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伊勢高生が白血球の食作用を実験

夏休み中の8月4日・5日の両日、伊勢高校の生徒が皇學館大学教育学部を訪れ、ガの仲間アワヨトウの幼虫を使用した白血球の食作用を観察する実験を行いました。参加したのは伊勢高校1年の有志約30名。新型コロナウイルス感染拡大防止策として2日間に分かれて実施されました。

最初に、教育学部長の中松 豊教授が、学力の重要な要素について、知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力の育成や学習意欲の継続が大切であることを高校生に向けて説明しました。

次に教育学部の澤 友美助教がアワヨトウを使用する実験方法を説明。実際に幼虫に触ると聞いた生徒たちは嫌がる素振りを見せていましたが、本学の生物学ゼミ・理科教育学ゼミの学生が声をかけ指導すると、幼虫を手に取り、真剣な顔つきで実験に取り組んでいました。

実験の内容は、スライドガラス上に蛍光塗料を数滴落とし、そこにアワヨトウの幼虫の体液を落とすことで、白血球が異物(蛍光塗料)を取り込む食作用を観察し、免疫のシステムを学ぶというもの。アワヨトウの体液を使用することで15分程度の短時間で食作用を観察することができ、蛍光塗料であれば他の細胞と見間違うこともなくなるなどのメリットがあります。この実験法は中松教授らのゼミが開発した新しい実験方法で、これまでにも皇學館高校などで出前授業を行っています。

最初こそ幼虫を触ることに抵抗があった生徒たちも、顕微鏡をのぞき込み食作用を示した血球を発見すると、大学生に声をかけ確認してもらったり、熱心に質問する姿も見られました。

 

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