い方について注意点を細かく説明したのち、実際に刀剣を手に取り、刀の抜き方、刃の手入れ、分解の仕方、元の状態に戻すまでを丁寧に解説し、学生たちは1つ1つの動作を確認しながら真剣に聞き入っていました。今回の講習には9振の刀剣を用意し、学生がそれぞれ順番に手入れを体験。初めて手にする刀剣に、最初は恐る恐る触れていましたが、学生同士の声掛けや長谷川准教授のアドバイスを受け、刀剣の取扱いを体験していました。

こうした史料の取扱い講座は来年度も実施するほか、オープンキャンパスでも開講の予定です。

 

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