CLL 17あばばい~伊勢志摩国立公園 学生部会~

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あばばい~伊勢志摩国立公園 学生部会~とは?

平成28年11月に指定70周年を迎えた伊勢志摩国立公園。
世界水準の「ナショナルパーク」としてのブランド化をめざして、
その価値や重要性を考え、広く伝えていくための活動です。
行政の方々と協力しながら、学生が主体となって、
イベントの企画や運営、広報物の制作などを手がけています。
「あばばい」とは伊勢志摩の方言で「まぶしい」という意味。
今後も伊勢志摩国立公園をキラキラ輝かせられるような団体を目指し、活動を続けていきます。

STUDENTS Meets!×地域の国立公園

現代日本社会学部
現代日本社会学科 4年

中川 莉緒

現代日本社会学部
現代日本社会学科 4年

河原 由茉

現代日本社会学部
現代日本社会学科 4年

小久保 有弥

世界に誇れる、国立公園を守っていく。
学生が自ら考え、動く「濃い地域活動」。

植樹祭やエコツアーなどは、美しい風景だけでなく、国立公園の「環境」も守りたいと願う、この活動ならではの取り組み。さまざまなイベントを通して、役所の方はもちろん、農家民宿を営む方、エコツアーを企画している方など、地域のためにがんばっている人々との出会いがたくさんありました。

「あばばい」は、行政と協力しながら、学生が主体的に動いているので、「濃い地域活動」だと実感できます。
わたしは人生初のリーダーを経験!最初はとまどいましたが、相手の立場を考えて接することや、自分の考えをしっかり伝えることを学び、成長できました。
将来は公務員として、一人でも多くの人に愛着を感じてもらえる地域づくりに貢献したいと思います。
ー 中川 莉緒

学生の感性を生かしてSNSで魅力を発信。
伊勢志摩を知ってもらえるきっかけづくりに。

環境省の取り組みのひとつ、「インスタミート@伊勢志摩国立公園」にみんなで参加。美しい自然や魅力的なスポットの写真をInstagramで、世界に発信しました。
「人物が入ると楽しそう」など写真の撮り方も工夫。
英語や韓国語のハッシュタグをつけるなど、SNSに親しんでいる学生ならではのアイデアを活かしました。投稿を見て実際に訪れてくれた人や、海外からの反応も!
小さいかもしれないけれど、伊勢志摩を知ってもらえるきっかけになれて嬉しかった。

実はこの活動で知り合った県庁の方に影響を受けて、わたしも同じような仕事をしたいと思うように。国内外から三重を訪れてくれる人をもっと増やしたい。その夢を近い将来、かたちにできたらいいな。ー 河原 由茉

「僕たち若者にできることは必ずある」。
地域の人々に触れて、芽生えた将来への思い。

答志島で開催されたエコツアーをスタッフとしてサポート。
参加者の方々は、のんびりした雰囲気を味わったり、島ならではの風習に驚いたり。僕自身は何度も訪れたことがある場所でしたが、また違う一面が発見できました。

子どものころは地元のことを知りたいと思わなかったけど、この活動で地域の人々の熱い思いに触れ、「僕たち若者にもできることがあるはず」という気持ちが芽生えました。卒業後は公務員をめざすか、もしくは一般企業で、地域を支えられる仕事に就きたい。「伊勢志摩にはなにもない」と言う人もいるけれど、それは見ようとしないだけ。
僕にとっては、田んぼの風景やカエルの鳴き声がなにより心を落ち着かせてくれる大切なものなんです。
ー 小久保 有弥

平成29年度あばばい活動スケジュール

実施主体様の声

居住人口が多い伊勢志摩国立公園を守るには、そこに暮らす人々の意識を育むことが大切。
地元の学生がこの活動をしてくれることには大きな意味があります。これからも若い感性で、わたしたちには思いつかない楽しい情報を自由に発信してほしいと期待しています。
ー 平野 美凡さん

どんなことも前向きに柔軟に取り組む姿勢に、わたしたちも刺激を受けました。おかげで若い人たちが集まるイベントも増えたと思います。
この活動での経験を、自分の夢に活かしてほしい。
卒業後も、なんらかのかたちで一緒に仕事ができるのを楽しみにしています。
ー 橋村 俊也さん

はじめる、ひろがる、伊勢から。

地域を知り、学び、考える皇學館大学の取り組みが、平成26年度文部科学省 地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)に採択されました。
これからも地域の人々とつながり、自ら動き、新しいなにかを生み出せる。
そんな存在をめざして、わたしたちは進化していきます。