皇學館大学文学部コミュニケーション学科では、10月23日、三重県教育委員会・三重県高等学校英語教育研究会・公益財団法人日本英語検定協会・中日新聞社の後援を受け、「第17回 高校生英語スピーチコンテスト」を開催しました。
県内15校から39名の参加者が集まり、緊張感の高まる中スピーチが始まりました。
参加者はそれぞれ教科書や副読本などを題材に、あらかじめ提出したテーマ、原稿により約3分間のスピーチを行いました。参加者は小道具を使用したり、身振り手振りをつけたりと工夫を凝らしたスピーチを行い、スピーチ終了後はほっとした顔つきで席に戻りました。
また、当日の司会進行は英語で行われ、コミュニケーション学科の学生がスタッフとなって進めました。
本学コミュニケーション学科の教員ら3名(うち2名は外国人教員)が審査員となり、単語や文章の発音、スピーチのリズム、表現力などを基準に厳正なる審査が行われました。入賞者は下記のとおりで、それぞれ表彰状と盾、副賞の図書カードなどが贈呈されました。
第一位 木村 俊秀さん(青山高等学校 1年)
第二位 一色 桃乃さん(高田高等学校 1年)
第三位 江藤 里桜さん(セントヨゼフ女子学園高等学校1年)
審査員特別賞(7名)
野々 絢巳さん(暁高等学校 2年)
柘植 美咲さん(皇學館高等学校 2年)
前田 萌絵さん(宇治山田商業高等学校1年)
長岩 真央さん(松阪商業高等学校 2年)
菊地 アビゲイルさん(名張西高等学校 2年)
蒔田 芽依さん(尾鷲高等学校 2年)
濱﨑 万紘さん(宇治山田商業高等学校2年)
「Christmas Surprise」と題するスピーチを行い、見事第1位となった木村さんは、「コンテストへの出場は初めてだったので緊張したが、達成感を感じるとともに優勝できたことが嬉しい。音楽室などで緊張感に慣れるよう練習し、ジェスチャーを入れて感情が伝わりやすい話し方を先生と相談しながら毎日1時間程練習した。今回1位を取れたがそれに満足せず今後も国際社会に貢献できるよう勉強していきたい」と語ってくれました。
大会審査委員のコミュニケーション学科・クリストファー・メイヨー准教授は、「参加者の皆さんのスピーチはとてもimpressive(印象的)であった。スピーチの表現や表情の重要性とともに英文の暗唱は英語習得の近道であり、これからも良質の英文に触れるよう努めてほしい」との感想を述べました。
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