数理教育コース(中高教員)
学びのPOINT
数理教育コース (中高教員)
「数学科の教員になりたい」「子どもたちに数学のおもしろさを伝えたい」「大好きな数学をもっと深く学びたい」こうした要望に応え、教育学部教育学科に令和5年4月より「数理教育コース(中高教員)」を開設します。カリキュラムには、教員に必要な教科教育法や指導法、実践力を身に付ける科目をはじめ、数学の基礎から高い専門性まで幅広く学べる科目を用意。数学の学びを通して自分自身の知見を広げながら、子どもたちに数学の魅力を伝え、豊かな学びを創造する力を育みます。
何を学ぶのか |
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どう学ぶのか |
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将来の進路 |
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カリキュラム

主な科目紹介
数学科教育法
中学・高校の数学教員に必要な知識と実践について修得。
主体的に数学に取り組む数学的活動の内容をはじめ、授業の目的や方法など、中学・高校における数学科教育の指導における知識と実践について修得。さらに、ICTを活用した指導法、教材研究、評価方法、模擬授業などについても学び、これからの数学教育の指導に欠かせない能力を身に付けます。
解析学
微分·積分を用いる大学数学の基礎的な科目のひとつ。
「代数学」「幾何学」と並ぶ大学数学の3大分野のひとつ。微分・積分を用いてさまざまな関数について考察していきます。自然科学の法則など、私たちが生活する世の中のさまざまな現象について多面的な角度から分析。数学の奥深さに触れるきっかけとなる科目です。
代数学
数の代わりに文字を用いた計算の法則・方程式の解法などを主に研究する数学の一つの分野
中学校で2次方程式の解の公式を学び、高等学校では3次方程式の解法を学びます。また、3次方程式や4次方程式には2次方程式のときと同様に解の公式が存在しますが、5次方程式以上の方程式には解の公式は存在しないということが研究により分かっています。
また、ガウスによって発見されたと言われる「複素数係数の n次方程式は複素数の範囲で(重複度も含めて)n個の解を持つ」という代数学の基本定理についても学習することで、数学の奥深さが感じられるはずです。