お知らせ

展示「文字資料にみる伊勢御師」のお知らせ

図書館

令和3年11月5日(金)

図書館2階展示コーナーにて、展示「文字資料にみる伊勢御師」を開催しています。
展示にあたり、神道博物館 小林郁先生にご協力いただきました。
お時間のあるときに是非図書館までお越しください。
また「図書館出張展示」として受付担当前に設置したipadでも展示の様子をご覧いただけます。

以下、展示趣旨です。

「御師」とは、特定の寺社に所属し、信者の祈祷や参詣時の案内・宿泊などを取り計らった者のことで、平安時代頃には多くの寺社で見られました。なかでも、伊勢の神宮の場合は「伊勢御師」と呼ばれ、中世から近世にかけての伊勢参宮ブームの火付け役として知られています。宇治・山田の両町に居を構えた伊勢御師は、最盛期には800軒を超えたとされており、その活動範囲は日本全国に及び、中世以降の伊勢信仰の浸透に大きな影響を及ぼしました。
令和3年(2021年)は、伊勢の御師制度が廃止されて150年となります。この節目の年を迎えるにあたって、附属図書館が所蔵している文献資料を通じ、改めて伊勢御師について見ていきたいと思います。

 

期間:令和3年11月2日(火)~12月2日(木)
場所:図書館2階展示コーナー

 

※現在、開館内容の一部が変更となっております。詳しくは、附属図書館ホームページの「お知らせ」→「附属図書館開館内容変更について」をご確認ください。