氏名 板井 正斉 (イタイ マサナリ)
専門分野 宗教社会学、宗教民俗学、福祉文化論
学位 修士(文学)(第187号)皇學館大学

◆代 表 業 績

著書(単著)
ささえあいの神道文化 平成23年06月30日 本研究は、神道文化と現代的な社会課題をめぐる新たな研究視点の創出を目的として、いまあらためて地域社会に求められる神社の役割を「支え合い」を鍵にしながら考察した。(神道文化叢書、A5判、総248頁)
【単著】
弘文堂

著書(共著、編著、翻刻、翻訳、注釈等)
宗教と福祉 平成18年07月 現代世界において人々が"よりよく生きる"とはどのような意味として理解することが可能なのであろうか。このテーマを社会福祉の課題として、さまざまな宗教・宗教文化の観点から照射し、具体的な話題を示しつつ議論をするのが本書の目的である。(A5版、総249頁、153頁〜170頁、島薗進、稲場圭信、古澤有峰、クリスチャン・ヘアマンセン、ランジャナ・ムコパディヤーヤ、櫻井治男、金子昭、板井正斉、細谷幸子、野世英水、藤本頼生)
【共著】
皇學館大学出版部
編者名及び共著者名:島薗進、稲場圭信、古澤有峰、クリスチャン・ヘアマンセン、ランジャナ・ムコパディヤーヤ、櫻井治男、金子昭、板井正斉、細谷幸子、野世英水、藤本頼生
掲載頁:153頁〜170頁
社会貢献する宗教 平成21年12月 宗教と社会の互恵性を目指すことを目的に「宗教の社会貢献」という積極的なテーマを掲げ、宗教が社会問題に向き合う必要性、そのための社会的条件、社会資本としての宗教の可能性を考察した(B6版、総248頁)。本書において関連する文献解題を葛西氏と共に執筆した(220頁〜236頁)。(稲場圭信・櫻井義秀・濱田陽・藤本頼生・大谷栄一・黒崎浩行・吉野航一・寺沢重法・猪瀬優理・板井正斉・葛西賢太)。
【共著】
世界思想社
編者名及び共著者名:稲場圭信・櫻井義秀・濱田陽・藤本頼生・大谷栄一・黒崎浩行・吉野航一・寺沢重法・猪瀬優理・板井正斉・葛西賢太
掲載頁:220頁〜236頁
すこやかな心身と社会であるために 平成22年03月31日 平成21年度皇學館大学社会福祉学部月例文化講座において「宗教は心の健康に役立つか?−ケアを“癒し”や“スピリチュアリティ”から考える−」と題して行った講演をもとに執筆。現代日本人の宗教的価値観の変遷と、社会課題である「ケア」との結び付きから、我われの心の健康を考えた。(B6判、総178頁、1頁〜27頁、橋本雅之、叶俊文、森岡純子、酒井研作、池田久代、岩崎利彦、山中優、板井正斉)
【共著】
皇學館大学出版部
編者名及び共著者名:橋本雅之、叶俊文、森岡純子、酒井研作、池田久代、岩崎利彦、山中優、板井正斉
掲載頁:1頁〜27頁

学術論文
福祉文化と祭り―神道福祉研究の可能性― 平成13年03月 本研究は、地域社会の一側面をムラ共同体と位置付け、そこに内在されてきた「老い」そのものに対する社会的・文化的な意味づけや理解といった「老いの価値」をムラの福祉文化を豊にする可能性と位置づけることを目的として、神社を起点としたムラ祭りとの関係性から検証することで、新たな神道福祉研究の視点設定を試みた。(155〜176頁)
【単著】
皇學館大学神道研究所紀要17、皇學館大学神道研究所
掲載頁:155〜176頁
神事芸能と地域福祉―石見神楽の事例― 平成13年03月 本研究では、日本社会における神社を起点としたムラ社会において、従来から内在され継承されてきた地域的文化的な価値を、今日的関心の強い地域福祉との新たな接点として見出すことを目的として、具体的には、神事芸能である石見神楽の事例からその方法論的可能性を考察した。(5頁〜10頁)
【単著】
皇學館大学神道研究所所報60、皇學館大学神道研究所
掲載頁:5頁〜10頁
神道と福祉文化論―神島における老人観の現在― 平成13年04月 本研究では、一般に「敬われる老人達の島」とされ、地理的にも離島という限られた社会空間である三重県鳥羽市神島町を取り上げ、神島の老人観について、(a)日常的な老人一般に対する意識と、(b)非日常的な場面における老人に対する意識とに分類し、ムラの祭りにおける「老人」と、ムラにおける文化的・社会的脈絡の中に内在されている「老人」観との関係性を明らかにした。(47頁〜70頁)
【単著】
皇學館論叢34-2、皇學館大学人文学会
掲載頁:47頁〜70頁
「敬老神話」の発生―民俗調査資料に描かれた「敬われる老人達の島」神島― 平成14年11月 神島研究史において「敬われる老人達の島」という表現はステレオタイプ的に繰り返されてきた。このイメージ化された老人観を民俗調査資料から検証した。その結果、イメージの発生を明治31年から大正13年にかけての時期まで遡ることができ、そこには「神話のリアリティー」とでも言うべき要因が脈々と、複雑に継承されていることを明らかにできた。(45頁〜58頁)
【単著】
皇學館大学社会福祉論集5、皇學館大学社会福祉学会
掲載頁:45頁〜58頁
老人観の一考察―年祝いに見る老人の位置づけ― 平成15年11月 本研究では、歴史的民俗的な老人観を年齢区分に限定して考察を試みた。そこからは、おおよそ60歳または61歳を年齢的境界として「老人」とする民俗学の辞書的な位置づけを確認しつつも、三重県鳥羽市神島と同県名張市黒田での年祝いの事例から、地域によって多様な区分が存在することを示した。ここに「サブカルチャーとしての老人文化」を民俗学的に考察することの現代的意義を指摘した。(37頁〜46頁)
【単著】
皇學館大学社会福祉論集6、皇學館大学社会福祉学会
掲載頁:37頁〜46頁
祭りの変容と「老い」の象徴性―神島における二つの外部的要因から― 平成16年03月 神島の敬老的な老人観を象徴的に形成している祭礼における老人の役割は、近代以降、神社整理と漁業協同組合設立発展という二つの外部的要因の受容によって四つの変容をきたしてきた。しかしながら、その根本的価値において島の老人観は変わることなく脈々と継承されており、そこにはムラ氏神を中心とした共同体的な宗教性や民俗性がムラ社会を豊にする福祉文化として深く関わっていることを考察した。(23頁〜37頁)
【単著】
皇學館大学神道研究所紀要20、皇學館大学神道研究所
掲載頁:23頁〜37頁
皇學館大学における聴覚障害学生への講義保障―初期の取り組みから― 平成16年12月 聴覚障害学生の講義保障として立ち上げたノートテイクボランティアの現状と課題を分析するために、講義後、利用学生とテイカーにまとめてもらった記録票の簡単な言説分析と、ミーティングなどで出された意見を整理した。そこから技術的な「要約」と、運営的な「サポートシステム構築」の2つの課題を明らかにした。(79頁〜96頁)板井正斉、勝又広志、小船谷拓大。
【共著】
皇學館大学社会福祉論集7、皇學館大学社会福祉学会
編者名及び共著者名:板井正斉、勝又広志、小船谷拓大
掲載頁:79頁〜96頁
障害学生の社会福祉援助技術現場実習サポート 平成17年03月 障害学生の社会福祉援助技術現場実習サポートについて、高等教育における実習を概観しながら、本学部の実践から視覚障害、聴覚障害の二事例を紹介した。そこから@パーソナルな実習サポート基準の構築、A実習目的の明確化、B実習指導室のコーディネート機能、Cサポートボランティアの気づきの4点を考察した。(129頁〜144頁)
【単著】
皇學館大学社会福祉論集8、皇學館大学社会福祉学会
掲載頁:129頁〜144頁
近鉄鳥羽駅バリアフリーボランティアモデル事業調査報告書 平成17年11月 国土交通省が平成17年度、全国5ヶ所で実施した「バリアフリーボランティアモデル事業」の内、近鉄鳥羽駅バリアフリーボランティアモデル事業の調査報告書。(A4判、総50頁)板井正斉、野口あゆみ。
【共著】
中部運輸局
編者名及び共著者名:板井正斉、野口あゆみ
掲載頁:1頁〜50頁
伊勢志摩バリアフリーツアー促進プログラム報告書 平成18年03月 中部運輸局が、平成16年度〜17年度の2ヵ年にわたり実施した「伊勢志摩バリアフリーツアー促進プログラム」研究の報告書。(A4判、本文53頁)板井正斉、野口あゆみ。
【共著】
中部運輸局
編者名及び共著者名:板井正斉、野口あゆみ
掲載頁:1頁〜53頁
平成17年度市民活動団体等支援総合事業報告書「バリアフリー観光地づくりによる、福祉社会の創造」 平成18年03月 平成17年度、内閣府が実施した市民活動団体等支援総合事業の研究報告書。(A4判、総61頁)板井正斉、中村元、野口あゆみ。
【共著】
NPO法人伊勢志摩バリアフリーツアーセンター
編者名及び共著者名:板井正斉、中村元、野口あゆみ
掲載頁:1頁〜61頁
地域文化の価値とバリアフリー化に関する一考察 平成19年03月 平成18年3月17日から26日の10日間実施した「ばりふりお伊勢さんお参りサポートボランティアモニター調査」について概要を紹介し、ネットワーク構築のための現状と課題を整理した。(47頁〜55頁)
【単著】
皇學館大学社会福祉学部紀要9、皇學館大学社会福祉学部
掲載頁:47頁〜55頁
近鉄鳥羽駅バリアフリーボランティアモデル事業調査について 平成19年03月 平成17年8月に実施した近鉄鳥羽駅バリアフリーボランティアモデル事業調査の概要報告。
【単著】
地域福祉文化研究所年報1、皇學館大学社会福祉学部地域福祉文化研究所
掲載頁:5頁〜12頁
NPOをインターフェイスにした宿泊施設への入浴介助サービスの効果と課題 平成20年02月 本研究では、NPOをインターフェイスにした宿泊施設への入浴介助サービスについて、その構築を目的として、@宿泊施設における入浴介助サービス研修会、A入浴介助サービス付宿泊モニター調査、B宿泊施設への身体介助サービスに関するアンケート調査を実施した。本稿では調査から見えてきた効果と課題を整理した。
【単著】
皇學館大学社会福祉論集10、皇學館大学社会福祉学会
掲載頁:1頁〜16頁
宿泊施設におけるバリアフリー研修プログラム開発に向けての一試論 −バリアフリー・イマジネーション・ゲーム− 平成20年03月 1990年以降、「バリアフリー旅行本格化の時代」を迎えたわが国において、ハード面のみならず、それを提供する側のソフト面の改善が求められていると考える。そこで本稿の目的は、障害者・高齢者へバリアフリー旅行の情報提供を行っているNPO法人において、最もソフト面での対応が求められる宿泊施設の従業員に対する研修プログラム(バリアフリー・イマジネーション・ゲーム)開発とその有効性を検証した。<査読あり>
【単著】
福祉文化研究17、日本福祉文化学会
掲載頁:83頁〜94頁
ボランティア活動動機から見る宗教的内発性の一考察−バリアフリーお木曳きを事例として− 平成21年01月25日 日本におけるボランティア活動動機は、宗教性との関わりを見出しにくく、利他的行動研究でも日本人の精神的基層にある宗教性と結びつく具体的な因子は未整理である。本稿では「バリアフリーお木曳き」行事へ参加した障害者・高齢者とボランティアへのアンケート調査から活動動機を考察し、地域文化的なキーワードが利他的・利己的動機と連動して捉えられた。従来、個人因子のみだったボランティア活動動機に対して、環境因子としての地域文化性を含めることで、日本人の精神的基層にある宗教的内発性が、個人因子と環境因子との相互作用によって成り立っていることを見出せる。<査読あり>
【単著】
『神道宗教』213(神道宗教学会)
掲載頁:1頁〜26頁
高齢者・障害者の聖地旅行に見える聖性の再構築について−伊勢神宮における参拝ボランティア調査から− 平成21年03月31日 先行研究を整理した上で、伊勢神宮を訪れる高齢者・障害者(ゲスト)と、それを受入れる観光ボランティアガイド(ホスト)に注目して(1)訪れる人々についてはBTCで対応した個別事例を考察し、(2)受入れる人々については観光ボランティアガイドの意識調査を行った。そこから、ゲストとホストの両者が追求する「伊勢神宮らしさ」のあり方を明らかにすることで、高齢者・障害者の聖地旅行に見える聖性の再構築を考察した。(141頁〜162頁)
【単著】
神道文化20・21、神道文化会
掲載頁:141頁〜162頁
聖地旅行をめぐる「支え合い」の歴史‐伊勢参宮の「施行」に見える高齢者・障がい者の事例‐ 平成22年03月 現代的な参拝ボランティアとの連続性・非連続性を歴史的な高齢者・障がい者の伊勢参宮における「施行」から再考した。
【単著】
皇學館大学社会福祉学部紀要12
掲載頁:31頁〜44頁
「新たな支え合い」をめぐる伝統的価値観に関する一考察〜<空間性>の活用の可能性〜 平成22年03月25日 「地域における『新たな支え合い』を求めて―住民と行政の協働による新しい福祉―」(以下、新たな支え合い報告書)を概観すると、我われの日常生活に直結する社会問題に対して、地域を基盤とした「新たな支え合い」モデルの構築が喫緊の課題であることをあらためて理解できる。その一方で、伝統的な価値観を捉えてきた宗教学の領域においては、近年、宗教の枠にとらわれない「思いやり」や「おかげさま」といった普遍的利他的な行動動機に関する研究が注目されている。本稿では、以上の関心と動向を踏まえつつ、筆者が調査した事例から「新たな支え合い」に見る伝統的価値観の可能性を福祉文化に引き付けて考えた。<査読あり>
【単著】
福祉文化研究19、日本福祉文化学会
掲載頁:100頁〜113頁
現代神道と社会課題をめぐる近年の研究動向―福祉から社会貢献へ、まなざしの軌跡― 平成23年03月 現代神道と社会課題をめぐる近年の研究動向を、従来の神道学による研究方法では対象になりにくかった社会課題、すなわち「福祉」や「社会貢献」について、主に宗教学や宗教社会学の領域における近年の研究を振り返った。(153頁〜174頁)
【単著】
日本学論叢1、皇學館大学現代日本学会
掲載頁:153頁〜174頁


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