松浦武四郎記念館(まつうらたけしろうきねんかん)

◆伊勢志摩を歩く:165ページ
◆所在地:松阪市小野江町(まつさかし おのえちょう)
◆解説:松浦武四郎記念館では北海道の名付け親として知られる松浦武四郎について学び、北方領土問題に及ぶ国土について考える。

(地図は北海道庁HPによる。)

松浦武四郎は文政元年(1818)、現在の松阪市三雲町に生まれた。26歳の夏、蝦夷地(えぞち)の開拓と防備が急務であることを知り、1845年から1849年にかけて三度にわたって探検。その探査の地域は今の北海道・樺太・千島に及んだ。
幕府から蝦夷地御用掛(えぞちごようがかり)を命じられ、すべての山川を記すことを目的にした地図の作成を行った。
明治になってからも開拓判官に任じられたが、開拓使の施策に失望し、辞職。この間、「蝦夷(えぞ)」が地名でないことを論じて、「北海道」の名称を生んだことは有名である。
(写真は同館HPによる。)


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