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答志島フィールドワーク

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WHAT

答志島フィールドワークとは?

伊勢志摩地域を活性化し、定住する人を増やすために、どんな課題があり、なにが必要なのか。
それらを考え、学ぶ、現地学修。
その一つとして、実施されたのが答志島フィールドワークです。
10名の学生が、島の住人が運営する「島の旅社」の案内で、島の歴史や文化、自然に触れ、
ツアーの最後には、それぞれの感想を交換しました。

STUDENTS Meets!
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日本の原風景

文学部神道学科 2年

西田 日向子

初めてのフィールドワークは、
古きよき日本に触れられた貴重な体験。

愛知県出身なので、「この地域のことをもっと知りたい。本やネットじゃなくて、現地で体験してみたい」という気持ちでフィールドワークに参加しました。実は答志島がどこにあるのかも知らなかったんです。

現地では、鳥羽市の離島の魅力をもっと知ってほしいと住人の方々が運営する「島の旅社」のツアーに参加。案内してくれた女性は、この島に嫁いできた「島のかあちゃん」。島の生活や文化を説明する言葉の一つひとつに愛情を感じました。中学を卒業した男の子たちがよその家で共同生活をする「寝屋子制度」がいまでも続いていることにはびっくり。わたしたちには考えられないことも、島の人々にとっては絆を深める大切な風習なんだと実感しました。

地元の食材を使った島むすびや海女さんが焼いてくれたサザエもおいしかったな。入り組んだ路地裏や龍の形をしたご神木がある神社、海女小屋などをぶらぶら散策。すれ違う人みんなが顔見知りで、会うたびに立ち話。島内の買い物は、ほとんどが「つけ」だそう。古きよき日本が、ここにはまだ残っていると思いました。

答志島フィールドワーク

将来の夢は「日本と海外の架け橋」になること。
これをきっかけにもっと地域のことを知りたい。

フィールドワークの最後には、参加した学生が感想を発表しました。「宣伝をうまくすれば、もっと観光客が増えるかも。情報が少ないので見どころがわかりにくい。でも、地元の人に案内してもらえば、魅力的な場所はいっぱいある。観光地ぽくない素朴な感じもいいけれど、せめて港の周りだけでも土産店をつくってくれたらいいな」というのがわたしの意見。初めてのフィールドワークは、知らなかったことに触れられた貴重な体験でした。

現在は神道学科で学び、神職をめざしています。そのきっかけは、実は高校時代のニュージーランドでのホームステイ。現地の人と話し、文化、特に宗教感の違いに興味を持ち、将来は日本独自の宗教である神道を通して、日本と海外との「架け橋」になってみたいと思うようになりました。

伊勢では伊勢神宮は人々の生活の一部。神聖な雰囲気や昔ながらの街並みを大切に残す努力をしている。そんな土地柄が、暮らすうちに好きになりました。これからも、いろいろな体験をしながら、この地域や日本の文化について理解を深めていきたいですね。

ー 西田 日向子

はじめる、ひろがる、伊勢から。

地域を知り、学び、考える皇學館大学の取り組みが、平成26年度文部科学省 地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)に採択されました。
これからも地域の人々とつながり、自ら動き、新しいなにかを生み出せる。
そんな存在をめざして、わたしたちは進化していきます。