国史学専攻

目的

 日本の歴史と伝統に根ざした祖国愛の精神を基軸とし、史料主義・原典主義にたって、バランスのとれた中正なる歴史認識を確立することによって、日本人として多様な現代社会を冷静に読み解き、将来を展望する見識ある人材を育成する。

博士前期課程

基礎科目

授業科目 形態 単位数
国史学基礎論(史学史) 講義 2
国史学研究法Ⅰ(史料論) 講義 2
国史学研究法Ⅱ(資料論) 講義 2
関係外国史特殊講義 講義 2

(平成31年度参考)

基幹科目

授業科目 形態 単位数
日本古代史特殊講義Ⅰ 講義 2
日本古代史特殊講義Ⅱ 講義 2
日本中世史特殊講義Ⅰ 講義 2
日本中世史特殊講義Ⅰ 講義 2
日本近世史特殊講義Ⅱ 講義 2
日本近世史特殊講義Ⅰ 講義 2
日本近代史特殊講義Ⅱ 講義 2
日本近代史特殊講義Ⅰ 講義 2
日本現代史特殊講義Ⅱ 講義 2
日本現代史特殊講義Ⅱ 講義 2
特殊文献講義Ⅰ 講義 2
特殊文献講義Ⅱ 講義 2
日本古代史研究演習Ⅰ 演習 2
日本古代史研究演習Ⅱ 演習 2
日本中世史研究演習Ⅰ 演習 2
日本中世史研究演習Ⅱ 演習 2
日本近世史研究演習Ⅰ 演習 2
日本近世史研究演習Ⅱ 演習 2
日本近代史研究演習Ⅰ 演習 2
日本近代史研究演習Ⅱ 演習 2
日本現代史研究演習Ⅰ 演習 2
日本現代史研究演習Ⅱ 演習 2
特殊文献演習Ⅰ 演習 2
特殊文献演習Ⅱ 演習 2

(平成31年度参考)

展開科目

授業科目 形態 単位数
課題研究(研究指導)Ⅰ 演習 2
課題研究(研究指導)Ⅱ 演習 2
関係外国史研究演習 演習 2

(平成31年度参考)


教授 岡野友彦(おかの ともひこ)

所属学会◆

国史学会、日本古文書学会、中世史研究会、日本史研究会、戦国史研究会、史学会、歴史学研究会、日本宗教文化史学会

主な著書◆

『家康はなぜ江戸を選んだか』1999.9 教育出版
『中世久我家と久我家領荘園』2002.10 続群書類従完成会
『源氏と日本国王』2003.11 講談社現代新書
『北畠親房-大日本は神国なり-』2009.10 ミネルヴァ日本評伝選
『院政とは何だったか』2013.3 PHP新書

主な論文◆

「家康生涯三度の源氏公称・改姓」(二木謙一編『戦国織豊期の社会と儀礼』2006.4 吉川弘文館)
「伊勢中世都市の歴史的位置づけ」(『中世都市研究』13号 2007.9 新人物住来社)
「修理職領から禁裏領へ」(坂田聡編『禁裏領山国荘』2009.12 高志書院)
「権門都市宇治山田と地域経済圏」(『年報中世史研究』 2013.5 中世史研究会)

担当科目◆

日本中世史特殊講義

 「日本中世史の諸問題」と題し、教員(岡野)と受講生が交代でそれぞれ用意したテーマについて報告し、それを題材として討議する。学会発表のプレ報告や修士論文の作成に向けた中間報告も実施する。

日本中世史研究演習

 室町時代の皇族、伏見宮貞成親王の日記『看聞御記』を講読し、中世後期の公家社会について考察する。また各自が毎回用意した史料に基づく報告も併せて行い、全体で討議する。修士論文の作成に向けた中間報告も実施する。

教授 松浦光修(まつうら みつのぶ)

所属学会◆

神道史学会、日本思想史学会、鈴屋学会、明治聖徳記念学会

主な著書◆

『大国隆正の研究』(神道文化会)平成13年
編著『大国隆正全集』第8巻(図書刊行会)平成13年
『やまと心のシンフォニー』(図書刊行会)平成14年
『夜の神々』(彗文社)平成17年
『日本の心に目覚める五つの話』(明成社)
『[新訳]南洲翁遺訓・西郷隆盛が遺した「敬天愛人」の教え』(PHP研究所)
『[新訳]留魂録・吉田松陰の「死生感」』(PHP研究所)
『日本は天皇の祈りに守られている』(致知出版社)
『[新釈]講孟余話・吉田松蔭、かく語りき』(PHP研究所)
『龍馬の「八策」維新の核心を解き明かす』(PHP研究所)
『明治維新という大業 "大東亜四百年戦争"のなかで』(明成社)

主な論文◆

「大国隆正における国学四大人観の形成課程」(『日本思想史学』第17号・昭和60年)
「『学統弁論』の成立‐安政4年の大国隆正」(『芸林』第50巻第1号・平成13年)
「国学者の孔子観‐宣長篤胤を中心として‐」(『神道史研究』第52巻第2号・平成16年)
「吉田松陰と大国隆正ー幕末維新期における国学(皇学)思想史の一側面」(『皇學館史学』第28号・平成25年)

担当科目◆

日本近代史研究演習

 著明な思想家、政治家などの文政年間から、明治初年までの、遣文を、年代を追って読みつつ、明治維新に至るまでの具体的な思想の流れを考察する。

日本近代史特殊講義

 垂加神道、水戸学、復古神道などの諸文献を読解しつつ、近世の尊王思想の特質を明らかにし、明治維新の思想的な前程を考察する。

教授 遠藤慶太(えんどう けいた)

所属学会◆

続日本紀研究会(編集委員)、日本古文書学会(編集委員)、木簡学会(編集委員)

主な著書◆

『日本書紀の形成と諸資料』(塙書房、平成27年)
『六国史――日本書紀に始まる古代の「正史」』(中公新書、平成28年)

主な論文◆

「遷宮と六国史 ―餝金物・神宝の奉献から―」、『塚口義信博士古稀記念 日本古代学論叢』(和泉書院、平成28年11月)
「難波津の歌の広がり―大伴家持の「桜花」詠をめぐって―」、『万葉集研究』36(塙書房、平成28年12月)

担当科目◆

日本古代史

 古代史を材源とした能に注目し、作品と材源との対比を通して時代ごとの歴史意識の展開をみつめ、重要な先行研究にふれながら、現代の歴史研究の意義について考える。

教授 多田實道(ただ じつどう)

所属学会◆

日本古文書学会、中世史研究会、神道史学会、日本印度学仏教学会ほか

主な著書◆

『紀伊半島東部 曹洞宗史研究』(山喜房佛書林、平成20年)
『伊勢市史』第二巻 中世編(共著・伊勢市、平成23年)
『伊勢神宮と仏教-習合と隔離の八百年史-』(弘文堂、平成31年)

主な論文◆

「戦国時代の神宮と仏教」(『印度學佛教學研究』63-1、平成26年)、「伊勢大神宮寺について」(『龍谷史壇』140、平成27年)、「伊勢蓮台寺の創建と内宮本地説の成立」(『神道史研究』63-1、平成27年)、「内宮祠官荒木田氏による神道説の形成」(『藝林』65-2、平成28年)、「「大神宮祢宜延平日記」について」(『古代史の研究』20、平成29年)

担当科目◆

国史学研究法Ⅰ(史料論)

 本講義で対象とする「史料」とは、文献史料のことである。国史学の研究において、こうした文献史料をどの様に扱い、如何に活用すれば、自らの研究をより進展させることができるのか。その方法論について考察する。

日本中世史特殊講義

『武家年代記』裏書(南北朝時代)を綱文とし、その関連史料を蒐集して併読することで、日本中世史(南北朝時代史)の諸相を考察するとともに、国史学研究の具体的方法を探求する。

准教授 谷口裕信(たにぐち ひろのぶ)

所属学会◆

史学会、日本史研究会、大阪歴史学会、地方史研究協議会、首都圏形成史研究会

主な著書◆

『変容する聖地 伊勢』(思文閣出版、2016年)(共著)
『日記に読む近代日本 2明治後期』(吉川弘文館、2012年)(共著)

主な論文◆

「『岩倉公実記』の編纂と公文書」(『皇學館史学』31、2016年)、「大正期の度会郡公報に関するノート」(『皇學館史学』30、2015年)、「近代の伊勢参宮と宇治山田の旅館業」(『明治聖徳記念学会紀要』50、2013年)

担当科目◆

日本現代史特殊講義Ⅰ・Ⅱ

 明治政治史の重要史料である『秘書類纂』を講読して、明治国家の建設が如何に進められ、完成に向かおうとしていたのかを考察するとともに、史料の扱い方についても習熟する。またRoutledge handbook of Modern Japanese Historyを講読して、欧米圏も含めた日本近代史研究の裾野の広がりと、研究状況について把握し、自身の研究に関連付けられるようにする。

博士後期課程

基礎科目

授業科目 形態 単位数
日本古代史研究演習Ⅰ 演習 2
日本古代史研究演習Ⅱ 演習 2
日本中世史研究演習Ⅰ 演習 2
日本中世史研究演習Ⅱ 演習 2
日本近世史研究演習Ⅰ 演習 2
日本近世史研究演習Ⅱ 演習 2
日本近代史研究演習Ⅰ 演習 2
日本近代史研究演習Ⅱ 演習 2
日本現代史研究演習Ⅰ 演習 2
日本現代史研究演習Ⅱ 演習 2
国史学特殊文献研究Ⅰ 演習 2
国史学特殊文献研究Ⅱ 演習 2

(平成31年度参考)

基幹科目

授業科目 形態 単位数
特殊課題研究Ⅰ 演習 2
特殊課題研究Ⅱ 演習 2
特殊課題研究Ⅲ 演習 2
特殊課題研究Ⅳ 演習 2
特殊課題研究Ⅴ 演習 2
特殊課題研究Ⅵ 演習 2

(平成31年度参考)


教授 岡野友彦(おかの ともひこ)

日本中世史特殊研究

 「日本中世史の諸問題」と題し、各自が毎回用意した研究テーマについて報告し、それを題材として討議する。学術雑誌への論文掲載、全国学会での研究報告などの手助けとなるような授業をする。

教授 松浦光修(まつうら みつのぶ)

日本近代史特殊研究

 近世思想史の上で、崎門学、水戸学、国学(皇学)はどのような社会的機能を果たしてきたのか、文献に則し、その思想構造を研究していく。

教授 遠藤慶太(えんどう けいた)

国史学特殊文献研究

 古代の史籍(日本書紀・西宮記)をとりあげ、写真版により写本の読解を進め、本文校訂の方法を習得する。あわせて先行研究・注釈を把握し、史料批判についての理解を深めることを目的とする。

教授 多田實道(ただ じつどう)

日本中世史特殊研究

『武家年代記』裏書(南北朝時代)を綱文とし、その関連史料を蒐集して併読することで、日本中世史(南北朝時代史)の諸相を考察するとともに、国史学研究の具体的方法を探求する。