わが愛用のテキストエディタ


わがエディタ歴(Mac編)

 わたしは、本来Mac派であった。
 したがって、これまで主として使ってきたエディタもMac用のものである。
 今調べてみると、次の3つのエディタを愛機「Power Macintosh G3 DT233」に入れている。

  • YooEdit
  • Edit7
  • システムソフトエディタ 2.0.1
 このうち、最後の「システムソフトエディタ 2.0.1」は製品版で、たしかバージョン1.0の時から買っているはずである。雑誌記事を読んで、「文筆のプロに最適!!」とかいう謳い文句につられて買ったのだと記憶している。
 今思えば、それは、雑誌のちょうちん記事にすぎなかったのだが。
 このエディタの欠点、しかも致命的な欠点は、ファイルの基本的な保存形式がこのソフト特有の形式で、テキストファイルではないところである。
 テキストファイル形式で保存できないテキストエディタなんて、○○○のできない△△△みたいなものだ。
 それと、全体の雰囲気がなんとなく間のびした感じなのもいやだった。
 そんなわけで、バージョンアップにまでつきあったが、結局使わなくなってしまった。

 Edit7は、一時期よく使った。フリーソフトであった。
 Macを使い始めた頃(それは7年前くらいだが)、Macは日本語がまだあまりうまく使えなくて、日本語がインラインで入力できなかった。
 インラインというのは、本文中に直接文字を入れていくこと。こんなことは、今ではあたりまえの技術だが、当時は、それがなかなかむずかしかった。たいていの場合は、本文とは別に長細いボックスが画面上に出てきて、そこに文字が入力され、確定すると、それからおもむろに本文中に文字が現れるという仕掛けになっていた。
 そんな時代に、このエディタは比較的軽やかに文字の入力ができた。
 フリーソフトのマニュアルなども、これで書かれているものが多かったような気がする。
 しかし、これも、その後使わなくなった。
 インラインで比較的スムースに文字入力が可能になってきて、別のエディタに乗り換えたのである。

 現在もっぱら使っているのは、YooEdit 1.63 である。
 なんといっても、軽いのがいい。
 検索についても、十分な機能を有している。
 実を言うと、このWWWのページも、主としてこのYooEdit 1.63 を使って書いた。

 世間の評判は、ほかのエディタの方がいいのかもしれないが、そうした評判を調べてみようとも思わない。
 エディタのような単純な作業に使うソフトは、慣れこそが一番重要なのかもしれない。


これから使うエディタ(Windows編)

 しかし、私は「転びWindows派」でもある。
 しばらく前から、ノートパソコンはWindows機(バイオ)である。
 徐々にメインのデスクトップもWindows機に換えてゆこうかと思案している。

 使っているテキストエディタは、WZ EDITOR4.0である。
 いろいろ考えたが、これを買った。
 まだ、使いこなしているというには程遠い状態だが、なんとか飼い慣らしてゆくことになろう。


今使っているエディタ(2005年)

 上の2項目は、2002年当時の話。
 今は、完全にWindowsに乗り換えてしまったから、エディタもそちらのもの。
 自宅の機械で使っているのは、WZ EDITOR4.0。
 大学で使っているのは、フリーソフトのNoEditor。今、このHTMLもNoEditorで書いている。フリーソフトだが、高機能で、なんの問題もない。

 実は、WZ EDITOR4.0にはちょっと問題がある。長い文章のファイルで文字の全置換をしようとすると、フリーズすることがあるのだ。
 長い文章と言っても、宇治拾遺物語の全文程度のものだから、それほどたいした分量ではない。それがうまく全置換できないのである。
 これはちょっと困っている。自宅も、NoEditorに変えようかと考えている。

 普通に文章を書く時は「ワード」で用が足りているが、レイアウトソフトを使おうとする時や、この文章のように、HTML文書を書こうとする場合には、エディタが不可欠。まだまだ、使うことになると思う。


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