4月20日、4年生対象に教職支援講座「人権教育対策講座」が教職アドバイザーの角屋先生により実施されました
講座では、教職員としての人権教育、同和教育の捉え方や考え方をはじめ人権を学ぶことの意義について指導が行われました。
また、文部科学省が人権教育を推進するために調査研究会を設置し検討を進め第三次まで公表されてきた「人権教育の指導方法等のあり方について」における概要の説明にて国の動向を捉え、自治体別の教員採用試験出題傾向の紹介等、これから教員採用試験を迎える4年生にとって非常に参考になる講座となりました。
【講座を受けた参加者の感想】
・人権問題についてしっかり考えていきたいと思った。
・これから教師として人権教育を推進していくために理解していきたい。
・自分自身、人権感覚や人権知識を身に付ける必要があると思った。
・人権教育は「教育のための教育」という言葉が印象的で、全ての教育の源となる意識をもって人権教育を行なう際に大切にしていこうと思った。
・三重県が人権教育に力を入れていることが再確認できた。
・三重県人権教育基本方針をはじめ第三次とりまとめについて理解を深めるよう努力していきたい。
・実施問題を実際に解いてみて勉強不足な部分を確認することができた。
・人権教育の意義をはじめ教員採用試験に必要な指導を受けることができ大変勉強になった。
・児童の人権感覚を養う事の大切さを理解することができた。
・人権教育の基礎は学級であり担任であるため教師の人権感覚が重要であることが解った。
・小学校時の担任が人権教育に力を入れていた理由が解った。
・人権は教育の根本であることが解った。
4月13日、3年生教育学部生を対象に教職支援講座「幼稚園・保育所の採用試験について」が教職アドバイザーの角屋先生により開催されました。
講座では、就職内定状況をはじめ、採用試験のスケジュールや受験資格、論作文の作成に必要なポイント等、事例を交えながらの的確な指導となりました。
【講座を受けた参加者の感想】
・子どもたちにとって幼稚園教諭・保育士は憧れの存在であることが解った。
・論作文の見本を参考にポイントを学ぶことができ、作成する難しさや、長期にわたって学んでいく必要があると感じた。
・地域によって試験の内容・日程が様々であることが解った。
・公立の幼稚園保育士の合格実績を目の当たりにして、どのような姿勢で取り組むべきか考えさせられる講座となった。
・どのような資質をもった保育士が必要とされているのかを学んだ。
・3年生になり本講座を受けて本格的に自覚を持つことができた。
・論作文の課題が保育士に関する内容だけでなく、地方自治体のことについても対象となることに驚いた。
・時事問題や専門的な内容等、常日頃から新聞やニュースにて社会の情勢を意識することが重要であることが確認できた。
・まずはピアノ練習等、自分に今できることを行なっていこうと思った。
・個人だけではなく集団討論等、仲間と協力して練習していかなければならないと感じた。
・先輩たちの報告書やアドバイザーの先生方との面談等これからもたくさん活用していきたい。
平成28年度入学式が挙行され、学部生706名、大学院生15名、専攻科生24名、転入・編入学生4名の計749名が本学に入学しました。
午後からは、外宮・内宮の両宮を各学部に分かれて参拝。新入生たちは入学式終了後に参拝作法指導を受け、さっそく身に付けた作法で、新緑が輝く両宮を参拝しました。
神道学科の新入生、愛知県犬山市出身の吉田建真くんは「高校のときに一人旅をして全国の神社を訪れ、日本古来の神道の思想に興味をもった。神道だけでなく、世界の他の宗教、世界情勢、環境問題など広い視野をもって学んでいきたい」と意気込みを語ってくれました。
学長式辞 新入生宣誓
来賓祝辞 内宮参拝
平成27年度 学位記・修了証書授与式(卒業式)が、3月18日(金)に挙行され、学部生646名、大学院生8名、専攻科生26名、計680名の卒業生が本学を巣立ちました。
当日は、早朝から外宮と内宮を正式参拝。とくに内宮では御垣内での参拝を許され、卒業を奉告しました。絶好の卒業式日和で、春の到来を思わせる温かい日差しの中、色とりどりの袴姿の女子学生や紋付袴の男子学生も見られました。
参拝終了後、本学記念講堂にて学位記・修了証書授与式が執り行われ、学長式辞を始め理事長告辞および来賓からのご祝辞を頂戴しました。
4月から津市で保育士となる芝山智葉さん(教育学科)は、「現代の子どもたちは理科離れが進んでいるといわれるが、大学で学んだ生物学の知識を生かして、自然や生物への興味を育んでいきたい」と話しました。また熊本県の阿蘇神社へ奉職する山田怜央奈さん(神道学科)は、「4年間神道について学んだが、即戦力としてはまだまだ通用しない。奉職する自覚をもって、現場でどんどん動きながら修業を積んでいきたい」と意気込みを語ってくれました。
なお今年度卒業生の就職実績も好調で、教員、公務員、神職のほか、金融・保険、サービス、福祉・医療などの分野で4月からの活躍が期待されます。(詳しくは、平成27年度内定者Voiceにてご覧いただけます)
http://www.kogakkan-u.ac.jp/campusview/employment/voice/voice_h27.php
最後に祝賀会が、今年度卒業生・萼の会(保護者会)・館友会(本学卒業生・修了生の同窓会)・皇學館大学の四者共催で開催され、卒業生・修了生は恩師や級友との別れを惜しんでいました。