基礎的知識の修得


 専門的な研究文献を蒐集する前に、まず、テーマにかかわる基礎的な知識を得ておこう。

 辞典(事典)は、当該項目に関する、その辞典が作られた時点における最大公約数的な知識が、簡潔に記載されている(はずである)。まず、これを見て、常識的な線を押さえる。ただし、実際には、辞典によってそれぞれの癖があるから、複数の辞典を見比べることが望ましい。
 「電脳式」辞典(事典)の魅力について述べる。

 また、インターネットのWWWは、ある種の世界大百科事典と言うことができる。
 世界中に張りめぐらされた「電網」の中に潜んでいる有用な情報をどう入手するか、基本を述べる。

 テーマにかかわる物体としての「本」についても、勘を養っておきたい。
 「電脳式」研究は、作品をデジタルデータとして扱う。
 このデジタルデータというものがやっかいなのは、実体をつかみにくいことである。
 それを実感をもって扱うために、物体としての本との関係を考えておきたい。

百科事典のすすめ
WWW検索の仕方−基礎の基礎−
「モノ」としての本


←目次へ