皇學館Journal

活発なディスカッションから自分の世界が広がる。

文学部 コミュニケション学科 玉田ゼミ

活発なディスカッションから自分の世界が広がる。


様々なテーマについてディスカッションし、自由に意見交換することで社会で必要とされる能力を磨いています。
様々なテーマについてディスカッションし、自由に意見交換することで社会で必要とされる能力を磨いています。

ゼミでは、「ことばと文化」に関連する文献を全員で講読し、毎回、代表学生がテキストの要約やディスカッションの進行を務めます。ディスカッションのテーマは、「国際的志向性はどのように育まれるのか」「英語を学ぶ意欲を持続させるには?」など毎回さまざま。ゼミ生は、自身の経験や興味などの観点から自由に意見や質問を交換し合うことで、読解能力・要約能力・批判的思考力・多面的考察力・プレゼンテーション力の向上をめざします。


また、コーパスと呼ばれる言語データベースを用いた調査もゼミ活動の一つ。令和5年度は、英語のテキストデータを収集し、イギリス英語とアメリカ英語の違いや英語母語話者と日本人英語学習者の英語の特徴の違いについて調査。世代や男女差がある、イントネーションは母語に影響されやすいなど、英語の多様性について理解を深めました。ことばの仕組みや用法を理解し、それを話す人々の考え方や文化について学んだ経験は、グローバル社会で活躍するために役立つ力になるはずです。


玉田 貴裕 准教授
玉田 貴裕 准教授

<教員からのメッセージ>

失敗を恐れず自由に意見交換できる環境作りを大切にしています。

具体的にイメージしながらディスカッションできるよう、身近な事例を多く取り入れるよう心掛けています。また、ゼミ生全員が積極的に参加し、失敗を恐れず自由に質問や意見の共有ができる雰囲気づくりを大切にしています。