神道学専攻

目的

 神道精神を身につけ、日本文化の歴史と伝統を研究することにより、神道に関わる深い造詣を有する神職及び広い視野から神道を研究する能力を有する人材を育成する。

博士前期課程

基礎科目

授業科目 形態 単位数
神道学研究基礎論 講義 2
神道学研究法演習 演習 2

(平成31年度参考)

基幹科目

授業科目 形態 単位数
神道思想特殊講義Ⅰ 講義 2
神道思想特殊講義Ⅱ 講義 2
祭祀学特殊講義Ⅰ 講義 2
祭祀学特殊講義Ⅱ 講義 2
神道史特殊講義ⅠA 講義 2
神道史特殊講義ⅠB 講義 2
神道史特殊講義ⅡA 講義 2
神道史特殊講義ⅡB 講義 2
神道史特殊講義ⅢA 講義 2
神道史特殊講義ⅢB 講義 2
神道史特殊講義ⅣA 講義 2
神道史特殊講義ⅣB 講義 2
神道古典特殊講義Ⅰ 講義 2
神道古典特殊講義Ⅱ 講義 2
宗教学特殊講義Ⅰ 講義 2
宗教学特殊講義Ⅱ 講義 2
神道思想研究演習Ⅰ 演習 2
神道思想研究演習Ⅱ 演習 2
祭祀学研究演習Ⅰ 演習 2
祭祀学研究演習Ⅱ 演習 2
神道史研究演習ⅠA 演習 2
神道史研究演習ⅠB 演習 2
神道史研究演習ⅡA 演習 2
神道史研究演習ⅡB 演習 2
神道史研究演習ⅢA 演習 2
神道史研究演習ⅢB 演習 2
神道史研究演習ⅣA 演習 2
神道史研究演習ⅣB 演習 2
神道古典研究演習Ⅰ 演習 2
神道古典研究演習Ⅱ 演習 2
宗教学研究演習Ⅰ 演習 2
宗教学研究演習Ⅱ 演習 2

(平成31年度参考)

展開科目

授業科目 形態 単位数
課題研究(研究指導)Ⅰ 演習 2
課題研究(研究指導)Ⅱ 演習 2

(平成31年度参考)


教授 加茂 正典(かも まさのり)

所属学会◆

神道史学会、文化史学会

主な著書◆

『日本古代即位儀礼史の研究』(思文閣出版、平成11年2月)
『神道資料叢刊九 鈴木重胤紀行文集一・二・三・四』(皇學館大学神道研究所、共編著、平成15年3月/平成18年3月/平成21年3月/平成30年3月)
『江戸時代の神宮と朝延』(伊勢神宮崇敬会、平成18年12月)
『小原家文庫資料目録』(皇學館大学佐川記念神道博物館、共編書、平成22年3月)
『訓読注釈 儀式践祚大嘗祭儀』(共著、思文閣出版、平成24年6月)

主な論文◆

「外宮三節祭由貴大御饌私注 ー「粢」考ー」(「皇學館大学神道研究所紀要」16、平成12年3月)
「斎宮歴史博物館所蔵「貞享四年大嘗会悠紀・主基廻立殿之惣図 出 御前催之図」」(「斎宮歴史博物館研究紀要」12、平成15年3月)
「鈴鹿家所蔵『貞享四年〔丁卯〕十一月十六日〔辛卯〕大嘗会悠紀殿御手水具〔并〕神膳等儲居案図』考証」(「皇學館大学神道研究所所報」66、平成16年3月)
「神道研究所所蔵山田以文校訂『貞観儀式』十巻」(「皇學館大学神道研究所所報」83、平成24年12月)

担当科目◆

神道史特殊講義Ⅰ

 日本古代の朝廷祭祀・儀式研究として、『(貞観)儀式』巻二・三・四の「践祚大嘗祭儀」、巻五の「譲国儀」・「天皇即位儀」、及び関連する『延喜式』巻七「践祚大嘗祭式」その他を精確に講読します。本特殊講義は、天皇即位式の儀式実態・史的展開とその意義、大嘗祭の祭儀実態・史的展開とその意義、さらには、即位式と大嘗祭の関係と相違に着目して、日本文化の特質を論究すること、また、漢文資料読解に習熟することも主題とします。

神道祭祀研究演習Ⅰ

 神宮の最古の重要古典である『延暦儀式帳』(皇太神宮儀式帳・止由気宮儀式帳)は、延暦23(803)年、伊勢両宮が神祇官に上申した解文(げぶみ)です。本研究演習では、『延暦儀式帳』を逐条講読し、神宮の創祀・式年遷宮・年中恒例祭祀・職制について理解を深めること、また、漢文資料読解に習熟することも主題とします。

教授 河野 訓(かわの さとし)

所属学会◆

日本宗教学会、日本印度学仏教学会、日本道教学会、神道史学会、日本仏教学会

主な著書◆

『観音経事典』(共編著、平成7年11月、柏書房)
『逆引仏教語事典』(共編、平成7年2月、柏書房)
シリーズ・東アジア仏教第1巻『東アジア仏教とは何か』(共著、平成7年4月、春秋社)
『漢梵法華経索引』(共編、平成15年2月、いんなぁとりっぷ社)
『初期漢訳仏典の研究』(平成18年3月、皇學館大学出版部)
『漢訳仏伝研究』(平成19年3月、同)
『中国の仏教 受容とその展開』(平成20年3月、同)
『新アジア仏教史06中国Ⅰ南北朝 仏教の東伝と受容』(共著、平成22年12月、佼成出版社)
『世界宗教百科事典』(共編著、平成24年12月、丸善)
『宗教都市伊勢における神仏分離と寺院・神祠の景観変化に関する歴史的研究』(共編著、平成25年3月、科学研究費補助金研究成果報告書)
『よくわかる宗教学』(共編著、平成27年3月、ミネルヴァ書房)
『明治維新期の神仏分離政策の波及と宗教都市伊勢の神仏分離』(平成28年3月、科学研究費補助金研究成果報告書)

主な論文◆

「中国に於ける縁起思想の受容」(『宗教研究』66巻2号)
「中国仏教における人の理解と「自然」」(『中国-社会と文化』第8号)
「漢訳仏典における「神」の研究」(『神道史研究』49巻1号)
「「中有」「神」漢訳考」(『東アジア仏教研究』創刊号)

担当科目◆

宗教学特殊講義

 インドから東アジアに伝わった仏教は漢語に訳された漢訳仏典によって中国や日本に受容された。仏教には深遠な思想も含まれているが、そのおこりはブッダという悟りを開いたとされるいわゆる一人の人物である。そのブッダの生涯について書かれた仏伝は次第に潤色されてゆき、インドでも、中国でも、種々の仏伝が人々には読まれた。この時間は中国で成立した漢文の仏伝を比較しつつその生涯を明らかにしてゆく。

宗教学研究演習

 インドで発生し、東アジアに大きな影響を与えた宗教に仏教がある。しかし、仏教が東アジアに伝来する以前にすでに中国には儒家思想や道家思想など種々の高度な思想があり、宗教的にも独自のものをもっていた。仏教が中国に流入すると、周辺民族は「えびす」(胡、夷など)であると見る中華思想を有していた中国思想界は仏教をえびすの教えとして排除しようとする。その一方で、中国在来の教えとして道教が宗教のかたちを取り始め、仏教と対抗しようとする。この演習では、儒、仏、道三教の交渉史を扱う。

教授 中山 郁(なかやま かおる)

専攻◆

宗教学(山岳宗教・修験道研究、シャーマニズム研究、教派神道研究、戦争慰霊研究)

主な著書◆

中山郁『修験と神道のあいだ―木曽御嶽信仰の近世・近代』弘文堂、平成19年
菅原壽清、時枝務・中山郁『木曽のおんたけさん―その信仰と歴史』岩田書院、平成21年

主な論文◆

「東部ニューギニア地域における遺骨収集と慰霊巡拝の展開」『軍事史学』47巻3号、錦正社、2011年
國學院大學研究開発推進センター・阪本是丸 (編),『近代の神道と社会』弘文堂、2020年
中山 郁:御嶽教の変容と神道家

担当科目◆

神道学研究基礎論Ⅰ

本授業では、博士課程プログラムでの就学に必須となる研究者としての基礎知識を講義するとともに、学会における基本的な発表方法のトレーニングを行う。

祭祀学特殊講義Ⅰ・Ⅱ

本授業では幕末から現代にかけて成立した神道系教団(教派神道、神道系新宗教)について、その成立過程や教え、神道祭式や各教団独自の呪術・宗教的な実践について国学や神道的祭祀との関係性や組織的特色について考察する。

教授 新田 均(にった ひとし)

所属学会◆

日本公法学会、比較憲法学会、憲法学会、日本宗教学会、宗教法学会、日本思想史学会

主な著書◆

『近代政教関係の基礎的研究』大明堂
『「現人神」「国家神道」という幻想』神社新報社

主な論文◆

「近代政教関係研究についての一試論」『皇學館論叢』31-1
「『国家神道』論の系譜」(上)(下)『皇學館論叢』31-1・2
「近代日本政教関係の時代区分について」
憲法政治学研究会編『近代憲法への問いかけ』成蹊堂

担当科目◆

神道史特殊講義Ⅳ

近代日本の政教関係について、拙著『「現人神」「国家神道」という幻想』を用いて講義する。近代日本の政教関係についての詳しい知識の他に、修士論文をまとめていく際の要点についても講義する。

神道史研究演習Ⅳ

『近代政教関係の基礎的研究』におさめている諸資料を読んでいく。一つの資料につき、一人が担当者となって、意味や背景にある事実などについて調べてもらうことにする。

教授 橋本 雅之(はしもと まさゆき)

所属学会◆

萬葉学会、上代文学会、古事記学会

主な著書◆

『日本人の〈原罪〉』平成21年1月 講談社現代新書(共著)
『古風土記の研究』平成19年1月 和泉書院
『古風土記並びに風土記逸文語句索引』平成11年10月 和泉書院

主な論文◆

「古風土記における過去と現在」平成13年1月
「古風土記の世界観と編纂思想」平成14年9月
「古風土記における地理と説話」平成15年11月
「『常陸国風土記』の文体-「存」を中心にして-」平成21年7月

担当科目◆

神道古典特殊講義

 古事記・日本書紀・風土記を中心として、日本神話や逸話伝承の特色、宗教的・文化的意義について講義します。最新の研究成果を紹介しながら、これからの研究方法を考えていきたいと思います。

神道古典研究演習

 特殊講義をベースとして、古典テキストの訓話注釈をおこないます。古典資料の読み方、中国文学の影響などの多方面からテキストクリティークをおこない、研究者として調査方法をマスターしてもらいます。

教授 松本 丘(まつもと たかし)

所属学会◆

神道史学会、神道宗教学会、明治聖徳記念学会、鈴屋学会

主な著書◆

『尚仁親王と栗山潜鋒』平成16年5月 神道史学会
『垂加神道の人々と日本書紀』平成20年7月 弘文堂

主な論文◆

「近世に於ける祭政一致思想の展開」(阪本是丸編『国家神道再考』平成18年10月 弘文堂)

担当科目◆

神道史特殊講義Ⅲ

 江戸時代に隆盛した垂加神道関係の書物を用いながら、山崎闇斎を始めとする同神道派諸家の思想について考える。

神道史研究演習Ⅲ

 江戸時代中期に起こった宝暦・明和事件関連の諸資料を講読し、当時の朝幕関係や尊王思想の実際について考察する。

准教授 板東 洋介(ばんどう ようすけ)

所属学会◆

日本倫理学会、日本思想史学会、比較思想学会、神道史学会

主な著書◆

『徂徠学派から国学へ─表現する人間』平成30年3月 ぺりかん社

主な論文◆

「荻生徂徠と芸道思想」平成26年12月 『思想』1112号
「悲泣する人間─賀茂真淵の人間観」平成24年3月『倫理学年報』第61集

担当科目◆

神道思想史特殊講義Ⅰ・II

 中世・近世の神道書や神典注釈を手がかりに、「正直」「祓」「穢れ」などの神道の基本範疇の思想史的かつ哲学的な内実を論ずる。

博士後期課程

基礎科目

授業科目 形態 単位数
神道思想特殊研究Ⅰ 演習 2
神道思想特殊研究Ⅱ 演習 2
祭祀学特殊研究Ⅰ 演習 2
祭祀学特殊研究Ⅱ 演習 2
神道史特殊研究ⅠA 演習 2
神道史特殊研究ⅠB 演習 2
神道史特殊研究ⅡA 演習 2
神道史特殊研究ⅡB 演習 2
神道史特殊研究ⅢA 演習 2
神道史特殊研究ⅢB 演習 2
神道史特殊研究ⅣA 演習 2
神道史特殊研究ⅣB 演習 2
神道古典特殊研究Ⅰ 演習 2
神道古典特殊研究Ⅱ 演習 2
宗教学特殊研究Ⅰ 演習 2
宗教学特殊研究Ⅱ 演習 2

(平成26年度参考)

基幹科目

授業科目 形態 単位数
特殊課題研究ⅠA 演習 2
特殊課題研究ⅠB 演習 2
特殊課題研究ⅡA 演習 2
特殊課題研究ⅡB 演習 2
特殊課題研究ⅢA 演習 2
特殊課題研究ⅢB 演習 2

(平成31年度参考)


教授 河野 訓(かわの さとし)

宗教学特殊講義

 インドから東アジアに伝わった仏教は漢語に訳された漢訳仏典によって中国や日本に受容された。仏教には深遠な思想も含まれているが、そのおこりはブッダという悟りを開いたとされるいわゆる一人の人物である。そのブッダの生涯について書かれた仏伝は次第に潤色されてゆき、インドでも、中国でも、種々の仏伝が人々には読まれた。この時間は中国で成立した漢文の仏伝を比較しつつその生涯を明らかにしてゆく。

教授 新田 均(にった ひとし)

神道史特殊研究Ⅳ

 前期課程で行った講義や演習の基礎の上に、近代神道の特徴、意義、問題点をさらに深く理解し、調査研究することを目的とする。特に、先行学説の整理検討の仕方、既成概念の枠を超える発想、着実な事実把握の要点、論文執筆の上で必要な技術についての理解を深めるように指導していきたい。

教授 橋本 雅之(はしもと まさゆき)

神道古典特殊研究

 特殊講義をベースとして、古典テキストの訓話注釈をおこないます。古典資料の読み方、中国文学の影響などの多方面からテキストクリティークをおこない、研究者としての調査方法をマスターしてもらいます。