就職者VOICE(平成24年度)

そして、社会の最前線へ。

数多くの先輩たちが、続々と夢への切符を手にしています。そんな先輩たちに、就職内定を勝ち取るためにどんなことを学び、その結果をどのように就職活動に活かしたのかを聞いてみました。

皇學館大学を誇りに思い社会に恥じない人間になりたいです!
平成24年度就職者
文学部 コミュニケーション学科
 加藤 諒さん
企業
長島観光開発 (ナガシマリゾート)

Q1. 進路を決めたきっかけと、今後の目標を教えてください。

授業で人間関係やコミュニケーションを学ぶうちに、人と関わる仕事に興味を持ちました。そうした興味から、就職は、デスクワークより、現場で直接人に接する仕事に就きたいと思うようになりました。
将来は、常に向上心を持ち、高い意識を保って仕事に取り組んでいきたいと思います。
そして、皇學館大学を誇りに思い、後輩に恥じない社会人になれるよう日々努力していきたいです。

Q2. どのようなサポートや制度を活用しましたか?

就職支援室を活用しました。個人面談や模擬面接、進路講演会への参加など、基本的な指導を受けましたが、特に履歴書の添削をしていただいたことが、自分を見直すうえで大変助かりました。また、わからないことがある場合は、すぐに相談しに行っていました。ちょっとしたことでも親身になって話を聞いてくださり、とても心強かったです。

Q3. 就職活動成功のポイントを教えてください。

就職活動の成功ポイントは、面接の練習です。私は、この面接に特に力を入れて準備していきました。
準備と言っても、何を話すのか?が特別重要なのではなく、社会人としての基本的なマナーを身に付けることや明るくはきはきと話せるようにすることなどです。私は、自分を飾らず元気に話すことを特に心掛けました。

次世代を育てるという重い責任を胸に、理想の教師に一歩でも近づけるよう、歩み続けます。
平成24年度就職者
教育学部 教育学科
中村 数理さん
教員(小学校)
三重県

Q1. 進路を決めたきっかけと、今後の目標を教えてください。

教師という道を志したのは中学生の時です。その時は自分自身が教壇に立つ姿は想像もできませんでした。けれども、大学の授業で、模擬授業を行ったり、現場の先生方の話を聞いたりするうちに、いつしか目指す理想の教師像が見えてきました。今後は、次世代を育てるという教師の責任をしっかりと心にとめ、何時も子どもたちのためになることは何か?を考えながら行動していきたいと思っています。そして、理想の教師像に少しでも近づけることができるように、日々歩んでいきたいです。

Q2. どのようなサポートや制度を活用しましたか?

教員採用試験対策講座の受講と、教職支援室のサポートを活用しました。 まず、講座の受講ですが、こちらは試験対策準備を進めるうえで、良いガイドラインになりました。試験対策を始めたころは、何から勉強したらいいのかも解らない状態でした。けれども、対策講座を受講することで、基礎から一般教養まで幅広く教えて頂いたことで、何を重点的に勉強しないといけないかを把握することができました。また、講座で配布されるプリントを反復演習して学習することで培われた知識が試験突破の基盤となりました。
次に、教職支援室では、集団面接の指導を重点的に行っていただきました。他の人の様々な考え方を知ることができ、とても参考になりました。気軽に、指導が受けられるので、後輩のみなさんもぜひ活用してみてください。私は、このサポートのおかげで、自信を持って試験に臨むことができました。教職支援室の先生方にはとても感謝しています。

Q3. 就職活動成功のポイントを教えてください。

筆記試験の対策は、「これだ!」と決めたテキスト1冊をとにかく反復しました。いろいろな参考書・問題集に手を出してしまうと、その膨大な量に圧倒されてしまいますからおすすめできません。また、「大学の図書館の閉館時間までは必ず勉強する」けれども「自宅に帰ったら、自分の時間を過ごす」という決まりを作ったのも良かったと思います。おかげで、生活にメリハリができ、リフレッシュしながら継続して勉強を進めることができました。さらに、面接対策は教職支援室以外でも、仲間で集まって自主的な対策も行いました。真剣ながらも、適度に緊張をほぐしながら受験対策ができ、良い結果につながりました。

多彩な角度から防犯活動に貢献できる!そんな警察官になりたいです。
平成24年度就職者
文学部 国文学科
中山 滉太さん
公務員
三重県 警察

Q1. 進路を決めたきっかけと、今後の目標を教えてください。

警察官だった父の姿を見たのがきっかけです。当時、父は駐在所勤務だったので、警察官の仕事を真近で見る機会が多くありました。警察官と聞いて固くなる人も少なくない中、地域住民と近い距離で接しつつも、防犯や犯罪抑止の活動をする仕事に非常に興味を持ち、大学2年の頃から、積極的に警察官の就職説明会に参加し、情報収集を行いました。 初めの一年は、警察学校で心身共に鍛え、警察官として恥じないよう努力します。そして、その後は夢だった地域課はもちろん、警察内でさまざまな仕事をし、経験を積み、多彩な角度から防犯活動に貢献できるようになりたいです。

Q2. どのようなサポートや制度を活用しましたか?

就職支援室には、参考資料や過去に採用試験に合格した先輩たちのアドバイス資料などが揃えられているので、警察官向けの参考書を閲覧したり、二次試験の傾向や情報を得るなど、効率よく勉強できます。 公務員試験対策講座や大学で開催された警察官の就職説明会には、ほぼ参加しました。対策講座では、基礎から丁寧に指導していただき、苦手な理系科目も少しずつ克服することができました。また、説明会での現役警官からの励ましの言葉は、就職活動を乗り越えるうえでの心の支えとなりました。

Q3. 就職活動成功のポイントを教えてください。

一次試験は筆記試験と体力試験でした。公務員試験対策講座のテキストを何度も繰り返し学習し、ランニングや筋トレをがむしゃらに行いました。そして、一次試験終了後は、面接カードの添削と個人面接、集団討論の練習のために、ほぼ毎日就職支援室に通いました。苦手だった面接も一回一回必死に模擬面接に取り組んだことが合格の秘訣かもしれません。

達成した時の子どもたちの笑顔。また見たくて、教師になりました。
平成24年度就職者
教育学部 教育学科
清野 夏弥さん
教員(幼保)
亀山市

Q1. 進路を決めたきっかけと、今後の目標を教えてください。

保育士・幼稚園教諭には、小さなころから憧れていました。大学に入学してからは、子どもたちが、様々なことを遊びの中から学び取り成長していくのを、授業や実習を通して知り、その姿に魅力を感じるようになりました。また、大学の子育て支援活動を通して、保護者の方の気持ちを受け止めて一緒に子育てをしてくことが大切だと思うようにもなりました。 今後は、亀山市の職員としての自覚を持ち、保護者を支え、一緒に楽しみながら、子どもたち一人ひとりとの関わりを大切にしていけるよう努力したいです。もちろん、1年目ということで不安も沢山ありますが、子どもたちの心の中にずっと残るような「大好きな先生」になれるよう、努力をしていきたいと思います。

Q2. どのようなサポートや制度を活用しましたか?

教職支援室では、面接練習をたくさんしていただきました。質問への答え方や入退室のしかたまで、様々なアドバイスをいただくことで、自信をつけることができました。また、小論文の添削を行っていただいたり、先輩の報告書の閲覧もしました。先輩の報告書には、試験会場の雰囲気や対策方法、試験内容など、多彩な情報が掲載されていて、そうしたリアルな情報を試験前に知ることができ役立ちました。 教職採用試験はだれでも不安でいっぱいです。けれども、教職支援室の方々の励ましがあれば、最後まで頑張ることができると思います。私も、諦めずに最後まで頑張ることができましたから。

Q3. 就職活動成功のポイントを教えてください。

幼稚園・保育所試験対策講座を受講し、試験対策を行いました。また、教職支援室の方に履歴書をチェックしてもらい、丁寧なアドバイスもいただきました。
一番のポイントは教職支援室の方々や仲間の「サポート」です。試験前の不安な気持ちを、教職支援室の方に聞いていただきアドバイスをもらうことで、自信を持って試験に臨むことができましたし、同じ目標に向かって取り組んでいる友だちと励まし合いながら勉強したことで、最後まで諦めずに頑張ることができました。たくさんの方の応援のおかげで合格できたと思います。

一人ひとりに、こころから寄り添える精神保健福祉士になるのが夢です。
平成24年度就職者
社会福祉学部 社会福祉学科
中西 一水さん
精神保健福祉士
南勢病院 精神保健福祉士

Q1. 進路を決めたきっかけと、今後の目標を教えてください。

精神保健福祉士資格取得のために、病院実習を行ったときのことです。ある、精神障害を持つ方の入院支援に同席させていただく機会がありました。ワーカーは、常に当事者の方やご家族の方の表情や様子を観察しながら、丁寧に入院に関わる説明をしていました。そのワーカーの方の包み込むような優しい笑顔と頼もしい対応で、ご家族の方の緊張や不安が少しずつ消えていくのが分かり、「私もこんなワーカーになりたいな」と思ったのがきっかけです。
「笑顔で!!」これが私の基本です。当事者の方や、ご家族の方との関わりの中で、一人ひとりに心から寄り添い、丁寧な対応のできる精神保健福祉士になれるよう、日々努力していきたいです。

Q2. どのようなサポートや制度を活用しましたか?

分からないことがあるとすぐに就職支援室に行っていました。 履歴書の書き方から面接の練習まで、親身にサポートしていただきました。中でも、苦手意識の強かった面接の練習は、重点的にお願いしました。背伸びせず、自分の中にある意見に自信を持って、笑顔で話すことを大切に、何度も何度も練習をしました。
また、精神保健福祉士試験対策については、同級生と自主勉強会をつくり、先生にもお願いして自主ゼミを開講していただきました。皆で疑問点を解説し合ったり、問題を出しあったりして、試験に向けての意識を高めあいました。「一緒に頑張ってる仲間がいるんだ」という思いを持って、辛い試験勉強を乗り越えることができました。

Q3. 就職活動成功のポイントを教えてください。

一番努力したのは、面接でのマナーや言葉遣いです。マナーは、覚えるだけでなく実際にやってみることが大切です。その時に、就職支援室の先生や友達に見てもらい、評価してもらうと、自分では気づかない点を改善することができますよ。また、言葉遣いについては、初めは遣い慣れておらず、上手に話すことができなくても、マナーと同様に、実際に遣うことでどんどん自分の言葉になり、慣れてきます。私は焦らずゆっくり自分のものにしていけるよう心掛けて話すようにしていました。 それから、やっぱり"笑顔"ですね!これが一番重要です。どれだけマナーや言葉遣いがしっかりしていても、暗い顔をしていたら台無しです。自然な笑顔を練習して面接に臨んでください。

万物の祖「伊邪那岐大神」が祀られている由緒ある神社で社会人としての人生を始めます。
平成24年度就職者
文学部 神道学科
宮澤 知生さん
神社
多賀大社

Q1. 進路を決めたきっかけと、今後の目標を教えてください。

実家が代々の社家なので、幼い頃から神職に就くつもりでいました。大学の専門教育での実習や講義で様々なことを深く学ぶうちに、「将来は歴史があり神職として成長できる神社に就職できたら」と希望するようになりました。今春より神職として奉仕することになりますが、一神職としてだけではなく一人の人間として、どんな方とも人間関係を築けるようになりたいと考えています。神社を「神と人との繋がり」「人と人との繋がり」を深める祈りの場にしたいと思っています。多くの人達と出会い、語り合うことで、自分も一人の人間として成長したいです。

Q2. どのようなサポートや制度を活用しましたか?

特に役立ったと感じるのは「実習と奉仕」です。神職としての奉仕を実際に体験する授業で、私は京都の八坂神社、神戸の長田神社、三重の伊勢神宮に参りましたが、それぞれの御社での実務を体験し、神職の方々のお話も聞くことができ、非常に勉強になりました。また、参拝者との触れ合いも、良い励みになりました。就職活動については、4年生の春頃から神職養成部に行き、求人票や過去の試験内容等をチェックしました。希望に合う就職先の選び方もアドバイスしてもらえて、心強かったです。

Q3. 就職活動成功のポイントを教えてください。

先輩から「面接は質疑応答の場ではなく、面接官との会話の場」というアドバイスをいただいたので、あえて事前に原稿などを作らず、自分の考えや思いをそのまま伝えることを心掛けました。また小論文については、事前にその神社のことを調べて行きましたが、当日出題されたのは「目指す神職像」でした。飾らずに、大学での学びをふまえて、自分の考える神職像について書きました。その結果、希望の神社に就職が内定しました。就職活動で大切なことは、その仕事に対する自分の思いをしっかりと持ち、相手にきちんと伝えることだと思います。

部活動の経験も生かして 生徒たちの成長をサポートしたい。
平成24年度就職者
文学部 国史学科
山下 裕之さん
教員(中学校・社会)
三重県

Q1. 進路を決めたきっかけと、今後の目標を教えてください。

大学時代は硬式野球部に所属し、先輩や仲間と励まし合いながら部活動を頑張りました。そこで教室で学ぶ授業以外にも、自分が好きで長く続けてきた野球を通して、生徒達の成長をサポートできたらと思い、中学校教諭を目指すことに。この春からはこれまでの経験を生かして、部活動や学校内外の行事にも積極的に関わり、生徒達と一緒に成長していきたいと思います。

Q2. どのようなサポートや制度を活用しましたか?

3年次の春休みから、教職支援室を利用し始めました。教職支援室には、教員採用試験に関する書籍や問題集などが揃っており、専任のアドバイザーが、一人ずつ丁寧な対応と適切なアドバイスをしてくれました。集団討論や個人面談、模擬授業についても細かくチェックしてもらえたので心強かったです。2年間の寮生活と野球部で出逢った先輩や仲間と情報を交換し、励ましあえたこともプラスになりました。

Q3. 就職活動成功のポイントを教えてください。

「教員採用試験の選考方法は多様化しているけれど、面接を中心に人物評価を重視する傾向にあるのは変わらない」という教職支援室の方のアドバイスがあったので、個人面接や集団討論、模擬授業などの練習に力を入れました。でもその練習や勉強したことが、本番で発揮できなければ意味がありません。当日に自分の力を十分発揮できるよう、真剣に取り組みました。

何事にも全力で取り組む市職員を目指します!
平成24年度就職者
文学部 国文学科
長尾 好剛さん
公務員
四日市 市役所

Q1. 進路を決めたきっかけと、今後の目標を教えてください。

自分が生まれ育った四日市への愛着が強く、地元に貢献できる仕事がしたいと思っていました。また市役所が行う事業内容に興味を持っていたので、四日市市役所への就職をめざすことに。事務職ということで市民の方と接する機会も多いと思いますが、いつも笑顔で頑張っていきたいと思います。

Q2. どのようなサポートや制度を活用しましたか?

3年次の冬頃から、就職支援室に求人案内を見に行くようになりました。就職支援室には、過去の試験内容等がわかる資料が豊富に揃っています。就職担当の方のアドバイスのおかげで、膨大な資料の中から要点を把握でき、試験のための基礎学力を効率的に鍛えることができました。

Q3. 就職活動成功のポイントを教えてください。

近年教育問題が社会的なニュースになっていることもあり、面接では教育問題について質問されました。4年間、教職課程の勉強をしていたので、自分なりの考えを話すことができました。学生時代に一生懸命に取り組んだことは、就職活動にも役立つと思います。あとは「何事にも全力で取り組む」ことです。