5月27日(水)13:00~14:30 青年海外協力隊『JICAボランティアセミナー ~国際協力というシゴト~」を開催して19名(4年生5名・3年生9名・2年生1名・1年生4名)の学生が参加しました。
まず、青年海外協力協会中部支部JICA中部ボランティア事業担当の蒲美幸氏からJICAボランティア事業について、その目的、ボランティアの種類、活動分野、派遣期間、募集時期、支援体制等の紹介がされました。
次に伊原真央氏(現 鳥羽市立神島小学校教諭)から、青年海外協力隊としてボリビア・ラパスに派遣された2年間の活動体験が紹介されました。伊原氏は2013年7月から2015年3月まで小学校教員として活動され、派遣国ボリビアの紹介も交え、算数科の教員として現地の子ども達の学力向上および現地教員の授業力向上に向けた取り組みや、成果等を紹介していただきました。協力隊に参加したことにより、言葉のちがい、文化のちがい、考え方のちがいに戸惑いつつも、子ども達が体系的に学べるような工夫の中で、現地の人々と交流を深められたことは有意義であったと語られました。
青年海外協力隊はこれまで世界96ヶ国で47,596名の派遣実績があり、現在(H27.3.31現在)は76ヶ国で2,486名が活動中、ボランティアの種類は120種ほどあり、なかには専門の技術や資格が求められないものもあるということです。
本学からもこれまで卒業生10名がボランティアに参加。職種は、小学校教諭、体育、考古学、観光業、家政と様々。説明後の質疑応答では学生から多くの質問が寄せられ、国際理解や国際協力の重要性について学ぶことが出来たようでした。
学生からは、「遠くのように感じていたJICAの活動が少し近づいたように感じた。」「行動するということの大切さを改めて感じさせていただいた。JICAを身近に感じることができ、今後の方向性が見えてきたようにも思う。」「以前からJICA事業に興味があり、名古屋支部で資料も頂いていたので、とても参考になった。」などの感想が寄せられました。
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平成26年度 学位記・修了証書授与式(卒業式)が、3月18日(水)開催され、学部生667名、大学院生11名、専攻科25名、計703名の卒業生が本学を巣立ちました。
本学では、卒業式の前に外宮・内宮の両宮を参拝し、無事卒業させて頂く報告とお礼をお伝えすることとしています。本日は絶好の卒業式日和で、色とりどりの袴姿の女子学生や紋付袴の男子学生も見られました。
参拝終了後の学位記・修了証書授与式で清水学長は、「人工知能ロボットの出現や遺伝子操作による生命の再生・誕生など、驚異的な科学技術の発展により、社会構造や産業構造、日常生活の形態が変化し、命に対する畏敬の念や倫理道徳観の崩壊の恐れもある。人間の心は科学技術では代用がきかない。それこそが科学技術の暴走を防ぎ、人類の未来を左右する唯一の基盤であり、叡智、道義といえるものである」と述べ、「何が国家と社会、そして世界の未来に役立つのか見極め、歴史に裏付けられた正しい歴史観と世界観、人生観をもって、道義の実践に勇往邁進して欲しい。」とはなむけの言葉を贈りました。
4月から津市の幼稚園教諭となる杉山恵梨さん(教育学科)は、「夢が叶い幼稚園で働けるのが楽しみ。学び続ける気持ちを忘れないように頑張りたい。」と話しました。また、京都の北野天満宮へ奉職する川村亮滋くん(神道学科)は、「明階という名誉ある神職階位を在学中に取得できたので、日本の素晴らしさや神社の魅力を伝えて行きたい。」と意気込みを語ってくれました。
なお、今年度卒業生の就職実績も好調で、教員、公務員、神職のほか、金融・保険、小売・サービス、福祉・医療などの分野で、4月からの活躍が期待されます。(詳しくは、就職者Voiceにてご覧頂けます)
http://www.kogakkan-u.ac.jp/html/placement/p06.php
平成26年11月1日(土)萼の会(保護者会)主催にて、保護者対象就職講演会・説明会を開催し、140名の保護者が出席されました。
【実施内容】
(1)講演会
演題:「就職状況って、本当はどうなっているの?」
講師:株式会社 愛知心理教育ラボ 坂元誉子 氏
1)大学進学の昔と今の意味
2)大卒就職状況の現状(年々変化する現実)
3)2016卒からの新卒採用
4)内定を取れる学生と、内定が取れない学生の違い
5)今の大学生に見られる特徴(就活でネックになること)
6)公務員・教員・神職・団体職員・民間企業・・・
それぞれの道・選択するときの保護者のサポート
7)今の時代だからこそ、保護者にできること。家庭でできること
(2)進路別就職説明会
〇神社への就職について (神職養成担当)出席者:20名
〇教員・保育士への就職について(教職支援担当)出席者:59名
〇企業・官公庁への就職について(就職担当) 出席者:61名
内定者報告
①コミュニケーション学科4年生根村悟司さん 【ソフトバンクグループ内定】
②現代日本社会学科4年生 山口 舞さん【三重県庁(福祉職)合格】
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「神嘗奉祝祭」初穂曳行事に学生約200名が参加しました。
初穂曳は、神様に新穀を捧げ豊穣に感謝する「神嘗祭」にあたり、その年に収穫された初穂をお納めするものであり、また、20年に1度行われる「お木曳き行事」の技術・文化を継承していく意味も込めて毎年実施されている行事です。
本学では、神嘗祭奉祝委員会のご配慮により、平成19年度より毎年1年生を中心に初穂曳に参加させて頂いており、学生有志による皇學館奉曳会のメンバー10名(男女各5名)も本行事に向けて、伊勢神宮奉仕会の方々の指導のもと、木遣りの練習に励んで来ました。
当日は鮮やかな紫色の法被を着た本学学生が地域の子どもたちとともに、初穂曳の一番車を尼辻交差点から外宮まで約1キロの道のりを奉曳しました。
学生たちは、道中、伊勢神宮奉仕会や北浜連合の木遣りの方の音頭で、綱を上下に振ったり、左右の綱を中央に練ったりしながら楽しんでいました。
外宮に近づくにつれ、観光客や市民の方などギャラリーも増え、学生たちの勇姿にカメラやビデオを向ける方も多数見られました。外宮北御門到着後は、皇學館奉曳会の学生を中心に、それぞれが初穂を持って参道を歩き、五丈殿に奉納し、御垣内参拝をさせて頂きました。
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