本学の目標は、(1)わが国の歴史・伝統を伝承・究明・応用して社会の要請に応える学園の創造、(2)神道精神に基く人間性豊かな立派な日本人の育成、(3)自立心に富み、社会の各領域においてリーダーとして後見できる人材の育成、という三つです。
文学部・教育学部のカリキュラムは、この三つの目標を達成するために、「文学部・教育学部共通科目」と「各学科専門科目」の二つに分けて作られています。
「文学部・教育学部共通科目」というのは、学部・学科に関係なく文学部と教育学部の学生がともに受講する科目で、日本の伝統・文化について幅広い知識を身につけるとともに、内面の充実や人間性の向上に役立つことを意図して設けられている科目です。「各学科専門科目」というのは、共通科目を基礎の上に、各学科・学部独自の教育目的に対応した専門的な知識や技能を会得することを意図して設けられている科目です。
「文学部・教育学部共通科目」は、八つの科目群(カテゴリー)に分かれています。
- (1)皇学−建学の精神と大学の目標を知るための科目群です。
- (2)総合基礎−大学への帰属意識と基礎学力を養う為の科目群です。
- (3)外国語−大学の目標に照らして必要な外国語の力を養うための科目群です。
- (4)日本文化と世界−広い視野から日本文化の基礎を学ぶ科目群です。
- (5)現代と生活-の本の現状への理解力を養うための科目群です。
- (6)自然と科学−現代人として必要な科学的思考を養うための科目群です。
- (7)伝統の心と技−日本人としての徳性と基本的な振る舞いを養うための科目群です。
- (8)人間と仕事−就職への意識を高め、キャリアアップを目指す科目群です。
「皇學館」の「館」というのは、ここでは「学校の建物」を意味します。ですから、「皇學館」という言葉には「皇学」を研究したり、教育したりする学校という意味があります。それでは「皇学」とは何でしょう?ある意味では、皇學館大学で研究したり、教育したりしていることは、みな「皇学」の一部とも言えます。この講義では、テーマごとに違う先生が教団に立って、いろいろな側面から、いろいろな講義を展開しますが、どの学部、どの学科の学生にとっても大切なものばかりです、この講義を受けると、「日本って、いい国だな」と、少し幸せな気分になれるかもしれません。
日本の文化を考えるとき、神宮御鎮座の値である伊勢を抜きにしては語れません。「日本人の心のふるさと」とされる伊勢に付いて学ぶことはわが国の文化や歴史そのものを学ぶことに他ならないのです。こうした観点から伊勢とその関連項目について学び、またこの伊勢の地で学ぶことの意味を考える文学部・教育学部共通の必修科目です。
- テーマ(予定)
- 伊勢の神宮
- 皇學館と伊勢
- 式年遷宮
- 伊勢のまち
- 古代の伊勢
- 伊勢のくらし
- 中世の伊勢
- 伊勢を巡る人びと
- お伊勢参りと御師
- 伊勢の文学
- 伊勢の民俗
- 伊勢のことば
- 近代の伊勢
私達は日本に生まれたにもかかわらず、高校までの学校教育の中では、日本の伝統や文化について、具体的に教えれ、身につける機会がほとんどありません。そこで、日本の伝統や文化について知るだけでなく、実際に体験し、自分の体で表現できるようになること、つまり、日本人らしい日本人になることを目指して設けられた科目群がこれです。武道、書道、雅楽、作法、伝統建築などの科目がすでに決まっていますが、さらに、得、能、落語、華道、茶道などの開設も検討中です。
本学独自の教育制度であるし道教院生を活用して、本学で学ぶことの意義を確認します。また、大学での学びについて不安なく授業を受講できるよう工夫された導入による文学部・教育学部共通の必修科目です。
大学の試験やレポートでは文章による記述が求められます。その方法を効率よく体系的に学ぶことができるよう、少人数による「文章入門」を文学部・教育学部共通の必修科目として設置しています。







