キャンパスダイアリー学生生活

柔道部、全国大会出場決定!

2024.09.02(月)

令和6825日に名古屋武道館で開催された「2024年度東海学生柔道体重別選手権大会」に皇學館大学柔道部28名が出場しました。

 

本大会は、階級制で分かれており、上位に勝ち上がれば全日本学生柔道体重別選手権大会へ進むことができる東海地区最高峰の大会です。また、上位に残った選手にはポイントが付き、よりポイントを多く獲得したチームが、全日本学生柔道体重別団体優勝大会への出場権を獲得することができる大会でもあります。

 

皇學館大学柔道部は、全階級制覇を目標にチーム一丸となり臨みました。

 

大会では、出場した選手全員が、皇學館らしい粘り強い戦いを繰り広げ、6名の選手が決勝に進出しました。決勝戦では、強豪の愛知大学や中京大学など、名のある選手が顔を合わせました。どの試合も手に汗握る攻防が続き、結果、3名が優勝し、3名が惜しくも準優勝という結果となりました。

 

結果としましては、9名の選手が全日本学生柔道体重別選手権大会の出場権を獲得しました。また、チームとしても他の大学に圧倒的なポイント差をつけ、全日本学生柔道体重別団体優勝大会への出場権を獲得しました。

 

大会を通して、選手一人ひとりが皇學館らしい柔道を展開することができ、東海チャンピオンとしての力を証明してくれました。また、惜しくも負けてしまった選手もすぐ選手のサポートに回る姿や、出場できなかった選手も他の大学を圧倒するぐらいの声援があり、皇學館大学柔道部としての強さを見せつける大会にもなりました。

 

今後も、様々な全国大会が続いていきます。「日本柔道界をひっくり返す」という目標を達成するために、皇學館大学柔道部は日々の学生生活と柔道修行に精進して参ります。引き続き、ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い致します。

夏休み子どもキャンプを開催

2024.08.09(金)

8月2日・3日、同5日・6日にかけ、本学教育学部・叶教授のゼミ活動の一環として、

伊勢市近隣の小学生を対象にした「夏休み子どもキャンプ」が開催されました。

小学3年生から6年生の児童を対象に企画され、各回16名が参加。

各日とも9時半に開校式を行い、グループを担当する学生たちと一緒に大学周辺の散策活動を行い、午後からは大学の芝生広場にてスポーツ体験。青空の下、芝生広場で水を使った遊びを行い、全身ずぶ濡れになりながら楽しむ姿がみられました。

その後、夕食のカレーの準備では協力しながら野菜を切ったり、外での火おこしでは、思う様に火がつかなかったり、煙の多さに悪戦苦闘する姿があちこちで見られましたが、学生の声掛けもあり、無事にカレーが完成。苦労した分、とても美味しかったと多くの感想がありました。

 2日目はラジオ体操からスタート。準備を済ませ、バスで一之瀬川に移動し、川遊びを体験。この日のために企画・運営・計画を練ってきたゼミ生が中心となって、安全には充分配慮し、楽しく川遊びを終えました。大学に戻り、キャンプを振り返りながら発表準備を進め、迎えにきてくれた保護者の方の前で班ごとに発表。子どもたちからは、次々にキャンプでの楽しかった思い出が語られました。

キャンプの目標である「自分のことは自分でする」を実行し、2日間のキャンプを終えた子どもたち。最後の挨拶にもあったように、大人になった時、楽しかったなと思い出してくれたら嬉しいです。

 

協力して火をおこす子どもたち

煙をきにしながらカレー作りに挑戦

キャンプの思い出を発表

閉校式の様子

雅楽部が神宮奉納演奏会を行いました【7月13日】

2024.08.02(金)

令和6年7月13日(土)内宮参集殿能舞台にて雅楽部(23名)による神宮奉納演奏会を執り行いました。

おかげさまで無事に大御神様の御前へ日頃の成果を納められましたことは、ひとえに神宮様のご高配と、元神宮楽師様のご指導のおかげと心より感謝申し上げます。

 

当日は幸いにも奉納の間、雨に降られず、約1時間半に渡り「平調 越天楽」、「五常楽」、「豊栄の舞」、「舞楽蘭陵王」、「長慶子」の5曲を演奏しました。

お許しを賜り全部員でのご奉仕がかないましたことをありがたく思い、これまでの先輩方の志を受け継ぎながら、ひきつづき、稽古精進に努めます。(雅楽部一同)

 

R6-知事と県民との円卓対話

2024.07.31(水)

「知事と県民との円卓対話」を開催

 

7月12日、本学記念館において、一見勝之三重県知事、鈴木健一伊勢市長と本学学生5名が参加し、CLL活動や地域の課題について話し合う「知事と県民との円卓対話」が開催された。

始めに、参加した学生5名は、それぞれが取り組むCLL活動について、一見知事と鈴木市長に活動内容を説明。中村うたさん(国史3)は現在、「CLL活動運営学生スタッフ」で9月8日(日)に開催される皇學館大学「地(知)の拠点」10周年シンポジウムの準備にあたっていることを紹介。細川真奈さん(国文2)は「『Gift of Ise』プロデュースプロジェクト」で、伊勢の魅力を多くの方に知ってもらうことを目的に、ギフトやふるさと納税の返礼品の選定を行っていること、織田夢叶さん(教育4)は「大学生による『大学生向けごみ分別啓発活動』」で、一人暮らしをしている学生を対象にごみの分別について周知してもらえるよう活動しているが、思う様に進まない現状についても説明。松野笙子さん(現日4)は「皇學館オリジナルグッズ制作プロジェクト」で、伊勢和紙を使用した帳面を制作。サイン帳や御朱印帳としても使用できる商品として今後は学外に向けても販売をしていきたいと語った。大西侑里さん(現日4)は「リニアインパクト最大化プロジェクト」に参加。亀山市や県外への視察、PR活動などを継続して行っていることを報告した。また、それぞれが活動で苦労した点を話すと、一見知事から的確なアドバイスを受ける場面も。

学生たちも徐々に緊張がほぐれ、県外出身者の学生を中心に伊勢市の良い所、三重県の印象などの話から、交通機関やよく行く場所についても話が広がり、活発な意見交換が行われた。

記念撮影の際には、オリジナルグッズやCLL活動のイベントチラシ、大西さんが制作したリニアのジオラマと一緒に撮影するなど、最後まで和やかな雰囲気で円卓を対話が終了した。参加した学生からは、「最初は緊張したけど、とても貴重な体験ができてよかった」という声が聞かれた。

 

前列左から:織田さん・松野さん・中村さん・細川さん 後列左から:大西さん・池山准教授

伊勢高生が白血球の食作用を実験

2024.07.26(金)

7月19日、伊勢高等学校の生徒が皇學館大学教育学部を訪れ、「探求活動の重要性および新しい教材の開発」として、チョウ(ガ)の仲間であるアワヨトウの幼虫を使用した白血球の食作用を観察する実験を行いました。参加したのは伊勢高校1年のSSHアドバンスコースの14名。

最初に、教育学部の中松 豊教授が、学力の重要な要素について、すなわち知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力の育成や学習意欲の継続が大切であることを高校生に向けて説明しました。また、令和7年度から本学の教育学部「数理教育コース(中高教員)」において、理科教員免許の取得が可能になることについて触れ、「大学の研究室でどのような研究を行っているか、学生が生き生きと活動・研究をしているかが重要。夢や希望を持って学習を進めてほしい」と大学での学びについて生徒たちに説明した。

次に教育学部の澤 友美准教授がアワヨトウの血球の食作用の観察のための実験方法を説明。実験の内容は、スライドガラス上に蛍光塗料を数滴落とし、そこにアワヨトウの幼虫の体液を混ぜることで、白血球が異物(蛍光塗料)を取り込む食作用を観察し、免疫のシステムを学ぶというもの。アワヨトウの体液を使用することで15分程度の短時間で食作用を観察することができ、蛍光塗料であれば他の異物と見間違うこともなくなるなどのメリットがあります。この実験法は中松教授らのゼミが開発した新しい実験方法で、これまでにも皇學館高校などで出前授業を行っています。最初こそ幼虫を触ることに抵抗があった生徒たちも、顕微鏡をのぞき込み食作用を示した血球を発見すると、大学生に声をかけ確認してもらったり、熱心に質問する姿も見られました。

蛍光塗料は学生と検証し、現在黄色を使用しているが、他の色はどうかと今回初めて高校生にアンケートを実施した。蛍光インクは黄色の他にピンク・オレンジ・緑・青の5色で実施。順番に顕微鏡をのぞき、食作用の様子が一番見やすい色をそれぞれ回答してもらい、結果は黄色やオレンジが見やすいという結果になった。

 

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