本居宣長奥津紀(もとおりのりながおくつき)

◆所在地:松阪市山室町(まつさかしやまむろちょう)
◆解説:松阪市街の西部に位置する山室山(やまむろやま)に本居宣長の墓である奥津紀(おくつき)がある。宣長は享和元年(1801)9月25日(太陽暦の11月5日)に亡くなった。遺言書に基づいて遺体は山室山にある妙楽寺に葬られた。遺言書には墓の設計図を残している。一方、本居家の菩提寺である樹敬寺(じゅきょうじ)にはいわゆる参り墓が設けられた。

(伊勢志摩を歩くより)
皇學館では明治28年(1885)以来、命日にこの奥津紀に参拝し、和歌を献詠して山桜を植える行事を行ってきた。今回の参拝見学もこの慣わしに則ったものである。
◆注意:祝詞奏上、和歌献詠中は静粛にしましょう。
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