キャンパスダイアリー学生生活

10月15日(水)に初穂曳行事に参加しました!

2025.10.21(火)

54回「初穂曳」に学生83名が参加しました。

 「神嘗奉祝祭」は、神様に新穀を捧げる伊勢神宮の大祭「神嘗祭」をお祝いする行事です。「初穂曳」は、御遷宮の諸行事として伊勢の市民総出で行われる民俗行事「お木曳行事」「お白石持行事」の伝統や奉曳文化を継承していくことが第一の目的とされています。併せて、その年に穫れるお米の実りに感謝をし、地元伊勢の旧神領民が神宮の神嘗祭を心より祝う、伊勢ならではのお祭り行事として行われています。第54回となる今回は、「見る・曳く・つなぐ」をコンセプトとして行われました。

  本学では神嘗奉祝祭の主催者である神嘗祭奉祝委員会および初穂曳の運営主体である神宮奉仕会のご配慮により、平成19年度より初穂曳に参加させていただいています。2台ある奉曳車のうち、本学学生は二番車を全国から集まった神宮崇敬会の方々とともに曳かせていただきました。

 今回の奉曳(ほうえい)では、黒い法被を身にまとい采(ザイ)を振る皇學館奉曳会(学生有志による木遣り団体)の学生8名が、木遣りとして参加させていただきました。「お伊勢の空に木遣りが響く我らは皇大奉曳会」「綱はふたすじ心は一つ赤き心で曳く初穂」など、伝統の木遣り歌で盛り上げました。紫色の法被を着て曳き手として参加した学生は、「エンヤー」の掛け声とともに元気いっぱいに楽しみながら奉曳しました。神宮崇敬会の方々とも一体となって、二番車を外宮北御門まで約1キロの道のりを、心を込めて奉曳しました。

 外宮北御門到着後は、齋藤学長を先頭に稲束を持って参道を進み、五丈殿に稲束を奉納した後、御垣内参拝をさせていただきました。

 本学学生にとって、伊勢の伝統行事に参加させていただくことができ、大変貴重な経験となりました。

 

 

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