コミュニケーション学科
学科概要
コミュニケーション学科で学ぶこと
「英語コミュニケーション」、「英語教育コース(中高教員)」「心理学」、「情報」の4コースでの学びを通じて、グローバル社会で活躍し、地域社会の課題解決に貢献できる実践力を養います。教員免許状(中高英語・国語・社会、小学校)はもちろん、心理学や情報関連の資格を取得することができます。
4つの専門コース
グローバル化、地域の持続的発展、対人関係のトラブル増加といった現代社会が直面する課題に対応できる力を英語、心理学、情報の専門的な学びを通じて身につけます。
実践的な英語力の養成
ステップ・バイ・ステップの海外留学プランやeラーニングを活用して実践的な英語運用能力を身につけ、TOEICや英検などの資格試験にも積極的にチャレンジします。
英語教育コース(中高教員)においては英語力を培うとともに英語の教え方についても実践的に学びます。
日常生活に直結した心理学の学習
心の健康、心の発達、動機づけ、人間関係といった身近な心理学的テーマについて学ぶだけでなく、実験、調査、検査といった心理測定の技能も身につけます。
情報・データリテラシー力を磨き上げる
情報の収集、分析、加工、発信について系統的に学び、実際にホームページやプログラム等の制作を通じて、実践的なスキルを身につける。
学科Topics
学びのフィールドは教室だけではありません。
フィールドワーク
ゼミによっては、それぞれの研究内容に合わせてフィールドワークを行います。
●豊住・メイヨー・川村・玉田ゼミ
国際都市であるシンガポールを訪れ、多文化、多言語が混在する社会生活の実態を体験してきました。また現地の人々と英語でコミュニケーションを図り、自分の英語力を確認し、今後の学習の課題を探求しました。
●張ゼミ
インドネシアを訪れ、ソロ市街地にあるマンヌグラン王宮やスクー寺院、ジョグジャカルタ市のクラトン王宮やブリンハルジョ市場を見学して異文化を体験するとともに、観光施設の通信環境や交通環境について日本と比較・考察しました。
●芳賀ゼミ
沖縄県の那覇市、渡嘉敷島、恩納村、名護市を訪れ、沖縄の自然環境や琉球王国の文化的特徴を調査しました。また、観光者向けの案内図やピクトグラムなどの視覚表示を調査し、ユーザーフレンドリーな表示について考察しました。
●中山・髙沢ゼミ
韓国は済州、釜山を訪れました。儒教思想が残る地で、日本との比較文化心理学的考察を行いました。また、観光によるストレス軽減についても考察する機会となりました。
心理系エキスパート・プログラム
心理学の基礎的な知識と測定技法を修得していることを認定する「認定心理士」の資格に加え、国家資格の「公認心理師※」取得に必要な学部プログラムを用意。医療・教育・福祉分野など多彩な職場での活躍が期待できます。
(※公認心理師の受験資格を得るには、学部卒業後に他大学大学院での科目履修もしくは2年以上の実務経験が必要となります)
語学研修・セメスター留学
カナダのヨーク大学に3週間滞在し、本場の英語を学びながら現地の学生たちと異文化交流を体験する「ヨーク大学夏季語学研修」、大自然の国ニュージーランドにあるワイカト大学で、ホームステイをしながら英語を学ぶ「ワイカト大学春季語学研修」、フィリピンとマレーシアの語学専門学校やアジア・パシフィック大学などで1か月間集中的に英語を習得するアジア圏での語学研修など、目的や日程に合わせて選べる多彩なプログラムがあります。
セメスター留学では、秋セメスターの期間、英語教育に定評のあるヨーク大学やワイカト大学で学び、英語の運用能力を総合的に高めます。本学共通科目の単位として認定されます。
高校生英語スピーチコンテスト
全国の高校生が、日頃の英語力とプレゼンテーション力を競うスピーチコンテストを毎年開催しています。イベント自体も英語で進行され、コミュニケーション学科の学生が英語で司会進行を務めます。
コース紹介
英語コミュニケーションコース / 英語教育コース(中高教員)
英語を用いて自分の意見を他者に的確に伝え、日本の歴史・伝統・文化を理解した上で世界に発信することができる力を養います。また、そのような力を中学校・高等学校における英語教育の場面で発揮できる教員を養成します。さらに、海外留学プログラムやeラーニングを活用して実践的な英語運用能力を身につけます。
何を学ぶのか |
|
---|---|
どう学ぶのか |
|
将来の進路 |
|
心理学コース
心理学の幅広い知識と心理測定の基礎技能を身につけ、人間関係の形成支援や心の健康の保持・増進に役立つ実践力を養います。
何を学ぶのか |
|
---|---|
どう学ぶのか |
|
将来の進路 |
|
情報コース
ICT(情報通信技術)を通して地域社会の現状と課題を観察し、その解決と発展のための方策を考えるために必要となる、データ解析能力とICTのリテラシーを習得することをめざします。
何を学ぶのか |
|
---|---|
どう学ぶのか |
|
将来の進路 |
|
講義の特色
注目の科目 pick up!
英語科教育法Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ
英語教員に必要な実践力を養成
英語教員免許取得希望者のための必修科目として,グローバル時代の中学校・高等学校英語教員として必要とされる基礎的な英語教育学の知識と英語指導力を身につけることを目的とします。
Japanese Culture and History
日本文化を英語で発信する
有意義なコミュニケーションとは一方通行の情報伝達ではなく、意見交換です。他の国の人たちと話す時に、相手の話す内容をよく聴いてから自分の意見を述べ、自国のことを説明できることが理想です。この授業では、接客、通訳、案内などの会話場面を想定し、高度な英語を用いて、日本の「歴史・文化」について説明できることを目的とします。日本の歴史と文化を多様な観点から考え、その特質を理解して英語で発信することをめざします。This class is taught only in English!
臨床心理学概論
心の健康と対人支援について考える
臨床心理学の実践である心理臨床の基本を学び、カウンセリングの営みについて理解することを目指します。他者の心と向き合う実践に必要な配慮と技法についての学びを通じ、対人支援の基礎的な知見の習得を試みます。
心理学実験Ⅰ・Ⅱ
心の測定技能を身につける
受講者自らが実験者(検査者)および研究対象者として参加体験し、心理実験、心理検査、質問紙調査の実施方法、データ解析方法、報告書作成方法を習得することを目的とします。
情報科学概論
情報科学の歴史・人工知能の発展・データサイエンスの現状などを学ぶ。
情報革命の流れを理解したうえで、情報科学の数学基礎、情報システムの構成とコンピュータのしくみ、情報の表現・伝達、データの扱い方、情報セキュリティーなどについて、広く学ぶ。
プログラミングⅠ
Python言語の文法や
アルゴリズムを演習形式で修得。
Python言語によるプログラミングに関する知識を習得し、実際のプログラミングの過程を理解。基本的な知識と技術を身につけたうえで、実践的な演習を通して、応用的なプログラミングについて学びます。