国史学科はその学科名の通り、国の歴史=日本史に特化したカリキュラムを編成。古代から近現代まで、各時代に2名ずつ専任教員を配置することで、他大学のいわゆる“史学科”や“歴史学科”とは異なる恵まれた日本史研究環境を整えています。
また、古文書学や史料講読に重点をおき、少人数クラスでの講読・演習科目を充実させており、学生一人ひとりが自分自身で史料を読み解く力の修得をめざしています。そうした教育の成果は、学生の卒業論文のレベルの高さに反映されています。約32万冊の蔵書数を誇る伊勢キャンパスの図書館は、特に歴史系文献の蔵書数に関して東海地区トップクラス。
また、神宮文庫・神宮徴古館などが近くにあることで、それらの施設に所蔵されている貴重な古文書・古記録等、歴史的な文化財を教育・研究に利用できる点も本学科の大きな特色になっています。
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昭和36年神奈川県生まれ
【専門分野】日本中世史、古文書学、博物館学
【所属学会】日本古文書学会、国史学会、史学会、中世史研究会、日本史研究会、戦国史研究会など
【主な社会活動】伊勢市史編集専門委員会(中世部会)委員、特定非営利法人五十鈴塾教授
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「歴史」というと、教科書や年表の内容を暗記すること、と思っていませんか。確かに中学や高校の歴史の授業はそうだったかも知れません。しかし大学の「歴史学」とは、教科書にも年表にも書いてない歴史事実を「発見」する学問なのです。もちろんそのためには、その歴史事実が起きた当時の「史料」を正確に読解し、分析する力を身につける必要があります。そうした「史料」の考証と、読解力の養成を重視しているのが、皇學館大学国史学科の特色であり、大きな魅力の一つです。 国史学科の卒業生の中には、研究者・教員・神職・博物館学芸員・公務員など、歴史に携わる分野で活躍されている方々が数多くおられます。この先輩方に続く、国史研究に志ある皆さんと共に切磋琢磨できるのを楽しみにしています。
わが国の歴史と伝統に根ざした歴史教育のあり方
バランスのとれた中正な歴史認識
日本人として多様な現代社会を冷静に読み解く力
過去を振り返り将来を正しく展望できる力
それらを教育現場で生徒たちに伝えていける力
本学国史学科が築き上げてきた伝統的な国史学の講義を受け、日本史に関する基礎的かつ専門的な知識を習得する。
毎年、継続的に中学社会・高校地歴教員を輩出し続けてきた本学科の伝統から、歴史の教員として必要な教養を学ぶ。
中正な歴史認識を獲得するためには、歴史史料を厳密に考証する必要があることを学び、史料の読解力を徹底的に養成する。
歴史上に自分のテーマを見つけ、追究する。
●中学校教諭一種免許状(社会)
●高等学校教諭一種免許状(地歴・公民)
▲中学校教諭一種免許状(国語・英語)
▲高等学校教諭一種免許状(国語・英語)
▲小学校教諭二種免許状
●博物館学芸員
●図書館司書
●学校図書館司書教諭
●神職(高等課程 : 明階検定合格・正階授与)
▲印は●印の取得を条件として一つ選択(▲は教科ごとに中・高セットで取得可能)
▲印は資格取得に必要な単位を4年間で満たすことができない場合があります
中学校・高等学校などの教育界
日本の文化・歴史に関する知識を生かす公務員など
さまざまな企業
大学院に進学して研究者へ
| わが国の歴史と伝統に根ざした文化財学のあり方 |
原典主義にたって文化財から歴史を体感できる力 |
古文書の読解力を通じた歴史研究法 |
博物館学芸員として文化財を収集・展示できる力 |
歴史ある神社の神職として文化財を扱う力 |
本学国史学科が築き上げてきた伝統的な古文書学・考古学等の講義を受け、 わが国の文化財に関する基礎的かつ専門的な知識を習得する。
毎年、継続的に学芸員・神職を輩出し続けてきた本学科の伝統から、文化財を扱う職務に必要な教養を学ぶ。
歴史的文化財や遺跡を探訪し、歴史を体感する。
原典主義にたって古文書の読解力を徹底的に養成する。
歴史的文化財の中に自分のテーマを見つけ、追究する。
●中学校教諭一種免許状(社会)
●高等学校教諭一種免許状(地歴・公民)
▲中学校教諭一種免許状(国語・英語)
▲高等学校教諭一種免許状(国語・英語)
▲小学校教諭二種免許状
●博物館学芸員
●図書館司書
●学校図書館司書教諭
●神職(高等課程 : 明階検定合格・正階授与)
▲印は●印の取得を条件として一つ選択(▲は教科ごとに中・高セットで取得可能)
▲印は資格取得に必要な単位を4年間で満たすことができない場合があります
博物館学芸員など文化財に関係する職業
多くの文化財を持つ神社の神職
さまざまな企業
大学院に進学して研究者へ

国史学を学ぶために必要な基礎知識を総合的に修得。専門教養の「国史概説C」「国史概説D」で国史とは何かを学び、「日本史学史」で日本の歴史学の歩みを学習します。

1年次に学んだ知識をより深めていきます。演習形式の「史料講読」のほか、「史学概論」など歴史関連のさまざまなテーマを用意した科目の履修が始まります。

時代別に分かれて学ぶ「演習」で、いっそう本格的な歴史学の研究を進めます。「東洋思想史」「西洋思想史」のほか、多彩な科目により多角的な理解を深め、自分のテーマを絞り込みます。

「国史学特殊演習」では、歴史上のさまざまな事象を研究テーマとしてとりあげ、これまでに学んだ知識を深く掘り下げた演習を展開。そして4年間の学習の総仕上げとして各自のテーマを卒業論文にまとめます。
| 専門科目 |
| 必修科目 |
選択必修科目 |
選択科目 |
国史概説C(近世史)
国史概説D(近代史)
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日本史学史
書誌学概論
国文学史概説Ⅰ
国文学史概説Ⅱ
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国史概説A(古代史)
国史概説B(中世史)
史学概論
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史料講読A(古代)
史料講読B(中世)
史料講読C(近世)
史料講読D(近代)
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古文書学
考古学
美術史
教育史
日本思想史
人文地理学
地誌学
法律学概論
社会学概論
社会学特講
経済学概論
宗教学概論
日本宗教史
神宮史Ⅰ
神宮史Ⅱ
書誌学講義
書物と図書館の文化史
博物館学Ⅰ
博物館学Ⅱ
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国史学演習
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国史学特講AⅠ(古代史)
国史学特講AⅡ(古代史)
国史学特講BⅠ(中世史)
国史学特講BⅡ(中世史)
国史学特講CⅠ(近世史)
国史学特講CⅡ(近世史)
国史学特講DⅠ(近代史)
国史学特講DⅡ(近代史)
東洋史概説
西洋史概説
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東洋思想史
西洋思想史
日本文化史Ⅰ
日本文化史Ⅱ
歴史地理学
政治学概論
世界宗教史
有職故実
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国史学特殊演習
卒業論文
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法制史特講
政治学特講
社会経済史
哲学概論
心理学概論
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本講義では、わが国の歴史における中世史を概説します。平安時代後期から保元・平治の二度の大乱に続く平氏の興隆と滅亡、さらには鎌倉幕府の成立から室町時代、織豊時代と天下統一にいたる激動の時代を詳述。それぞれの時代の特色と各時代の主要な出来事について理解を深め、中学社会・高校地歴の教員採用試験対策を視野に入れた基礎知識の修得をめざします。
歴史学の原点に立ち戻り、「歴史とは何か」「何のために歴史学を学ぶのか」を考えてみましょう。歴史とは、過去に対する総合科学といわれるほど広範で、包括的な学問です。本講義では、歴史学上におけるさまざまな歴史理論や研究方法を取り上げ、国史学科で学ぶ素養と歴史研究・歴史叙述の方法を身につけます。
日本古代史の基本史料である「六国史」のうち、『続日本紀』を精細に読み解きます。歴史学は根拠の学問です。日本の歴史を実証的に研究する学生にとって原典(史料)を読むことは義務であり、また特権でもありますが、史料を読む(読める)作業には実に多くの努力と訓練が必要です。授業では『続日本紀』の精読を通じて史料の読解力を養います。
人間の考えや思想を歴史的な視点から解き明かす思想史学は、史料の実証性を追究する歴史学の他の分野とは、かなり様子が異なるかもしれません。論文の中に、どれほど精緻な理論が構築されていても、それが研究者の主観に過ぎなければ学問として成り立ちません。そのため本演習では、思想的な分析力と文献的な実証力を養うことを主眼に『幕末志士遺文集』の研究を行います。
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文学部では、3年次に各ゼミの研究テーマに関するフィールドワークとして、国内外への研究旅行を実施しています。国史学科の岡野ゼミは、源義経と北畠顕家の足跡をたずねて、東北地方の史跡・博物館等をめぐり、中世の文書も堪能する充実したものとなりました。
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