氏名 小木曽 一之 (オギソ カズユキ)
専門分野 応用生理学 バイオメカニクス 陸上競技
学位 称号:Ph.D (The Doctor of Sport Sciences)、授与機関:University of Jyvaskyla

◆代 表 業 績

著書(共著、編著、翻刻、翻訳、注釈等)
世界一流陸上競技者の技術 平成06年12月 第1章 短距離、第2章 障害:1990年、東京で開催された第3回世界陸上競技選手権大会において撮影した世界一流競技者の疾走フォームを分析し、解説している.
【共著】
ベースボールマガジン社
編者名及び共著者名:佐々木秀幸、小林寛道、阿江通良 監修
掲載頁:31-49、66-87
学生のための健康科学 平成08年02月 第4章 人間と行動:人間の行動がどのように発現されるかについて、主に神経筋システム、骨、骨格筋のエネルギー源の側面から述べている.また、そのような身体運動を生み出す欲求についても触れている.
【共著】
鈴木製本所
編者名及び共著者名:編者代表 伊藤義和
掲載頁:36-52
陸上競技を科学する 平成11年03月 T部 第1章 2.スプリント走の能力を向上させるための技術:スプリント走のメカニクスに基づき、その能力向上の方法について主にバイオメカニクス的観点から解説している.
【共著】
道和書院
編者名及び共著者名:関岡康雄 編著
掲載頁:6-15

学術論文
全力疾走中の回復期後半における下肢の動きのバイオメカニクス的研究 平成04年03月 接地直前における下肢の動きをその力学的エネルギーの流れから検討した.その結果、接地前における下肢には、その疾走速度に応じて課せられた一定量の仕事があるものの、筋の状態によりそのパワーが変化することで、その動きの時間的・距離的変化が生じることが示された.
【共著】
日本学生陸上競技連合発行,陸上競技研究5
掲載頁:2〜8
全力疾走中の上肢における機械的エネルギーの流れ 平成04年09月 疾走中における上肢のエネルギーの流れを検討した.その結果、身体前方にある上肢から、体幹を通じて身体後方にある上肢にエネルギーが流れ込むことが明らかとなった.このことは、前方へと動いていく上肢を、タイミングよく素早く体幹へと引き戻してくることが重要であることを示すものである.
【共著】
日本学生陸上競技連合発行,陸上競技研究7
掲載頁:12-20
スプリント走の特性が生かされる至適条件 平成06年02月 小学生から大学生までを対象に、スプリント走を行う上で適切な疾走条件を検討した.その結果、加速、最大速度、速度維持といったすプリント走の運動特性を含み、全力を発揮できる条件としては、約15秒間にわたる疾走が望ましいと考えられた.
【共著】
日本バイオメカニクス学会機関誌, Jpn. J. SPORTS SCIENCES 13(1)
編者名及び共著者名:小木曽一之、天野義裕
掲載頁:115-123
全力疾走時にみられる疾走スピードの変化特性 平成09年03月 疾走スピードの特性を年齢毎に調査し,その普遍的な要因を見出した.その結果、疾走能力は、年齢、性、トレーニングの有無により異なるものの、その疾走スピードの時間に対する変化特性は、その年齢、性、トレーニングの有無に関係なく、一定であることが示された.
【共著】
日本体育学会機関誌,体育学研究41(6)
編者名及び共著者名:小木曽一之、串間敦郎、安井年文、青山清英
掲載頁:449-462
全力疾走時の速度変化に伴う支持脚各部の機能の変化 平成10年02月 全力疾走中,その疾走スピードの変化に伴う身体各部の機能の変化を検討した.その結果、1)大腿は疾走スピードの変化に関わらず、常に同様な形で働かされること、2)疾走スピードの変化には、足と下腿の働きが直接的な影響を及ぼすこと、3)大腿は、足と下腿の働きに影響を持つこと、4)スピード低下局面では、下腿の働きの低下を補うかのように、大腿と足が働くこと、が明確となった.
【共著】
日本体力医学会機関誌,体力科学47(1)
編者名及び共著者名:小木曽一之、安井年文、青山清英、渡辺健二
掲載頁:143-154
Stretch-reflex mechanical responses after varying types of previous muscle activities 平成12年07月 背景筋活動にともなう伸張反射により生み出された力の変化を検討した.その結果、最も早く、効率よく、大きな力が引き出される条件は、等尺性収縮後に筋腱複合体が伸張された場合であることが明確となった.
【共著】
5th Annual Congress of the European College of Sport Science (Jyvaskyla, Finland)
走運動時の体幹の役割 平成13年06月 疾走中における体幹の役割について、身体各分節間におけるエネルギーフローに絡めながら、腰関節まわりと体幹の筋群を中心に検討した.
【単著】
日本体育学会編集,体育の科学51(6)
掲載頁:438-443
Effects of background muscle contractions on short-latency stretch reflex 平成13年07月 努力度合と伸張反射の変容について検討した.その結果、伸張反射は努力度合いによって左右されず、予備緊張があればその動態はほぼ一定である、すなわち予備緊張があるかないかが大きな問題であることが示された.
【共著】
6th Annual Congress of the European College of Sport Science (Cologne, Germany)
Reflex sensitivity before, during and after a long-lasting exercise 平成14年07月 低強度・長時間の運動に対する伸張反射の変化を検討した.その結果、伸張反射はH反射と同様に、運動後、その感受性を大きく低下させ、2時間後には回復すること、そして2日目にもう一度低下した後、6日後には元のレベルに回復するといったBimodalな回復を示すことが明らかとなった.
【共著】
7th Annual Congress of the European College of Sport Science (Athens, Greece)
編者名及び共著者名:Ogiso K, Kuitunen S, Avela J, Komi PV
掲載頁:670
Short-latency stretch reflex modulation in response to varying soleus muscle activities 平成14年12月 背景筋活動にともなう伸張反射の変容について検討した.その結果、筋腱複合体伸張時における筋活動様式(短縮性、伸張性、等尺性)によって、引き起こされる伸張反射の動態が大きく変容されることが明確となった.また、予備緊張はその強さではなく、「あるかないか」が伸張反射の動態に大きな影響を及ぼすことが明確となった.
【共著】
ISEK機関誌,Journal of Electromyog Kinesiol 12(1)
編者名及び共著者名:Ogiso K,McBride JM,FinniT,Komi PV
掲載頁:17-26
Stretch reflex mechanical responses to varying types of previous muscle activities 平成14年12月 伸張反射により生み出される力に対する背景筋活動の影響を検討した.その結果、等尺性収縮後に筋腱複合体が伸張された時、最も早く、最も効率よく、最も大きな力が引き出されることが明確となった.
【共著】
ISEK機関誌,Journal of Electromyog Kinesiol 12(1)
編者名及び共著者名:Ogiso K,McBride JM,FinniT,Komi PV
掲載頁:27-36
Stretch Reflex Modulation during Exercise and Fatigue 平成15年09月 伸張反射が背景筋活動および疲労によってどのように変容されるのかについて検討した.その結果、筋腱複合体伸張時における筋活動様式(短縮性、伸張性、等尺性)、予備緊張の有無、疲労の度合いによって、引き起こされる伸張反射の動態が大きく変容されることが明確となった.
【単著】
博士論文(University of Jyvaskyla,Finland)
掲載頁:0-170
Mechanical responses elicited by a mechanical and electrical stimulation after different muscle activities 平成17年07月 異なる筋収縮形態の後、機械的伸張あるいは電気刺激によって、筋腱複合体に生じる力が引き出された.その結果、筋腱複合体の伸張があるかないかで、その引き出される力の特性が大きく異なることが明らかとなった.
【共著】
10th Annual Congress of the European College of Sport Science (Belgrade, Serbia)
編者名及び共著者名:Ogiso K, Kuitunen S, Avela J, Komi PV
掲載頁:177-178
Effects of effort and EMG levels on short-latency stretch reflex modulation after varying background muscle contractions. 平成17年08月 伸張反射と予備緊張の努力度合い、およびそれに伴う筋電活動との関係について検討した.その結果、伸張反射は努力度合いや筋電活動の大きさによってあまり左右されず、予備緊張があればその動態はほぼ一定であることが示された.
【共著】
ISEK機関誌,Journal of Electromyography and Kinesiology15(4)
編者名及び共著者名:Ogiso K,McBride JM,FinniT,Komi PV
掲載頁:333-340
全力疾走中、我々はどのように地面を捉えるべきか? 平成17年12月 全力疾走中、最も難しく、重要な局面である接地の仕方について、神経筋に関して得られた知見をもとに検討した.
【単著】
日本スプリント学会機関誌,スプリント研究15
掲載頁:61-69
反射活動は調節される 〜中潜時・長潜時伸張反射に着目して〜 平成18年03月 自動的に引き起こされると考えられている反射活動が様々な要因によって変容することを、主に中潜時・長潜時伸張反射に着目して述べている.
【単著】
陸上競技学会誌第4号、日本陸上競技学会
掲載頁:25−30
反射活動は調節される 〜短潜時伸張反射に着目して〜 平成19年03月 自動的に引き起こされると考えられている反射活動が様々な要因によって変容することを短潜時伸張反射に着目して述べている.
【単著】
陸上競技学会誌第5号、日本陸上競技学会
掲載頁:29〜37
Effects of D-ribose supplementation on an intermittent anaerobic exercise  平成19年07月 間欠的に行われる最大無酸素性運動のパフォーマンスに対するD-リボース補給の効果について検討した.その結果、D-リボースの経口摂取は、最大パワーや回転数を向上させはしないものの、それに要する酸素摂取量を減少させる効果があることが明白となった.
【単著】
12th Annual Congress of the European College of Sport Science (Jyvaskyla, Finland)
掲載頁:122
日常生活圏に設定したルートを用いたウォーキングの実践とその効果 平成19年08月 日常生活圏にウォーキングルートを設定し、そのルートにおいてウォーキングトレーニングを週3回、3週間にわたって実践した。その結果、体力水準の向上とともに、血液成分値の改善が見られた。なお、この短期間における改善には、異なる年齢層とともに楽しくウォーキングを行った影響が大きいと考えられた。
【共著】
日本体育学会編集,体育の科学第57巻第8号
編者名及び共著者名:小木曽一之、串間敦郎、青山清英、水落文夫、高橋正則
掲載頁:637-642
神経筋の振る舞いからみた最大疾走スピードの獲得条件 平成19年09月 スプリント走のパフォーマンスと密接な関係にある最大疾走スピードを高めるための条件を神経筋の振る舞いから考察した。
【単著】
陸上競技研究70
掲載頁:2-8
Functional Adaptation of Support Leg Segments to Change in Sprint Running Speed 平成20年08月 疾走中のスピード変化に対する支持脚各部の対応について調査した.その結果、足部で身体をしっかりと支えながら、大腿部で身体を前方に送り出すことが重要であるのと同時に、下腿の前方への回転の良し悪しが疾走スピードに直接的な影響を及ぼすことが明らかとなった.(Edited by Jiang Y, Hong YL, Sun JH)
【単著】
Proceedings of 1st Joint International Pre-Olympic Conference of Sports Science & Sports Engineering Volume II: Bio-Mechanics and Sports Engineering
掲載頁:182-187
育児中の母親に対するスポーツ活動 平成20年11月 育児中の母親に対するスポーツ活動の効果について検証した.その結果、育児から開放した中でのスポーツ活動は、子育て中の母親のストレスを大きく削減する可能性を持つことが示された.また、普段接していない学生などが活動に関わることで、その効果はより大きくなると考えられた.
【共著】
保健の科学第50巻第11号
編者名及び共著者名:小木曽一之、田口鉄久
掲載頁:785-790
Leg and joint stiffness in human hopping 平成22年09月09日 異なる強度で両脚ホッピングを行った時における脚および関節スティフネスの調節を調査し、地面反力、筋電活動、ジャンプ動作を分析した。脚および足関節では変化が見られなかったが、ホッピング強度が上がると共に、膝関節スティフネスは有意に向上した。筋電活動は、ホッピング強度とともに、接地直前と接地前半で有意にその平均筋電図が増大した。しかしながら、伸張反射が亢進したのは外側抗筋のみであった。
【共著】
Scandinavian Journal of Medicine & Science in Sports
編者名及び共著者名:S. Kuitunen, K. Ogiso, P. V. Komi
掲載頁:on line
Age-related contributions of ankle muscular coordination to postural equilibrium 平成23年07月08日 Older adults were difficult to control the position quickly and precisely, which influenced the postural equilibrium. This characteristic depended on the muscle strength are consistent with earlier reports of declines in muscle strength (Reimers et al., 1998) and sensory capabilities (Thelen et al., 1998). On the other hand, children secured the postural stability by quick control of the position.
【共著】
16th Annual Congress of the European College of Sport Sciences
編者名及び共著者名:Kazuyuki, O., Takahiro, F., Takeru, M.
掲載頁:333

その他
最新スポーツ科学辞典 平成18年08月
【共同】
平凡社
編者名及び共著者名:日本体育学会


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