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橿原神宮宝物館企画展の準備に本学学生が参加
橿原神宮宝物館企画展の準備に本学学生が参加
令和5年4月1日(土)から橿原神宮宝物館で開催中の企画展「織田有楽斎と柳本陣屋御殿」の準備に本学学生が参加しました。
橿原神宮の境内には、重要文化財である文華殿と呼ばれる建物があります。これは、かつて柳本藩(やなぎもとはん)の陣屋御殿(じんやごてん)として天保15年(1844)に建設されたもので、昭和41年(1966)に天理市柳本町より移築しました。令和2年より保存修理が進められており、今回の企画展は4月~5月に実施される修理中の内部公開に合わせて、御殿内を装飾する「鳳凰の欄間」や、織田有楽斎(おだうらくさい)ゆかりの顔輝筆・織田頼長讃「達磨図」(写し)などを展示するものです。
また、同時期に神武天皇陵の絵図を展示するミニ企画展も行われています。
これらの展示は文学部国史学科の長谷川怜准教授が企画し、学芸員資格の取得を目指す2年~4年の学生9名が補助しました。
展示解説は長谷川准教授のほか、国史学科の遠藤慶太教授・谷口裕信教授も担当し、さらに奥野侑里・間柄詩織・水谷彩(国史2)・仲野里香・山本謙利(国史3)の5名が展示史料の選定とキャプション執筆を担当しました。
上記5名に加え、柴田沙南・本田菜々子(神道4)・河西一成・筒井啓仁(国史4)が展示設営の全般を実施し、延べ4日間にわたる作業で展示を完成させました。
本学学生が橿原神宮宝物館の展示に参加するのは昨年以来3回目となり、パネル作成や史料の陳列などにかなり慣れた様子でした。
展示に参加した水谷さんと間柄さんは、「今回初めてキャプションを担当した。短い文章で必要な情報をわかりやすく書くのは想像以上に難しかった。展示作業は、キャプションが多いのもあり配置に悩みましたが、試行錯誤を繰り返しながら作業をするのはとても楽しかった。」と語りました。
今回参加した学生にとって、実際に展示設営を経験することは、講義のみでは知り得ない部分を体験することができる貴重な機会になったと思います。
◆企画展「織田有楽斎と柳本陣屋御殿」
令和5年4月1日(土)~6月11日(日)
会場:橿原神宮宝物館
https://kashiharajingu.or.jp/%e4%bf%9d%e5%ad%98%e4%bf%ae%e7%90%86%e4%ba%8b%e6%a5%ad/10307.html
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