文献目録の作成



 論文というのは、何かについて調査・研究した結果を書くものである。「何かについて」というところが大事で、自分の考えだけを書いたものは論文とは言えない。人文科学系の学問の場合、その研究対象となる「何か」は、たいてい文献の形をとっている。文献資料の入手が研究の第一歩である。

 文献目録の作成は、より総合的・網羅的な目録から、自分の研究に必要と思われる文献を抜き出して、自分専用の目録を作る作業である。

 その総合的・網羅的な目録にはさまざまなものがあるが、まず、冊子版のそれを示す。
 特に国文学研究とその周辺にかかわるものを挙げる。ただし、同じ文献とは言っても、書籍の場合と雑誌論文の場合とでは、少々勝手がちがう。それぞれを分けて示す。

 次いで、総合的な目録のデジタル版を紹介する。

パソコンで文献目録をどのように作るか。
なるべく手間をかけず、しかも効果的な作り方を紹介する。それは、特別なソフトウェアを使わないで、安く済ませられる方法でもある。

文献探索の道具
デジタル化文献目録
電脳版目録作成法


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