文学研究科LiteraryStudies

文学研究科についてAbout LiteraryStudies

神道・国文・国史を中心に
日本の伝統文化を究明

日本の歴史と伝統に基づく文化の究明という建学の精神を継承するとともに、世界に通じる倫理や精神の確立を図り、現代の知的活動をリードできる人材育成を目的としています。神道学専攻・国文学専攻・国史学専攻(博士課程前期・後期)の3専攻によって構成されており、専攻ごとに体系的な教育を行うとともに、実績ある教授陣が専門分野に応じて徹底した個人教育を展開。専門分野における精微な学識と研究能力を養います。

研究科・課程・専攻

研究科・課程・専攻図
文学研究科について

博士前期・後期課程

特色

  1. 神道学・国文学・国史学の各専攻より構成されている研究科であって、わが国の伝統的文化の研究とその発揚に主眼を置いています。
  2. 本学と深い関係にある神宮の鎮まる清浄閑静な地に位置し、神道学・国文学・国史学の研究にとって絶好の環境にあります。
  3. 学界の碩学と中堅の教授陣が、緊密な協力のもとに研究と教育を進め、学生の指導については、各教員の専門分野に応じ徹底した個人教育を期しています。
  4. 神道学、国文学、国史学の各分野における豊富な貴重文献・資料を所蔵し、学界の至宝とされている神宮文庫および徴古館を直接利用することができます。

修業年限

  • 博士課程

5年
神道学専攻  国文学専攻  国史学専攻
※ただし前期2年(長期履修の場合3〜4年)および後期3年(長期履修の場合4〜6年)の課程に区分し、前期課程は修士課程として取り扱います。

入学定員

  • 博士前期課程

神道学専攻 3名  国文学専攻 5名  国史学専攻 5名

  • 博士前期課程

神道学専攻 2名  国文学専攻 2名  国史学専攻 2名

修了の要件

  • 博士前期課程

博士前期課程に2年以上在学し、所定の授業科目について30単位以上を修得し、かつ必要な研究指導を受けた上、本大学院の行う修士論文の審査及び最終試験に合格すること。

  • 博士前期課程

博士後期課程に3年以上在学し、所定の授業科目について16単位以上を修得し、かつ必要な研究指導を受けた上、本大学院の行う博士論文の審査及び最終試験に合格すること。ただし、優れた研究業績を上げたことを大学院委員会が認めた場合は、大学院に3年(修士課程を修了したものにあっては、当該課程における2年の在学期間を含む。)以上在学すれば足りるものとします。

学位の授与

博士前期課程修了者には皇學館大学修士(文学)、博士後期課程修了者には皇學館大学博士(文学)の学位がそれぞれ授与されます。

博士学位請求論文

論文及び審査の要旨は「皇學館大学学術リポジトリ」で公開しています。

単位互換科目(平成26年度以降の入学生)

「京都・宗教系大学院連合」に加盟している他大学の科目を8単位まで履修することができます。なお種智院大学人文学部の科目について、聴講可能ですが単位認定は認められないので注意して下さい。

資格

1.教員免許状

博士前期課程・修士課程において、所定の単位を修得することにより、次の専修免許状が授与されます。

専攻 取得できる免許状
神道学 中学校教諭専修免許状(宗教)
高等学校教諭専修免許状(宗教)
国文学 中学校教諭専修免許状(国語)
高等学校教諭専修免許状(国語)
国史学 中学校教諭専修免許状(社会)
高等学校教諭専修免許状(地理歴史)

免許教科については、取得している一種免許の教科に限ります。

2.神職資格

博士前期課程神道学専攻では、必要単位を修得することにより、神職資格(明階)が授与されます。