神道学科

教えて!文学部 神道学科 Q&A

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神道学科神道学コースはお家が神社の方の後継者養成のための学科ですか?
一般家庭の者も卒業後神職を目指せますか?

 最近では神道学科に入学される方の約7割が一般家庭の方です。
本学の神道学科神道学コースの人材養成目標は「神職養成」にあります。
 現在我が国には全国に約8万の神社があり、約2万の神職が奉職しています。神社の規模や立地などによって、そのお社に奉職する神職に求められる資質・能力はさまざまです。地域のコミュニティーの中心として地域に根ざした奉仕活動に取り組んでおられる神職から、大きな神社で世界に向けて神道を発信する活動に従事されておられる神職まで、実にさまざまです。
 神職は、日本の精神文化や伝統的様式を継承するという強い使命感が求められる特別な職業です。従って神職として、日本の歴史や伝統についての幅広い理解のみならず、全国各社での実習や奉仕を通して祭式などを身につけることができ、精神的・身体的な強靭さも要求されます。
 毎年40名〜50名の一般家庭ご出身の方が卒業後神職に就かれています。


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皇學館大学の神道学科を卒業すると伊勢の神宮の神職になれるのですか?

 本学を卒業後神宮に奉職している方は、年に1〜2名です。本学で神道を学び神職を目指す学生には、様々な奨学金が用意されています。学内推薦(3年次生以上が対象)で給付される「神宮特別奨学金」もその一つです。
 本学卒業後、神宮に奉職されている方には、在学中にこの奨学生に選ばれている方もいます。入学後はぜひ優秀な成績を修め、神宮神職を目指してください。
(神職を目指す方のその他の奨学金)長谷奨学金、慶光院俊奨学金、安倍奨学金、神社本庁育英奨学金、伏見稲荷大社奨学金、八坂神社奨学金、全国敬神婦人連合会育英奨学金、萼の会奨学金、館友会奨学金などがあります。


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神道学コースではどのような勉強をするのですか?

 他学科・他学部の学生と同様の全学共通科目(一般教養)、専門科目として我が国の歴史・古典・民俗・宗教思想などを学ぶとともに、神道学コースでは祝詞(のりと)の作文や白衣白袴を著用して祭式行事作法を学びます。
 さらに全国の神社で神務実習を行います。
 大学の部活動には雅楽部、祭式研究部があり、神道学コースの学生も入部しています。雅楽部は毎年、神宮を始め、地域の様々な行事で雅楽や舞を奉納しています。


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神道学コースと日本文化コースの違いはどこにありますか?

【神道学コース】
 将来神社界においてリーダーとして貢献できる人材を養成するコースです。神社を体系的に学ぶとともに、我が国の歴史や古典、他の宗教思想まで幅広く学修します。

【日本文化コース】
 神道学コースと同様に神道・我が国の歴史・文学などについて学びます。神道に対して文化史的・宗教史的なアプローチを行い、民俗学なども学修します。将来の進路は、一般企業や公務員・教員(宗教/国語/社会)などを目指しますが、神職を目指すことも可能です。


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神道学科に入学すると必ず神職の資格(階位)を取らないと卒業できないのですか?
卒業後、神職以外の進路はありますか?

 神職の資格(階位)を取らないで卒業することは可能です。日本の伝統文化、宗教思想、古典などを学び、一般企業などに就職している先輩もいます。


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女性も神職に就けますか?

 神道学科では各学年で10〜20名の女子学生が学んでいます。このうち卒業後、神職に就いているのは3〜6名です(巫女や神社の事務職を含めますと10〜15名)。女子神職を目指す方が対象の奨学金として、全国敬神婦人連合会育英奨学金があります。


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神職の資格(階位)を取るには、授業料とは別に費用がかかりますか?

 4年間で要する標準的な費用の目安は以下の通りです。(平成28年3月現在)

【正階を取得する場合】
約28万円(実習費85,000円(神宮・中央実習含む場合)+正階授与申請料122,520円 + 白衣等計66,000円)

【さらに明階を取得する場合】
正階の金額に加えて約19万円
(明階総合課程受講費30,000円 + 明階授与申請料152,520円)