キャンパスダイアリー学生生活

旧長谷川治郎兵衛家(松阪市)でSPレコード鑑賞会を実施【11月5日】

2023.11.15(水)

11月5日(日)、松阪市の旧長谷川治郎兵衛家で、学芸員課程を履修する学生有志(国史3年:小﨑清礼、仲野里香、山本謙利)が蓄音機でSPレコードを聴くコンサートを行いました。

この企画は、同館で学芸員を務める扇野耕多さん(本学国史学科卒業生)が立案したもので、約1か月前からタイムスケジュールや選曲について学生たちと相談して準備を行いました。

コンサート当日は、楽曲解説と蓄音機の操作のほぼ全てを学生が分担し、部分的に国史学科の長谷川怜准教授が補助しました。

使用した蓄音機は大正時代と昭和時代に製造されたもので、約80年~100年を経過した現在も美しい音楽を奏でます。

コンサートには30名以上の来館があり、「銀座カンカン娘」「リンゴの唄」「ムーンライトセレナーデ」など懐かしい音楽に耳を傾け、非常に好評を博しました。またやってほしいという声も多く、今後も皇學館学生による蓄音機コンサートが続いていくことになりそうです。

蓄音機とSPレコードという歴史資料を実際に取扱い、なおかつ多くの方々の前で解説するというのは大きな緊張もありましたが、学芸員課程の授業で身に付けたことを活かし、学生たちは堂々と約1時間の講座を運営していました。なお、今回の企画に関わった3人は、図書館で展示を行うという今年度のチャレンジプロジェクト「皇學館ULCプロジェクト」のメンバーでもあり、展示から教育普及活動まで様々な実践活動を展開しています。

 

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