4月19日、1・2年生を対象に、約100名の参加者にて教職支援講座「学校現場におけるボランティア説明会」が実施されました。
学校ボランティア(教育アシスタント)は、市町等教育委員会及び各学校の校長の指導を受けて、各教科、総合的な学習、特別活動、特別支援教育等の補助、介助等の補助にあたります。
将来教員を目指すための準備段階として、講義の空き時間を利用し、各学校において児童生徒に直接関わり指導に当たる貴重な機会となります。
今回の説明会では、伊勢市、名張市、三重県の各教育委員会の担当者を招き、具体的な申し込み方法の説明が行われました。
【参加者の感想】
・学校の現状を聞くことができて良かった。
・理想と現実とのギャップに気づき埋められるように学校ボランティアへ参加したい。
・教員になるための第一歩であると思った。
・自分に合ったボランティアへ積極的に参加していきたい。
・各現場での対応やニーズを確認することができた。
・ボランティアの重要性を再認識することができた。
・ボランティアに対する不安が少し解消された。
・教育アシスタントを通じて互いが得られるものがあることが解った。
・教採試験に向けての一歩として頑張っていきたいと思う。
経済連携協定(EPA)に基づく外国人看護師候補者で、伊勢市内の病院で就労・研修を受けていたベトナム人看護師候補者3名が、第106回看護師国家試験に合格しました。厚生労働省によると、今回の国家試験には3か国(インドネシア・フィリピン・ベトナム)の外国人看護師候補者447人が受験し、65名が合格しました(合格率14.5%)。三重県内でベトナム人看護師候補者が看護師国家試験に合格したのは今回が初めてです。平成29年3月31日に伊勢赤十字病院にて記者会見が行われ、伊勢赤十字病院のファム・ドゥック・キエンさん、医療法人田中病院のグエン・フォック・チュオンさん、チャン・ティ・トゥイーさんが国家試験合格の喜びとこれまでの苦労、そして今後の抱負を語りました。
本学は平成26年8月25日に三重県及び伊勢赤十字病院と、EPAに基づく外国人看護師候補者への支援に関する連携協定を締結しています。また、翌年11月10日には本学と三重県及び医療法人田中病院とで同様の連携協定を締結しています。この協定に基づき、約2年半、本学教育開発センターセンター長齋藤平教授と同センター濱畑靜香助教が日本語の学習支援を週1回行ってきました。ベトナム人看護師候補者の皆さんは毎週自転車で本学に通い、限られた時間の中で大変熱心に勉強に取り組んでいました。本学の支援が彼らの国家試験合格の一助になったのであれば幸いです。今後の彼らの活躍に期待しています。
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平成29年度入学式が挙行され、学部生750名、大学院生12名、専攻科生18名、編入学生1名の計781名が本学に入学しました。
清水学長は式辞の中で、「学びを通して人間性を磨き、自分自身の固有の価値と使命とは何かを探求し、学びの成果を社会に生かす道を見出して欲しい」と述べました。
午後からは、外宮・内宮の両宮を各学部に分かれて参拝。新入生たちは入学式終了後に参拝作法指導を受け、さっそく身に付けた作法で、春爛漫の両宮を参拝しました。
神道学科の新入生、愛知県名古屋市出身の近藤嵩脩さんは「小学校の頃から妖怪が好きで、民俗学について調べるうちに、神道に興味を持つようになった。伊勢神宮のある地で学びたいと思い皇學館大学を志望した。神職になって伊勢神宮に奉職することが将来の夢」と意気込みを語ってくれました。
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平成28年度第2回「皇學館大学ふるさと講座」が、3月25日(土)14時から名張市市役所大会議室で開催されました。
この講座は、本学と名張市の連携協定により平成23年度から年2回開催しています。
名張市教育委員会上島和久教育長の挨拶の後、本学国史学科岡田登教授が「美旗古墳群と伊賀の青墓」と題して講演を行い、市民の方を中心に100名の方の参加がありました。
岡田教授は、昨年度第2回ふるさと講座から3回連続で講師を務めています。名張市の講座担当者は「岡田先生の講演はユーモアを交え歴史をわかりやすくお話いただけるので市民の方から好評との感想を頂いている。」と話しておられました。
この「皇學館大学ふるさと講座」は引き続き平成29年度も2回開催の予定です。
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