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【6月10日(水)】第3回人源輝業セミナー開催報告
平成27年6月16日(火) / 校内風景

本学と百五銀行が連携し、さまざまな分野で活躍される方に、その取り組みや考え方、生きざまを熱く語って頂く本セミナー。今回は、「半農半X(はんのうはんえっくす)」という生き方を京都府綾部市で実践されている塩見直紀氏と、南伊勢町で様々なイベントを通して地域を元気にする活動を続けている田畑由美氏を講師にお招きしました。 

 塩見氏は本学国史学科の卒業生。「大学時代を過ごした伊勢は第2のふるさと、四半世紀前の卒業以来、初めて大学の門をくぐれてうれしい。」とまず挨拶。半農半Xとは、持続可能な農ある小さな暮らしをベースに、天与の才を社会に活かす生き方、暮らし方。内村鑑三の言葉、「我々は何をこの世に遺して逝こうか。金か、事業か、思想か」を紹介し、半農半Xという思想を創り上げた経緯や、人との縁を契機として、この考え方が海外でも評価され、台湾や中国でも出版されているとのことでした。また、先人の知恵と若い感性を掛け合わせることで、地域の活性化や希望ある未来の創造につながると提案。「若い人には、稼ぎつつ、家庭を築きつつ、社会を変えてほしい。」とエールを送りました。

 田畑氏は、東京生まれで、海外で農業支援の仕事に従事した後、南伊勢町に移住。子どもの炭焼き体験や障がい者と協働でのパン作りなど、さまざまなアイディアを実行に移し、半農半X15年間実践されています。三重県の障がい者の雇用率は平成25年は全国ワースト1で、その後改善は見られるものの平成27年は全国22位とまだまだ遅れていることなど、知られていない情報も多く大変勉強になりました。楽しみながら活動することが一番大事とも話されていました。

 次に、岸川教授のお膳立てで、南伊勢高校の高校生が飛び入り参加。ソーシャルビジネスプロジェクト(SBP)の取り組みを発表しました。まず、南伊勢町の人口減少や過疎化の問題を説明。地域や社会の問題を解決するための手法としてSBPを活用し、「たいみー焼き」や「セレクトギフト」など、活動内容を紹介しました。途中、南伊勢町のマスコットキャラクター たいみーが教室に現れるサプライズ演出もあり、会場は盛り上がりました。

 その後、パネルディスカッションの予定を変更して、塩見氏、田畑氏に参加者からの質問を受付。会場からは、「次のステップとして何を考えているか」「来年開催が決定した伊勢志摩サミットに向け、外国人に伊勢志摩をPRするにはどうすればよいか」「自分のXをどのように見つければよいか」など、活発な質問があり、それぞれの講師から「南伊勢を自給自足の町にしたい」「『御食つ国』×『若い感性』でニューコンセプトを」「サミットはたなぼたではない。注目されることで、自分が与えられるXは何かを再認識し、自己研鑽を」「未来が変わる予感がするような言葉を創る」「人からどんなことを頼まれるかがX。それを1つでなくたくさんに増やして」など、有意義なアドバイスがありました。

 セミナー終了後は、南伊勢高校の生徒によるセレクトギフトの販売や試食があり、こちらも大盛況でした。なお次回開催は12月の予定です。詳細が決まり次第、本学HPイベント情報にてお知らせします。

  



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