教育学専攻教育学研究科

目的

現代の教育課題を正確に理解し、教育学や心理学等の専門的知識を活用することによって、実践的に即応することのできる、高度専門職業人を育成する。

修士課程(令和6年度参考)

基礎科目

授業科目 形態 単位数
教育学特論 講義 2
教職特論 講義 2

専門科目 教育科学分野

授業科目 形態 単位数
教育哲学特論 講義 2
教育史特論 講義 2
教育社会学特論 講義 2
教育方法学特論 講義 2
教育課程特論 講義 2
教育心理学特論 講義 2
発達心理学特論 講義 2

専門科目 個別教育分野

授業科目 形態 単位数
学校心理学特論 講義 2
学校・学級経営学特論 講義 2
教育臨床心理学特論 講義 2
教育評価・心理検査特論 講義 2
特別支援教育特論 講義 2
幼児教育特論 講義 2
教科教育特論 講義 2

専門科目 教育課題分野

授業科目 形態 単位数
生徒指導・進路指導特論 講義 2
学校カウンセリング特論 講義 2
教育相談特論 講義 2
身体運動教育特論 講義 2
スポーツ・健康学特論 講義 2
数学教育内容研究 講義 2
数学教育学特論 講義 2
理科教育内容研究 講義 2
理科教育学特論 講義 2

演習・研究科目

授業科目 形態 単位数
専門演習A(教育科学) 演習 2
専門演習B(個別教育・教育課題) 演習 2
課題研究(研究指導)Ⅰ 演習 2
課題研究(研究指導)Ⅱ 演習 2
課題研究(研究指導)Ⅲ 演習 2
課題研究(研究指導)Ⅳ 演習 2

実習科目

授業科目 形態 単位数
心理教育的アセスメント基礎実習 実習 2
学校カウンセリング・コンサルテーション基礎実習 実習 2

(令和6年度参考)


教授 大杉成喜(おおすぎ なりき)

所属学会◆

日本教育工学会、日本特殊教育学会、日本教育情報学会、日本育療学会、日本LD学会、日本肢体不自由教育研究会

主な著書◆

『支援機器を用いた合理的配慮概論』(建帛社、2021)
『シリーズ障害児のためのステップアップ授業術 特別支援教育のための「ちょいテク」支援グッズ36―アシスティブテクノロジー・小ネタ集』(明治図書、2006)
『シリーズ 障害児のためのステップアップ授業術「特別支援教育おすすめ『ちょいテク』支援グッズ31」』(明治図書、2007)
『くらしに役立つ理科』(東洋館出版社、2013)
『特別支援児の心理学理解と支援』(新版)(北大路書房、2015)
『視線でらくらくコミュニケーション』(日本肢体不自由児協会、2019)

主な論文◆

「大学生の特別支援教育に関する知識・理解の現状と課題(3)-「特別支援教育の基礎」の対面講義とオンデマンド講義の比較-(皇學館大学教育学部学術研究論集 4、2022)
「障害児を支援するPC-VOCAの開発」(日本教育情報学会誌 23、2007)
「私立大学の教員養成課程における特別支援教育推進の役割」(教師教育研究, 22、2009)
「障害のある子どものためのアシスティブ・テクノロジー・コンシダレーション方法の開発」(日本教育情報学会 25、2009)
「P県の高等学校教員の特別支援教育に対する意識について-経年調査を通して」(熊本大学教育学部紀要 61、2012)
「日韓の特別支援学校教員の意識の比較」(熊本大学教育学部紀要 62、2013)
「重度・重複障害教育におけるICT活用の現状と課題」(熊本大学教育学部紀要 62、2014)
「特別支援学校高等部における生徒指導の現状と課題」(熊本大学教育学部紀要 64、2015)
「特別な配慮を要する児童の運動部活動参加についての研究-熊本県内小学校運動部活動の社会体育移行を見据えて-」(熊本大学教育学部紀要 65、2016)
「視線入力を活用した障害の重い児童生徒の教材制作環境の提案」(日本教育工学会論文誌 40、2017)

担当科目◆

特別支援教育特論

内外の特別支援教育の動向を歴史・社会的背景・理念・制度から分析・考察する。新しい法制度や学習指導要領等を基に、インクルーシブ教育を含む広義の特別支援教育の在り方とその支援についてAACやアシスティブ・テクノロジー等最新の情報技術をあわせて考察する。特に、具体的な支援場面に即した解決策を考えようとする能力を身につける。


教授 加藤純一 (かとう じゅんいち)

所属学会◆

日本武道学会、日本家庭教育学会、身体運動文化学会、日本体育学会、日本スポーツ哲学会、日本体育科教育学会、全国小学校体育研究連盟

主な著書◆

日本武道学研究(島津書房、1988)
スポーツと健康(道和書院、1993)
武道文化の研究(第一書院、1995)
スポーツ学の視点(昭和堂、1996)
身体運動のアスペクト(道和書院、1988)
武と知の新しい地平(道和書院、1988)
柳生新陰流の研究(文理、2003)
武道文化の探求(不昧堂出版、2003)
兵法家伝書に学ぶ(日本武道館、2003)
絵図と写真に見る剣道文化史(日本武道館、2014)
武道研究の道標(デザインエッグ、 2018)

主な論文◆

「健康スポーツ科」における講義の実施形態と学生の意識について(目白大学高等教育研究第1巻、1995.3)
自己課題化学習過程の方法に関する基礎的研究(目白大学高等教育研究第5巻、1999.3)
一般教育における必修としての大学保健体育科目の授業目標と成績評価に関する調査検討(全国大学体育連合大学体育第73巻、2001.3)
「武芸図譜通志」에 보는 일본의 검슬(二十四班武芸国際学術会議集、2002.5)
FROM KOREA THE INTERNATIONALISATION OF KUMDO PART1(KENDO WORLD 第4巻 第3号、2008.12)
小学校体育において武道的身体を育成させるための指導方法に関する一試論(文教大学大学院研究ジャーナル第4巻 第1号、2010.10)
体育授業における「動きの言語化」に関する一試論:鉄棒運動を中心に(文教大学教育学部紀要第44巻、2010.12)
動きの言語化を図る方策を考える(体育科教育第59巻第11号、2011.10)
体育授業における「動きの情報化」に関する一試論:マットを用いた運動を中心に(文教大学教育学部紀要第45巻、2011.12)
学校体育が目指しているもの ー新学習指導要領からみえてくるものー(日本家庭教育学会家庭フォーラム第24巻、2012.3)
体育・保健体育での「言語活動の充実」の展開に関する一考察(文教大学教育研究所教育研究所紀要第21巻、2012.12)
体育に固有の言語活動とその充実に向けて(大修館書店体育科教育第62巻 第6号、 2014.6)
小中連携からみる体育・保健体育のあり方について(文教大学教育学部紀要第49巻、 2015.12)
反転学習に関する意識調査の分析と課題 ー反転学習導入前後の学生の学習行動の変容を中心にー(皇學館大学教育学部学術研究論集第2号、2020.3)
VTRによる振り返りを用いた模擬授業の受容について ー体育系教育法講義での実践を通してー(皇學館大学教育学部学術研究論集第2号、2021.3)

担当科目◆

教科教育特論(体育科教育)

学校現場での体育、保健体育の授業における課題を抽出し、その課題を解決するための方策について考察を行う。特に「深い学び」を実践するために必要となる課題に着目し、体育、保健体育における「深い学び」とは何かについて考えていきたい。


教授 勢力稔(せいりき みのる)

所属学会◆

日本理化学協会、日本化学会

主な著書◆

「調査研究事業を生かした教員の資質向上」時事通信社『私の学校経営』(内外教育第6552号・合併号、2017)(共著)
「企画委員会・運営委員会に関する取り組み」『教務主任ミドルマネジメント研究BOOK」(教育開発研究所、2014)(共著)
「海洋汚染」『わたしたちは地球人一地球環境問題指導者マニュアル』(三重県保健環境部、1991)(共著)

主な論文◆

「知識の活用能力の向上を目指すアクティブ・ラーニングの実践と評価に関する考察」(公益社団法人日本教育会、『平成28年度第7回教育実践顕彰 優秀賞論文』、2017)
「知識の活用能力の向上を目指す英語実践活動-アクティブ・ラーニングの視点からの授業設計診断」 (公益財団法人教育公務員弘済会「平成28年度学校教育研究助成事業 学校教育研究論文審査会」優良賞論文、2016)
「科学的な思考を育む理科教育に関する考察」『平成27年度個人研究助成事業』(公益財団法人教育公務員弘済会「平成27年度個人研究助成事業個人研究」入選論文、2015)
「高等学校におけるコミュニティ・スクールの実践研究~紀南高等学校学校運営協議会の実態から見た新たな関係性〜」(公益社団法人日本教育会、「平成24年度教育実践顕彰」掲載日本教育会ホームページ、2013)
「ITを活用した教職員研修システムについて一特に WBTシステム:「ネットDE研修」導入の成果を 中心に」(三重中京大学地域社会研究所報第22号、2010)
「自作ガスビュレットの開発と実践応用に関する研究2ー固体密度の測定とその応用ー」(日本化学会「化学と教育第45巻1号」、1997)

担当科目◆

教育学特論

現代の学校教育で問題となっている様々な課題を、教育学の視点を踏まえて分析し、課題解決に至る道筋を、実践的に考察する。ここでは、教育学の理論を具体的事象に当てはめることで、実践するうえで必要な知識および教育学の基本的概念を身に獲得し、具体的な場面に即した解決策を考えられる能力を培う。

教育方法学特論

教育方法学持論では、教育方法学の実践的な到達点を探究する。特にインストラクショナルデザインにより授業設計が可能な授業力を培う。具体的には、教室での教師による指導場面を取り上げ、学習目標を明確に定めて効果的・効率的・魅力的な学習環境をデザインするとともに、授業改善できる能力を培う。

生徒指導・進路指導特論

児童・生徒の発達や今日的な問題を認識し、生徒指導や進路指導の意義と方法について理解し、実践的方法を獲得することを目的とする。この目的を果たすため生徒指導が、問題を起こした児童・生徒のみならず、一般児童・生徒に対して学校教育活動全体を通じて援助・指導していくことや、児童・生徒が抱える課題の動向を把握し、生徒指導及び進路指導上、教員に求められる役割を議論しながら考察する。


教授 中條敦仁(ちゅうじょう あつし)

所属学会◆

全国大学国語教育学会、日本国語教育学会、解釈学会、日本笑い学会、日本保育学会、日本乳幼児教育学会、和歌文学会、中世文学会

主な著書◆

『国語科教材研究の起点ー 素材と向き合うことの意義と視点』(単著、ナカニシヤ出版、2020)
『新編「私的には…」からの脱出』(共著、京都書房、2012)
『コミュニケーション論ー ゆたかなコミュニケーションをめざして ー』(共著、創文社、2006)

主な論文◆

「幼児教育における絵本選択の視点に関する試論 一小学校国語科への学びの連続性を意識して一」(皇學館大学教育学部課題研究1、2021)
「草稿と定稿の本文異同を生かした深い学びを得るための発問一ごんぎつねの場合一」(皇學館大学教育学部学術研究論集1、2019)
「興味付けのための読み聞かせ絵本の分析一認知行動療法理論の応用一」(日本乳幼児教育学会第28回大会研究発表論文集、日本乳幼児教育学会、2018)
「「ト書き」に注目した小学校国語科物語の授業一朗読のための文章読解と発問について一」(同朋文化13、2018)
「社会人に求められる力の観点から国語科教育に求められることを考える一平成29年告示学習指導要領を基礎として一」(皇學館大学教育学部研究報告集10、2018)
「強意の助詞に着目した『伊勢物語』「東下り」の学習指導」(『解釈』60、2014)

担当科目◆

教科教育特論(国語科教育)

「言語」は人と人、人と物も繋げる最重要の媒介物であり、その言語能力を育てる科目が国語であり、この国語は学習指導要領において、 全科目の基礎科目と位置づけられている。本講義は、「言語」に注目し、文学的視点、構造学的視点、心理学的視点による教材分析、その結果を踏まえ言語能力育成を効果的におこなうための授業開発をおこない、 主体的・対話的で深い学びを実現するための次世代型の国語を創造することを通して教科教育の根幹をなすための国語教育のありかたをさぐることを目的とする。


教授 中松豊(なかまつ ゆたか)

所属学会◆

日本応用動物昆虫学会・日本生物教育学会・Asian Association for Biology Education

主な著書◆

・バイオロジカルコントロール第2版(2022.04)
・寄生バチと狩りバチの不思議な世界 (2020.06)
・伊勢神宮の森に棲息する生き物どうしの関係-寄生蜂の生活について(2020.03)
・昆虫を使った教材開発を持続可能な理科教育支援(2018.02)
・Recent Advances in the biochemistry, toxicity, and mode of action of parasitic wasp venoms (2007.11)

主な論文◆

・蛍光インクを異物として用いた昆虫の血球による食作用の観察 (生物教育、2021)
・Cky811 protein expressed by polydnavirus and venom gland of Cotesia kariyai regulates the host Mythimna separata larvae immune response function of C-type lectin responsible for foreign substance recognition which suppresses its melanization and encapsulation (Archives of Insect Biochemistry And Physiology. 2021.04)
・高等学校生物基礎におけるアワヨトウ幼虫の血球を使った簡易かつ明瞭な食作用の観察・実験 (昆虫と自然.2021.03;56(3):31-34)
・Meteorus pulchricornis (Wesmael) (Hymenoptera, Braconidae) teratocytes release Mp19 protein in MpVLP, suppressing the function of hyper-spreading hemocytes in Mythimna separata (Current Topics in Biochemical Research. 2017;17 77-94)
・Potential Host Range of the Larval Endoparasitoid Cotesia vestalis (=plutellae) (Hymenoptera: Braconidae) (International Journal of Insect Science. 2017; 9 1-12))

担当科目◆

教科教育特論(理科教育)

文部科学省の小学校学習指導要領の理科においては、小学生に実感を伴った理解をさせることが重要であり、授業において実験・観察を多く取り入れなければならないと記してある。本講義では理科の授業における実験・観察の意義と授業への導入方法、また、実験・観察をする上での配慮する点や技術的な手法、また新たな簡易実験などの開発方法などを修得することを目的とする。


教授 吉田直樹 (よしだ なおき)

所属学会◆

日本心理学会、日本教育心理学会、日本発達心理学会、人間環境学会

主な著書◆

『現代応用社会心理学講座2:快適環境の社会心理学』(共著、ナカニシヤ出版、2001.6)

主な論文◆

「スクールカウンセリングにおける相談室の環境セッティングについて」(『学校カウンセリング研究』10、2008.12)

担当科目◆

発達心理学特論

発達心理学に関する理論と研究法を発生的アプローチの観点から学習した上で、生活環境との相互作用の中で繰り広げられる適応の様相を学ぶ。

教育評価・心理検査特論

学校臨床の場で用いられる心理検査を中心に、その理論と技法を学び、結果の解釈について事例をもとに考える。

教育相談特論

学校における教育相談について、理論的に考察するだけでなく、実際的な事例をもとに課題を見出し、解決を導くアプローチに関して議論する。

心理教育的アセスメント基礎実習

学校場面で広く用いられる知能検査法・発達検査法を中心に演習し、アセスメントを活かすためのアプローチやテストバッテリーの組み方について考える。

学校カウンセリング・コンサルテーション基礎実習

学校カウンセリングの理論と方法を習得し、学校の中でカウンセリング・コンサルテーションを実践するための基礎技能を身につける。


教授 渡邉賢二(わたなべ けんじ)

所属学会◆

日本教育心理学会、日本心理学会、日本発達心理学会、日本青年心理学会、日本家族心理学会、日本カウンセリング学会、
日本学校カウンセリング学会、日本学校心理学会

主な著書◆

「思春期の母親の養育態度と子育て支援-母親の養育スキルとは-」(単著、ナカニシヤ出版、2013)
「理想化した親の像が崩れるとき-変化していく子どもと親の関わり方」(金子書房、2013)
「家族のための心理学-「家庭内暴力と家族心理臨床」」(共著、保育出版、2005)
「青年期発達百科事典-「養育の実践とスタイル」」(共著、丸善出版、2014)

主な論文◆

「教師・保護者・友人からの賞賛と自尊感情、学校適応感との関連」(皇學館大学紀要、2020)
「青年期の親子関係をどのように捉えるか?-水本論文へのコメント-」(青年心理学研究、2020)
「児童期後期から青年期前期の子どもと母親が認知する養育スキルと母子相互信頼感、子どもの心理的適応との関連:母子ペアデータによる検討」(発達心理学研究、2020)
「小学校における読み書き障害の検査とアセスメント」(臨床発達心理実践研究、2019)
「保育者の信頼感尺度の作成-幼稚園教諭と保育士別の専門性との関連-」(皇學館大学紀要、2019)
「思春期の子どもをもつ母親の養育ストレスと心理的ストレス反応、養育態度との関連」(皇學館大学教育学術研究論集、2019)
「保育者のストレスと専門性との関連-幼稚園教諭と保育士の比較より-」(皇學館大学紀要、2018)
「中学校における学校規模の社会的スキルトレーニングの実践-社会的スキルと自己効力感の変化-」(皇學館大学紀要、2017)

担当科目◆

教育心理学特論

教育現場で頻発している不登校やいじめなどの問題に教育心理学の知見がどのように応用できるか。具体的な事例やワーク、議論によって実践力を獲得して、新しい指導方法を開発する視点を養う。

教育臨床心理学特論

不登校やいじめなどの問題行動の予防の一環として、教育現場では様々な心理教育が行われており、その理論と実践について理解する。また学級経営について、心理学知見がどのように利用されているか学習する。

教育評価・心理検査特論

子どもの「生きる力」の意味を理解し,その形成・評価のために教育活動の中で教師が留意すべき点を把握するとともに,教師に求められる教育実践について学習する。

学校カウンセリング特論

学校カウンセリングの領域で、不適応や問題行動を抱える子どもやその保護者に対して、有効なカウンセリングについて学習する。
児童生徒の健康で適切な発達を視野に入れた、児童生徒の成長・予防のカウンセリング、措置的なアプローチなどを学習する。


准教授 片山靖富(かたやま やすとみ)

所属学会◆

日本体力医学会、日本肥満学会、日本公衆衛生学会、日本運動生理学会、American College of Sports Medicine (アメリカスポーツ医学会)、東海体育学会、日本体育・スポーツ・健康学会、日本運動疫学会、日本健康支援学会、日本教育医学会、日本臨床運動療法学会、日本介護予防・健康づくり学会、

主な著書◆

『中高年者のための運動プログラム(病態別編)―症例による実際(2.糖尿病1)―』(NAP社、2007.7)
『健康づくりのための体力測定評価法―血液流動性の測定と評価―』(金芳堂、2007.11)
『健幸華齢のためのスマートライフ』(サンライフ企画、2019.6)
『健康運動実践指導者養成用テキスト』(健康・体力づくり事業財団、2024.4)

主な論文◆

Evaluation of blood rheology in patients with cyanotic congential heart disease using the microchannel array flow analyzer. (Clinical Hemorheology and Microcirculation 35, 2006)
運動介入期間中の日常生活における身体活動量の変化が活力年齢および体力年齢に及ぼす影響(体力科学57, 2008)
低頻度介入保健指導プログラム『スマートな若返り教室』の有効性(肥満研究15, 2009)
Determinants of blood rheology in healthy adults and children using the microchannel array flow analyzer. (Clinical and Applied Thrombosis/Hemostasis 16, 2010)
減量教室の講義回数を自由選択した時の効果−体重減少、脱落者数、1年後の体重維持に着目して(日本公衆衛生雑誌60, 2013)
日本人の成人男女が減量支援プログラムに対して抱くニーズーインターネット調査の結果を用いた記述的研究(肥満研究 22, 2016.)
運動習慣を定着することができた運動教室の事例報告―目標設定に着目して―(介護予防・健康づくり研究7, 2020)
運動教室で実践した運動強度が運動習慣の定着に及ぼす影響(教育医学66, 2021)
市民マラソン大会は運動を始める・運動量を増やすきっかけ、運動習慣の維持に関与しているのか?(健康支援24, 2022)
東京2020オリンピックは、大学生のスポーツへの関心や実践状況の向上に貢献したか?(教育医学 69、2024)

担当科目◆

スポーツ・健康学特論

身体活動、運動、スポーツが人の健康の保持増進に及ぼす影響について理解を深め、生涯にわたって健康的な生活を送り、活力ある社会を形成するためのスポーツの在り方を検討することを目的とする。加えて、健康関連指標の測定の方法と評価法についても理解する。