国文学専修総合人文学専攻

目的

国語や国文学の文献・現象を適切かつ深く解釈する能力と、広い視野から独自の問題を見出してその研究を行う能力を有する人材を育成する。

教員一覧

教 授

大島 信生

上代文学・国語学

木村 尚志

中世文学

齋藤 平

日本語学

田中 康二

近世文学

松下 道信

漢文学・中国宗教思想(道教)

博士前期課程(令和9年度予定)

基幹科目

授業科目 形態 単位数
総合人文学研究基礎論 講義 2
古典文学特殊講義ⅠA 講義 2
古典文学特殊講義ⅡA 講義 2
古典文学特殊講義ⅠB 講義 2
古典文学特殊講義ⅡB 講義 2
古典文学特殊講義ⅠC 講義 2
古典文学特殊講義ⅡC 講義 2
古典文学特殊講義ⅠD 講義 2
古典文学特殊講義ⅡD 講義 2
近代文学特殊講義Ⅰ 講義 2
近代文学特殊講義Ⅱ 講義 2
国語学特殊講義Ⅰ 講義 2
国語学特殊講義Ⅱ 講義 2
漢文学特殊講義Ⅰ 講義 2
漢文学特殊講義Ⅱ 講義 2
古典文学研究演習ⅠA 演習 2
古典文学研究演習ⅡA 演習 2
古典文学研究演習ⅠB 演習 2
古典文学研究演習ⅡB 演習 2
古典文学研究演習ⅠC 演習 2
古典文学研究演習ⅡC 演習 2
古典文学研究演習ⅠD 演習 2
古典文学研究演習ⅡD 演習 2
近代文学研究演習Ⅰ 演習 2
近代文学研究演習Ⅱ 演習 2
国語学研究演習Ⅰ 演習 2
国語学研究演習Ⅱ 演習 2
漢文学研究演習Ⅰ 演習 2
漢文学研究演習Ⅱ 演習 2

(令和9年度予定)

展開科目

授業科目 形態 単位数
課題研究(研究指導)Ⅰ 演習 1
課題研究(研究指導)Ⅱ 演習 1
課題研究(研究指導)Ⅲ 演習 1
課題研究(研究指導)Ⅳ 演習 1
総合人文学研究法演習 演習 2
関係外国史研究演習 演習 2
関係外国史特殊講義 講義 2
国史学研究法(資料論) 講義 2

(令和9年度予定)


学長 齋藤 平(さいとう たいら)

担当科目◆

国語学特殊講義Ⅰ・Ⅱ

山田孝雄『日本文法学概論』を読み、山田文法の重要概念について考察する。

国語学研究演習Ⅰ・Ⅱ

文字は別字であっても音や形によって相通させる場合がある。そこにある規則性については明らかになっていない。 字形が近似している漢字について『校本萬葉集』の異同に基き考察する。


教授 大島 信生(おおしま のぶお)

担当科目◆

古典文学特殊講義ⅠA・ⅡA

万葉集についての講義。まず万葉集について概説し、その後、一首ずつその本文と訓・解釈について考察する。新しい研究成果も取り入れ、新見が出せるよう努めたい。古事記についても述べていきたい。

古典文学研究演習ⅠA・ⅡA

演習の目的は、訓詁注釈に根差した万葉集研究法の修得である。研究は、万葉歌の本文及び訓を定めることから始める。その上で解釈に進んでいく。本文・訓の検討から解釈に至るまで、自分で結論が導き出せるようにする。古事記についても対象とする。


教授 木村 尚志(きむら たかし)

担当科目◆

古典文学研究演習ⅠB

藤原為顕『和歌淵底秘抄』を精読し、「句移り」「次目」「親句」「疎句」などの用語に即して、その歌論的特質を読み解く。為顕は和歌を意味内容ではなく、「心・詞・文字の響」の重なりとして把握し、三十一字全体に宿る「命」を論じた。本演習では、とくに親句・疎句論を『詠歌一体』の系譜に位置づけ、さらに心敬『ささめごと』の連歌論への継承という観点から、中世後期の和歌観との連続性を考察する。

古典文学研究演習ⅠB・ⅡB

為顕の歌学を総合的に展開した『竹園抄』を精読し、中世歌論におけるその位置を検討する。同書は、親句・疎句論を前提に、五音相通・五音連声・対言・畳句・風傍などの技法と倫理を体系化した点に特色がある。本授業では、こうした理論を単なる技巧論としてではなく、『詠歌一体』に示された為家歌学の展開として捉え、心敬の連歌論や芭蕉へと連なる「詠歌に宿る命」の思想との連続性を明らかにする。


教授 田中 康二(たなか こうじ)

担当科目◆

古典文学特殊講義ⅠC・ⅡC

古典文学作品へのアプローチとして、俗語訳(口語訳)を取り上げ、それが近世期を通して成立し、国文学を理解し研究する方法として定着する過程を探究する。

古典文学研究演習ⅠC・ⅡC

本居宣長『古今集遠鏡』と尾崎雅嘉『古今集鄙言』を比較検討し、古典文学作品を上方語に翻訳する手法の共通点と相異点について具体的に検討する。


教授 松下 道信(まつした みちのぶ)

担当科目◆

漢文学特殊講義Ⅰ・Ⅱ

中国近世期に成立し、中国のみならず、日本を含む周辺諸国にまで大きな影響を与えた朱子学は、仏教や道教など他の思想との競合や融合の中で成立し、展開した。本講義では資料に基づき、朱子学にとどまらず、近世に展開した儒道仏三教交渉の実像に迫りたい。

漢文学研究演習Ⅰ・Ⅱ

本演習では、資料の読解力をつけるだけでなく、工具書の使用方法を習得し、あわせて当時の学術的なあり方への理解を深めることを目的とする。具体的には、『四庫全書』子部儒家類に見える項目に従いつつ、提要だけでなく、その書を著した人物の伝記、さらに著作を確認し、正確な読解を行う。


博士後期課程(令和9年度予定)

基幹科目

授業科目 形態 単位数
古典文学特殊研究ⅠA 演習 2
古典文学特殊研究ⅡA 演習 2
古典文学特殊研究ⅠB 演習 2
古典文学特殊研究ⅡB 演習 2
古典文学特殊研究ⅠC 演習 2
古典文学特殊研究ⅡC 演習 2
古典文学特殊研究ⅠD 演習 2
古典文学特殊研究ⅡD 演習 2
近代文学特殊研究Ⅰ 演習 2
近代文学特殊研究Ⅱ 演習 2
国語学特殊研究Ⅰ 演習 2
国語学特殊研究Ⅱ 演習 2
漢文学特殊研究Ⅰ 演習 2
漢文学特殊研究Ⅱ 演習 2

(令和9年度予定)

展開科目

授業科目 形態 単位数
特殊課題研究Ⅰ 演習 2
特殊課題研究Ⅱ 演習 2
特殊課題研究Ⅲ 演習 2
特殊課題研究Ⅳ 演習 2
特殊課題研究Ⅴ 演習 2
特殊課題研究Ⅵ 演習 2
研究教育能力開発演習 演習 2

(令和9年度予定)


学長 齋藤 平(さいとう たいら)

国語学特殊研究Ⅰ・Ⅱ

学術研究においては、従来存在しない新たな研究方法の開発が重要である。本研究では、これまでに開発された方法について、仮説、検証、結果、考察、結論の構造に組み替えて確認することを目的とする。こうした研究において培われた知見は、社会人となった後、対象が異なっても十分に応用が可能である。


教授 大島 信生(おおしま のぶお)

古典文学特殊研究ⅠA・ⅡA

万葉集について考える。まず万葉集について概説し、その後、一首ずつその本文と訓・解釈について考察する。新しい研究成果も取り入れ、新見が出せるよう努めたい。古事記についても研究の対象としたい。


教授 木村 尚志(きむら たかし)

古典文学特殊研究ⅠB・ⅡB

本演習では、藤原為顕『和歌淵底秘抄』『竹園抄』を精読し、中世歌論の展開を考察する。為顕は和歌を「心・詞・文字の響」の重なりとして捉え、「句移り」「次目」「親句」「疎句」などの概念によって、三十一字全体に宿る「命」を論じた。本授業では、それらを『詠歌一体』の系譜に位置づけるとともに、宗祇・心敬の連歌論、さらに芭蕉へと連なる詩歌観との連続性を視野に入れ、中世後期文学の理論的基盤として読み直す。


教授 田中 康二(たなか こうじ)

古典文学特殊研究ⅠC・ⅡC

近世後期の歌人、海野遊翁の書簡を対象にして、これを正確に読解する力と、それに基づいて書簡を文学研究に活用する方法を模索する。


教授 松下 道信(まつした みちのぶ)

漢文学特殊研究Ⅰ・Ⅱ

道教文献、特に中国近世期に展開した内丹道関係文献を取り上げる。道教文献の読解方法について習熟するほか、儒教や仏教との関係をきちんと押さえた上で、それらが持つ思想的な位置付けまで迫りたい。なお研究対象としては『悟真篇』を取り上げる。