心理系エキスパート・プログラムキャリア・コンパス NEXT

教育分野や福祉分野で
活躍する心理系エキスパートを養成

文学部コミュニケーション学科では、心理学の基礎的な知識と測定技法を修得していることを認定する「認定心理士」と、国家資格の「公認心理師※」取得に必要な学部カリキュラムを用意。教育・福祉分野など多彩な職場での活躍が期待できます。

認定心理士をめざす学生は、「心理学概論I・II」や「心理学実験I・II」などの基礎科目12単位以上、および「発達心理学」、「感情・人格心理学」、「産業・組織心理学」などの選択科目など24単位以上、合計36単位以上を卒業までに取得します。

公認心理師をめざす学生は、公認心理師法に規定された25科目をすべて履修し、単位を修得する必要があります。4年次の「心理実習」では、保健医療、福祉、教育などの施設に赴き、心理職の現場を体験します。 卒業後は他大学大学院での研究・実習、または指定施設における2年間の実務経験を経て受験資格が与えられます。

教育分野や福祉分野で活躍する心理系エキスパートを養成
2つの資格取得をめざして、
心理系分野のエキスパートに!
認定心理士 公認心理師 ※国家資格
心理学に関する基礎知識・技術を学んだことを証明する、社団法人日本心理学会認定の民間資格です。心理学の基礎資格として、専門職をめざすためのスタートラインになります。人と関わる仕事やボランティア活動などで知識・技術を活かすことができます。 平成29年に誕生した心理職初の国家資格です。保健医療、福祉、教育その他の分野で、心理学に関する専門家として活動することができます。心理査定、心理面接、関係者への面接、心の健康に関する教育・情報提供活動の4つが業務として定められています。

Pick up トピックス

心理学実験Ⅰ・Ⅱ

実験、質問紙調査、検査などの心理測定の技能を身につける

目に見えない「心」を理解するためには、行動や発話を丁寧に分析することが必要です。「心理学実験Ⅰ・Ⅱ」では、知覚、学習、記憶、パーソナリティ、知能などを測定するための基本的技能、データ分析方法、研究レポートの作成方法を学びます。この授業で身につけたことは、人間理解、教育、対人援助に役立つことが期待されます。

実験、質問紙調査、検査などの心理測定の技能を身につける
ストループ効果の実験

目指す進路

心の健康や対人関係を支援する場面で活躍します。

  • 国家公務員(家庭裁判所調査官補、法務教官など)
  • 地方公務員(児童心理司、心理判定員など)
  • スクールカウンセラー・企業内カウンセラー
  • 介護福祉施設の職員
  • 病院や診断所の職員