現代日本社会学部
現代日本社会学部について
多角的な視点から現代日本の
課題解決策を構想できる人材を育成
学科・コース


現代社会が抱える様々な問題や課題を、多様な見方、解釈、手法を組み合わせることによって解いていける力を磨くのが現代日本社会学部です。この力を身につけるには、変えるべきもの、変えてもかまわないものと、変わらないもの、変えてはならないものを理解し、変えてはならないものを守りつつ、変えるべきものを大胆に変えるという姿勢が必要です。本学部では「皇学入門」「日本国家論」などの科目によって、変わらない日本の本質を理解すると同時に、「イノベーション論」「公共政策論」などの科目によって、変えるべきものを変える手法を学びます。
さらに、現代日本の諸問題を「経営革新」「地域創生」「福祉展開」「文化発信」という四つの専門的な視点から多角的に捉えることによって、これまでになかった解決策を構想する力を養います。
現代日本社会学科に関するお知らせ
- 令和4年9月28日現代日本社会学科
- 「公務員コンプリートプログラム」の成果~三重県職員(福祉技術)採用試験に合格~
学部長メッセージ

現代日本社会学部長新田 均
現代日本社会学部が扱う4つの学問、「経営革新」「地域創生」「福祉展開」「文化発信」は、すべて多彩な価値観が複雑に交錯し、容易に答えを導き出すことができない分野です。たとえば、公務員や政治家の活動では簡単に「正解」が見つけられないのが現実です。ただ一つ、正解に近づく方法があるとすれば、自ら行動する中で、より良い結果を模索し続けることしかありません。本学部は、ただ一つの「正解」を教えたいのではありません。歴史や伝統に裏付けられた従来の情報を正しく学び、学生一人ひとりがそれらを組み合わせることで、これまでにない「新しい価値を主体的に創り出す力」を養成したいのです。換言すれば、文科系総合学部にしかできないイノベーションを起こす“攻め”の人材を育成したいのです。そのために、教室の中だけでの学びにとどまることなく、学生・教員ともに社会や地域のリアルな課題に正面から向き合っています。これまでも「現代日本塾」や「大学生テレビ局」「産業社会実習」「地域再生論」、SBP(ソーシャル・ビジネス・プロジェクト)の支援などの取り組みを通して“本物”に触れる機会を用意してきました。今後も、私たちは社会に新しい価値を提供できる人材育成をめざして挑戦を続けます。
分野紹介 / 将来の進路
経営革新コースで学ぶこと
- リーダーシップ
- マネジメント
- マーケティング
- 政治・経済・経営・憲法問題
- 外交・歴史問題
福祉展開コースで学ぶこと
- 現代の社会福祉に関する課題
- 福祉国家のあり方や政策的課題の解明
- 社会福祉援助技術(ソーシャルワーク)
- 社会福祉学の理論
地域創生コースで学ぶこと
- 家族、コミュニティ、産業、キャリア、医療、教育等の諸問題
- 地域・社会構造や過程の理解・分析
- 社会情報技術(収集・分析・発信)
- 社会調査の方法
文化発信コースで学ぶこと
- 物づくり(建築・工芸)
- 人づくり(礼法・芸能・文学・歴史)
- 伝統の中の智恵、国家像、人間像、土地柄
- 日本文化の本質・本源
将来の進路
- 国家・地方公務員
- マスコミ・出版、メディア関係
- 起業家
- 一部・ニ部上場企業
- 家業継承
- 伝統産業・地場産業
- 中堅企業・中小企業
- 社会福祉士
- 精神保健福祉士
取得できる免許・資格
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