就職者VOICE(令和3年度 神職、一般企業、公務員)

そして、社会の最前線へ。

今年も、数多くの先輩たちが、続々と夢への切符を手にしています。そんな先輩たちに、就職内定を勝ち取るためにどんなことを学び、その結果をどのように就職活動に活かしたのかを聞いてみました。

ご縁のある神社で神職としてご奉仕したい
令和3年度就職者
文学部 神道学科 
田口 舞さん
神職
水天宮

中学・高校と仏教校で学ぶうちに、神道も学びたいと入学しました。奉職先を探している際に神職養成部から、水天宮をご紹介いただきました。奇しくも祖母や母が安産祈願を受けた神社だったこともあり、ご縁を感じ奉職することを志望しました。情報が少なく苦労しましたが、不安に感じたことは、神職養成部に相談するようにしていました。私は髪型などの相談もしていました。これからは日々の修業を積み、女性神職として安産祈願を奉任するのが夢です。

積極的な奉仕活動や資格取得など、不安を解消する努力をしました。
令和3年度就職者
文学部 神道学科 
小山手 公平さん
神職
住吉大社

神職だった曾祖父に憧れて神職を志望。しかし社家ではないことや、書道や雅楽などの経験が少なく、神社で必要な技術に不安も。不安を解消するため、積極的に奉仕活動へ参加し、神社検定2級取得、茶道の経験を積むなど努力を重ね、希望が叶いました。奉仕活動の情報や面接、履歴書の添削などでは、神職養成部にお世話になりました。面接時には、資格やボランティア・奉仕活動の経験なども、アピールするとよいと思います。

奉仕活動で色々な神社を知ることは、自分の財産になります。
令和3年度就職者
文学部 国史学科 
西口 宏太さん
神職
真清田神社

子どもの頃から地元の神社に参拝し、神職に憧れてきました。奉職活動中に一番苦労したのは、自己PRと志望動機。簡潔にわかりやすくまとめることが難しく、神職養成部の添削指導を受けました。他にも説明会やマナー講座など、様々なサポートがあり、細かい所まで正しい知識を確認することができました。色々な神社を知ることが大切だと思うので、実習だけではなく積極的に奉仕活動に参加してください。そこで得た経験は神職を志す上で財産になると思います。

就活をサポートしてくれる就職支援室を、ぜひ活用してください。
令和3年度就職者
文学部 コミュニケーション学科 
西 綾香さん
一般企業
株式会社百五銀行

就活で大変だったのは、モチベーションを維持することでした。家族や友人に話を聞いてもらう、就職活動をしない日を作るなどの工夫をしました。また就職支援室のサポートを積極的に活用。履歴書やエントリーシートの添削、面接練習はもちろん不安に感じていることなどを相談しました。その結果、どの選考でも自分らしく自信を持って臨むことができたと思います。就活を1人で行うのは大変なので、就職支援室をぜひ利用して下さい。

就職支援室から社会人として必要な力や知識を叩き込んでもらいました。
令和3年度就職者
現代日本社会学部 現代日本社会学科 
吉澤 和人さん
一般企業
株式会社星野リゾート・マネジメント

最先端の経営哲学を持っている会社に魅力を感じ、経営メソッドを勉強・吸収し、役立てていきたいと思い志望しました。希望通りの就職が叶ったのは、徹底的に企業研究をしてどんな人材が求められているかを的確に汲み取り、それに見合う自分を売り込んだからだと思います。就職支援室の面接練習を何度も利用し、実際に役立つ力や知識を叩き込んでもらいました。SPI対策やインターンシップなども、積極的に行ったほうがよいと思います。

地元での就職が叶う企業を、たくさん紹介していただきました。
令和3年度就職者
教育学部 教育学科 
籠尾 歩さん
一般企業
日本精工硝子株式会社

地元に残りたいという思いから、就職支援室で地元の企業をたくさん紹介してもらいました。国際目標であるSDGs(持続可能な開発目標)が掲げられる中で、硝子はSDGsの貢献に適した素材だと感じて就職先を決めました。就職支援室には、企業の紹介はもちろんエントリーシートや履歴書の添削、相談にものっていただき、早い段階から利用してよかったと思います。まだ大丈夫だと思っていると一気に置いていかれます。早いうちから情報収集することをお勧めします。

幅広い年齢層の人と話すことが、面接対策にもつながります。
令和3年度就職者
現代日本社会学部 現代日本社会学科 
小栗 和真さん
一般企業
株式会社中京銀行

地域活性に向けて新規事業に挑戦するお客様の力になりたいと、金融業界を志望しました。就活は3年生の8月から始めました。金融業界だけでなく、他業界の面接時の質問にもすべて答えられるよう過去の質問をネットなどで情報収集しました。実感したのは、幅広い年齢の人と話した方がいいということ。面接で話す時に、上手く敬語を使えなかったり、話についていけなかったりするからです。日頃の言葉遣いにも意識してみて下さい。1日のスケジュールを見直し、無駄な時間を減らすことで就職活動がスムーズになります。

面接対策として「採用試験報告書」を活用しました。
令和3年度就職者
現代日本社会学部 現代日本社会学科 
大宗 優太さん
一般企業
株式会社大塚商会

社会福祉士の資格を取得し、相談業務に就きたいと考えていましたが、実習やボランティアで現場を体験した際、膨大な書類の整理や記録に追われている職員の姿を見て、職場のIT化に携わりたいと思い志望しました。就活では、就職資料室にある「採用試験報告書」を活用。面接の質問内容や試験内容が記載されているので、面接対策に役立ちました。普段から新聞やニュースを見ることも、面接対策につながります。

希望する業界の関連業界を研究することも、プラスになります。
令和3年度就職者
現代日本社会学部 現代日本社会学科 
大津 友亮さん
一般企業
株式会社バンダイナムコフィルムワークス

誰かの生きがいになるような映像を手掛けたい、という信念から映像業界を志望。就活は基本自宅でのリモートだったため、気持ちの切り替えが難しかったです。面接前は就職支援室で悩みや不安を話すことで、緊張やプレッシャーが軽くなり、改めて自分を見つめ直すことができました。自分の希望する業界以外に関連業界を研究しておくと、そこから派生して新たな就職先が見つかるヒントにもなります。自信を持って臨めば自分の進みたい道が見えてくると思います。

オンラインでのグループワーク練習のおかげで、不安がなくなりました。
令和3年度就職者
文学部 国史学科 
中田 絢子さん
一般企業
スターバックスコーヒージャパン株式会社

面接はすべてオンライン。分からないことばかりで、特にグループワークが不安でした。就職支援室が行っていたオンラインでのグループワーク練習を利用することで、グループワークでの役割や発言するタイミングなどを丁寧に教えていただき、本番では不安なく臨むことができました。自分は何がしたいのか、どんな価値観を持ち、将来どのようにしていきたいかを考えておくことが大切だと思います。

インターンシップや学内合同説明会は、進路を決めるいい機会です。
令和3年度就職者
文学部 コミュニケーション学科 
佐久間 菜月さん
一般企業
鈴鹿農業協同組合

地域に寄り添い人の役に立てる仕事がしたいと考えており、インターンシップに行ったことがきっかけで、自分の進路がみえてきました。ホームページや企業サイトを見るだけではわからないことを、たくさん知ることができました。大学で行われる学内合同説明会にも参加しました。1日で多くの企業を知ることができ、企業の方と話せるいい機会です。質問する機会が設けられているので、気になることは質問することが大切だと思います。

インターンシップで、営業職の難しさや楽しさを実感しました。
令和3年度就職者
文学部 国文学科 
今西 奏人さん
一般企業
株式会社松阪電子計算センター

中学校の教員をめざして入学しましたが、3年生の時に企業説明会や就職ガイダンスに参加し、魅力的な企業に出会ったことで企業就職への気持ちが強くなりました。営業職のインターンシップに参加した際、営業の難しさや楽しさを知り、営業職を志しました。就活を始める時に受けた就職支援室の面談は、とても役に立ちました。どのように就活を進めていくべきか、何をすればよいのか、丁寧に教えてもらえました。

就職支援室の方との会話で、自分に向く業界がわかりました。
令和3年度就職者
教育学部 教育学科 
板谷 晋輔さん
一般企業
株式会社ミエライス

野球一筋に打ち込んできたので、自分がどんな企業に就職したらよいか、正直わからず、インターンシップにも早い段階から参加することができませんでした。就職支援室の方と、興味のあった食生活に関する話や体作りに必要な栄養素の話をしたところ、食に関わる仕事はどうかとすすめてもらい、自分の気持ちを確認することができました。それ以降も、自己PRの添削や面接練習など、手厚くサポートしていただきました。不安になる時こそ、就職支援室を頼ることをお勧めします。

就職支援室の面接練習のおかげで、自信を持って臨めました。
令和3年度就職者
文学部 国史学科 
木塲 真雄さん
公務員
名古屋市消防

東日本大震災の時に被災者を救助する姿を見て「いざという時に人を守ることができる消防士になりたい」と思い、志望しました。周囲に公務員志望の人が少なく1人で勉強する不安はありましたが、1日のスケジュールを作って体を動かす時間や、休みの日を作り、モチベーションを保ちました。就職支援室で面接の基礎から教えていただき、何度も練習を繰り返したおかげで、自信を持って臨むことができました。これからは、市民の方に信頼されるよう日々の訓練に励みます。

教育学科で学んだことを活かし、市民の生活をサポートしていきます。
令和3年度就職者
教育学部 教育学科 
吉田 光輝さん
公務員
松阪市役所

教員か地方公務員かで迷っていましたが、介護等体験やボランティア活動の中で、様々な年齢層の方と関わる仕事に就きたいと思い公務員を志望しました。就職支援室から希望する自治体の試験方式についてのアドバイスを受け、試験の対策をしました。論作文は練習を重ねることで時間配分や相手に伝わりやすい表現ができるようになったと思います。面接練習では先生が変わると、違う角度からの質問に答えられないこともあり、情報収集が重要だと実感しました。

ボランティアで将来の道を確信。住みよい街づくりに貢献したい。
令和3年度就職者
文学部 国文学科 
正後 陽菜さん
公務員
津市役所

大学1年の時に被災地支援ボランティアに参加し、自分の街を行政的な立場で守っていきたいと思うようになりました。その後自主的に災害・防災の学びを進める中で、地域の繋がりを意識するように。「伊勢志摩定住自立圏共生学」の授業では、身近な地域課題を学ぶことができ、学生同士の話し合いや地域の方とのコミュニケーションが必要になるので、課題解決力を養うことができたと感じています。これまでの経験を活かして、市民に寄り添い住みよい街づくりに貢献していきたいと思います。

筆記試験対策として「公務員試験対策講座」が役立ちました。
令和3年度就職者
現代日本社会学部 現代日本社会学科 
村林 勇佑さん
公務員
尾鷲市役所

名古屋大原学園の「公務員試験対策講座」を受講。筆記試験対策としてこの講座に絞って繰り返し勉強をしました。最初の面接練習は全然答えることができず、自分の引き出しの無さを実感。練習を繰り返し、自分が一番に伝えたいことを意識するようにしました。公務員を目指す友人と一緒に勉強することで、モチベーションもあがりました。防災に興味があるので、避難経路の改善を行い高齢者が多い町でも全員が避難できる町をつくっていきたいです。

実習を通して、公務員へのモチベーションもアップしました。
令和3年度就職者
文学部 国史学科 
南 慶汰さん
公務員
津市役所

「伊勢志摩定住自立圏共生学」の実習を経験したことで、「公務員として働きたい」という気持ちが強くなりました。住民の方や市・町役場の方と触れ合うことで、モチベーションもアップしました。試験対策として「公務員試験対策講座」と模試などを活用しましたが、模試は自分の力が把握できてよかったです。実際の面接では自分に関する質問が多かったので、自己分析をしっかりやっておくことが大切だと思います。都市政策に興味があるので、市街地・活性化につながる事業に携われたらと思います。

就職支援室の二次試験対策のおかげで、自信を持って臨めました。
令和3年度就職者
文学部 国文学科 
川村 花音さん
公務員
三重県職員(図書館司書)

中学時代、三重県立図書館での職場体験がきっかけで司書に憧れ、自分もここで働く一員になりたいと思いました。筆記試験では点数が伸びず苦労しましたが、問題集をやり続けることで克服しました。就職支援室の小論文対策では、より伝わりやすい文章構成のアドバイスや、面接対策は本番直前まで練習をし、所作や言葉使い、目線など細かな部分までご指導をいただいたおかげで自信を持って二次試験本番に臨むことができました。これからは司書として、人と本の橋渡しとなる役割を担っていきたいと思います。