斎宮跡(さいくうあと)

◆伊勢志摩を歩く:16ページ
◆所在地:明和町斎宮(めいわちょう さいくう)
◆解説:平安時代、斎宮の人員は官人130人、雑役人600人以上、女官70人以上で、建物は100棟以上があった。
斎宮跡は東西約2キロメートル、南北約700メートル、面積137ヘクタール(皇學館大学伊勢キャンパス約10個分)で、昭和54年(1979)に国の史跡に指定された。
出土遺物は奈良時代・平安時代の土師器(はじき・素焼の土器)が圧倒的に多く土馬(どば)なども出土している。斎宮歴史博物館では、各種の陶硯(とうけん・焼き物のすずり)をみることができる。
遺蹟の発掘は継続して行われ、平成22年1月現在で第166次調査が終了している。

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