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【2月14日(土)】皇學館大学ふるさと講座開催
平成27年2月16日(月) / ニュース

皇學館大学ふるさと講座を、2月14日(土)、名張市武道交流館いきいき1階の多目的ホールで開催し、齋藤平教授(文学部国文学科)が「名張の言語調査」と題し講義しました。

今回のふるさと講座は、なばりカレッジ」の最終回としても開催。また、当日の飛び入り参加も多く見られ、会場は約120名の参加者大賑わいとなりました。

講座のなかで齋藤教授は、言語調査の歴史や方法、三重県や名張における方言調査の研究事例を踏まえ、名張の方言を具体的に解説。言語調査をするときには、その地域の「話者」と呼ばれる方に聞き取りを行い、なぞなぞや選択方式で調査すること。また当時の苦労話や面白いエピソードなども織り交ぜつつ話しました。

さらに、名張の方言の特徴として、中世以降の古い言葉が多数残っていること。関西弁の「~やさかい」について、県内他地域では名古屋の影響を受けた「~やもんで」を使用するなか、名張で「~やさけ」が残存するのは、関西的要素がより強いためであること。目、歯、手などの一拍語を「めぇ~」などと2拍使って表現するのが京阪式のアクセントの特徴で、青山峠がその言語境界となっていることなども紹介されました。

講座終了後の質疑応答では、関東出身の名張在住者が、義母に「『かってきて』と言われ、『買ってきた』ら名張では『借りてきて』の意味であった。」(名張では「買ってきて」は「こうてきて」と言う)とのエピソードや、「もしタイムマシンで過去の時代に行けたら、どの時代まで自分の言葉が通じるか?」との質問に、齋藤教授が「中世までは動詞の活用が今の言葉とあまり変わらないので大丈夫。私なら、中世と平安時代の間の言葉がダイナミックに変化する時代に行ってみたい。」と答えるなど、活発な質問が寄せられ、会場は大いに盛り上がりました。

本講座は、名張市との地域連携協定に基づく活動の一環として、平成23年度より始められたものです。来年度も8月と2月の年2回、名張をテーマに講座を行う予定です。

 



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