氏名 井後 政晏 (イジリ マサヤス)
専門分野 神道史
学位

◆代 表 業 績

著書(単著)
諸国の一宮と総社 平成11年07月 一宮・総社を概括し、具体例として『時範記』による因幡国、国内神名帳を留める尾張国、それに伊勢国では当国の大社(大神十一所)と鈴鹿郡の伊奈冨神社に周辺地区の神主・獅子が参集する点が注目されると説く。B6判 、1〜46頁。
【単著】
皇學館大学講演叢書 第98輯(皇學館大学出版部)
掲載頁:1〜46頁
古代の神宮式年遷宮 平成23年03月 神宮の二十年毎の式年遷宮が持統天皇の御代に立制されたこと、ついで古代の律令国家による整備された造営の実態、更に平安末期に新たに造営費を役夫工米の方式によって行う国家的・国民的な造営を開始したことについて述べる。
【単著】
皇學館大学講演叢書 第126輯(皇學館大学出版部)
掲載頁:1〜30頁

著書(共著、編著、翻刻、翻訳、注釈等)
『熱田神宮史料』 年中行事編 下巻 昭和50年03月 熱田神宮の年中行事関係の史料翻刻、延宝9年までを収録した上巻を承けてそれ以降の編纂になる38点を収録。解説執筆、A5判 761頁。岡田米夫委員のもと、研究員として従事。 
【共著】
熱田神宮宮庁
掲載頁:761頁
『式内社調査報告』 第7巻 東海道2 昭和52年03月 伊勢国鈴鹿郡に鎮座される式内社18社の調査報告。A5判 188頁〜276頁、89頁分執筆。
【共著】
式内社研究会 (皇學館大学出版部)
掲載頁:188頁〜276頁
『熱田神宮文書』 宝庫文書 昭和53年03月 熱田神宮の宝庫に伝わる文書の翻刻解説執筆、収録173点、A5判 418頁。小島鉦作委員のもと、研究員として従事。
【共著】
熱田神宮官庁
掲載頁:418頁
『熱田神宮史料』 造営遷宮編 上巻 昭和55年03月 熱田神宮の造営遷宮関係の鎌倉時代より享保7年までの史料翻刻、解説執筆、収録46点、A5判 812頁。岡田米夫委員のもと、研究員として従事。
【共著】
熱田神宮宮庁
掲載頁:812頁
『熱田神宮史料』 千秋家文書 上巻 昭和58年03月 熱田神官の旧大宮司千秋家に伝わる文書の翻刻、解説執筆。収録154点、A5判 478頁。小島鉦作委員のもと、研究員として従事。
【共著】
熱田神宮宮庁
掲載頁:478頁
『太神宮諸雑書記』真福寺本系の諸本 昭和59年05月 真福寺本系の伝本七本について、この系統本の特徴、各本の解説、系譜を試みたものである。その内、唯一の古写本である真福寺本は、上下の両巻を完備し、古態の面影を伝える貴重なものである。A5判 671〜697頁
【単著】
滝川政治郎先生米寿記念論文集。『神道史論叢』(国書刊行会)
掲載頁:671〜697頁
『熱田神宮史料』 造営遷宮編 中巻 昭和60年03月 熱田神宮の造営遷宮関係の元文元年より天保13年までの史料翻刻、解説執筆、収録27点、A5判 697頁。桃裕行委員のもと、嘱託研究員として従事。
【共著】
熱田神宮宮庁
掲載頁:697頁
『式内社調査報告』第8巻、東海道3 平成元年01月 尾張国愛智郡に鎮座される式内社16社の調査報告。熱田神社と同社関係の社を含む。A5判534頁〜608頁、75頁分執筆。
【共著】
式内社研究会(皇學館大学出版部)
掲載頁:534頁〜608頁
『熱田神宮史料』 千秋家文書 中巻 平成元年03月 熱田神宮の旧大宮司千秋家に伝わる文書の翻刻、解説執筆、収録371点、A5判 424頁。小島鉦作委員のもと、嘱託研究員として従事。
【共著】
熱田神宮宮庁
掲載頁:424頁
『神道大系』神社編 十九 熱田 平成02年03月 小島鉦作氏と共に校注、熱田神宮に関する江戸時代以前の代表的な史料35点を、由緒編・祭祀編・造営遷宮編・社家編、その他の四つに分けて収録。史料の翻刻(A5判 558頁)と解題(67頁)を執筆。
【編著】
神道大系編纂会
編者名及び共著者名:小島鉦作
掲載頁:67頁
『熱田神宮史料』千秋家文書 下巻 平成04年03月 熱田神宮の旧大宮司千秋家に伝わる文書の翻刻、解説執筆、収録15点、A5判 535頁。小島鉦作委員のもと、嘱託研究員として従事。
【共著】
熱田神宮宮庁
掲載頁:535頁
『熱田神宮史料』造営遷宮編 下巻 平成05年06月 熱田神宮の造営遷宮関係の幕末、慶応2年を中心とする史料翻刻、解説執筆、収録35点、A5判 812頁。嘱託研究員として専ら担当。
【共著】
熱田神宮宮庁
掲載頁:812頁
真清田神社史 平成06年05月 第8章、近世真清田神社の神職と氏子、第9章、境内と社殿・造営、第10章、真清田神社の摂末社、第11章、近世の神仏交渉 A5判 535頁〜726頁。第14章、真清田神社の祭祀、第15章、真清田神社の宝物(861頁〜986頁)。合計318頁を執筆。尾張国の一宮の真清田神社について、主に江戸時代の神職組織と職掌、年中行事、別宮・摂末社、神仏交渉等について詳細に論述する。特に一宮の視点から国衙がかかわる吉祥祭、勅使殿・一宮郷外の属社の分布に注目する。
【共著】
真清田神社史編纂委員(国書刊行会)
掲載頁:535頁〜726頁 861頁〜986頁 合計318頁
熱田社の貞享度造営達成の経緯 平成07年07月 江戸時代における最大の造営は幕府直轄の貞享3年の造営であるが、この造営達成の経緯について『熱田神宮見分并願の留書』の資料をもとに将軍の護持僧亮賢(護国寺)が仲介の労を執り、将軍の生母桂昌院が直接綱吉に訴えたこと、又江戸に詰めた社人長岡為麿の活躍に負うことが大きいことを明らかにする。A5判357〜383頁
【単著】
谷省吾先生退職記念論文集『神道学論文集』(国書刊行会)
掲載頁:357〜383頁
『播磨国総社 射楯兵主神社史』 平成08年07月 第一章、古代・中世の射楯兵主神社。射楯兵主神社が播磨国の総社として創祀され、どのように展開したかを播磨国の国衙祭祀という広い視点から扱う。播磨国内で有力な大神二十四社が八大明神、一宮伊和神社以下の五宮に至る推移。また総社での『播磨国神名帳』の奉唱、一宮以下の国衙祭祀、中世の神職組織、神仏習合と神宮寺を解明する。A5判 21〜65頁
【共著】
射楯兵主神社史編纂委員会(射楯兵主神社)
掲載頁:21〜65頁
『熱田神宮史料』縁起由緒編 平成14年03月 古代より近世、そして明治時代に至るまでの当神宮及びその周辺にて取り纏めた熱田神宮の縁起と由緒を説く史料を翻刻する。解説執筆、収録39点、解説A5判11〜95頁 本文、翻刻1〜460頁、編纂委員として担当。林幹弥委員長・高木昭作委員と共編。
【編著】
熱田神宮宮庁
編者名及び共著者名:林幹弥・高木昭作
掲載頁:解説A5判11〜95頁、翻刻1〜460頁
『多度町史』資料編1考古・古代・中世 平成14年03月 多度町に関する古代の文献史料(記録・文書)55点を年代順に編集したもの。各史料には解説を施す。「多度神宮寺伽藍縁起并資財帳」の翻刻には、原本理解のため詳細な注を付した。古代編 B5判271〜341頁。考古編岡田登・中世編岡野友彦と共編。
【編著】
多度町教育委員会
編者名及び共著者名:岡田登・岡野友彦
掲載頁:271〜341頁
『熱田神宮史料』縁起由緒続編(一) 平成18年07月 天野信景の『熱田本社末社神体尊命記集説』『熱田神社問答雑録』、また古縁起の優れた注釈書である『参考熱田大神縁起』『村榲縁起集釈』など13点を翻刻して収録。編集委員(単独)として担当。研究員4名が関与する。A5判、解説40頁、翻刻417頁。標注を付す。
【編著】
熱田神宮宮庁
掲載頁:A5判、解説40頁、翻刻417頁
『熱田神宮史料』縁起由緒編(二) 平成21年03月 縁起由緒に関する比較的大部な『熱田雑記』(六巻)と柴田虎吉編『通俗熱田事跡物語』(五巻)の2点を翻刻して収録。編集委員(単独)として担当。研究員4名が関与する。A5判、解説25頁、翻刻418頁。標注を付す。
【編著】
熱田神宮宮庁
掲載頁:450頁
神宮式年遷宮の歴史 平成22年06月 主に「式年遷宮の始まり」から現在に至る「式年遷宮の歴史」、そして「式年遷宮の意義」について概要を述べたもの。
【単著】
皇學館大学・島根県立古代出雲歴史博物館編『伊勢と出雲の神々』(学生社)

学術論文
律令時代に於ける斎官寮官 ─伊勢国司との関係を中心にして─ 昭和46年05月 斎宮寮官はその活動の一部は伊勢の国内行政に携わったこと、また斎王が歴朝替任制であったことから本官は常置の官でなかった点を指摘。延暦10年以後に伊勢国司の兼官が増大するのは、鈴鹿の関の廃止により国司側の任が軽減され、中央政府の地方行政に対する便宜的措置であったと推定。A5判 23〜44頁
【単著】
「神道史研究」 19−3 (神道史学会)
掲載頁:23〜44頁
天野信景と熱田神宮 昭和52年12月 天野信景の随筆『塩尻』の各所に熱田神宮祝師田島仲頼との親交が随所に見られるが、これは妻の方を通じて近い親戚関係にあったもので、信景が初期に熱田神宮に関する著作数篇を書き残し、また尾張氏の家伝を重視した背景には、仲頼との親密な関係を考慮する必要がある。B6判 3〜5頁
【単著】
「日本随筆大成会報」7 (吉川弘文館)
掲載頁:3〜5頁
太神宮諸雑事記覚書 昭和55年08月 『東大寺要録』所引「大神宮禰宜延平日記」とは『諸雑事記』に他ならない。『諸雑事記』の逸文を『神宮雑例集』『祭主補任』『兵範記』等より収集する。B5判 20〜36頁
【単著】
「国書逸文研究」5 (国書逸文研究会)
掲載頁:20〜36頁
護持院隆光僧正に依る熱田神宮寺の再興 上・下 昭和56年07月 元禄時代の神宮寺・緒末社の造営は将軍の生母桂昌院と護持僧隆光僧正の援助により達成された経緯を『隆光僧正日記』等で明らかにする。論文「元禄期の熱田神宮寺の再興」は、これをもとに増補修訂したもの。第119号A5判、4〜13頁、第120号 4〜9頁。
【単著】
「あつた」上は第119号 昭56・7 下は第120号 昭和56・10(熱田神宮宮庁) 
掲載頁:第119号 4〜13頁、第120号 4〜9頁
『太神宮諸雑事記』諸本分類の再検討 昭和57年01月 『太神宮諸雑事記』の系統分類を試み、60本余りの諸本調査の結果、古写本の真福寺本と久志本家本とを祖本とする二系統の大別されることを論じ、従来の西田長男氏の分類は不適であり、久志本家本系の中には、白鳳14年の式年遷宮立制等の条文が書き加えられたもの、近世の学者による校勘・書き入れが行われた特異な本があることを指摘する。A5判 30〜69頁。この業績に対して「神道宗教学会奨励賞」を授賞。
【単著】
「神道史研究」30─1(神道史学会)
掲載頁:30〜69頁
『太神宮諸雑事記』刊行本の再吟味 昭和57年04月 従来の『太神宮諸雑事記』の系統分類の不備を指摘し、また近年翻刻の神道大系本は底本及び校合本の選択を誤っていることを明らかにした。B5判 1〜4頁
【単著】
「皇學館大学史料編纂所報」47
掲載頁:B5判 1〜4頁
元禄期の熱田神宮寺の再興 ─隆光僧正の活躍を中心として─ 昭和57年09月 貞享度の造営から除かれた神宮寺及び末社40数社を造営したのは、元禄頃に多くの社寺の造営に力を添えた将軍の生母桂昌院と護持僧隆光僧正の援助によることを解明する。 池田長三郎編。B6判 1〜35頁
【単著】
『熱田風土記』巻8 (久知会刊)
編者名及び共著者名:池田長三郎
掲載頁:1〜35頁
祭主(神宮祭主)一覧 昭和59年03月 児玉幸多氏ほか監修。所功氏と共著 伊勢祭主の時代順の補任表、第一代御食子より第百二代教忠に至る祭主の任命、薨去の年月日等を掲げる。B5判 63〜68頁
【共著】
『日本史総覧 第三巻、中世二』(新人物往来社)
編者名及び共著者名:児玉幸多ほか 所功
掲載頁:63〜68頁
大須真福寺所蔵『太神宮諸雑事記』と伊勢伝来の沿革について 昭和59年08月 江戸初期、伊勢には上巻本のみの久志本家本しか伝来しなかった。この欠を補ったのは龍煕近であって、承応3年に大須宝生院に出向き、下巻を写して伊勢に伝えたものと推察する。A5判 43〜51頁
【単著】
「瑞 垣」133(神宮司庁)
掲載頁:43〜51頁
「薮に香の物」を献る萱津の伝統的行事 昭和59年10月 萱津が熱田神宮の神領地であったことを田島家文書により証明し、当地よりの香の物の献進は、もとは神役として熱田に納めるものであった。A5判 4〜13頁
【単著】
「あつた」132(熱田神宮宮庁)
掲載頁:4〜13頁
太神宮諸雑事記の成立 昭和63年01月 本書の撰述過程を述べた奥書を多方面より検討し、中世以前には現行本とは異なる別本の存在を推定する。そして現行本は正文成立後に抄写・修訂されたものと推測する。更に別本の1つ「延平日記」と現行本とについて、成立年代等を考察する。A5判 24〜68頁
【単著】
「神道史研究」36−1(神道史学会)
掲載頁:24〜68頁
『祭主補任』の書誌学的研究 昭和63年02月 『祭主補任』の伝本を調査し、祭主藤波家本の古写本以下の諸本を解説。藤波家本は永和五年に祭主親世が時世に命じて代々の相伝本を書写せしめたもので、原本の成立は後三条天皇の頃に遡ると推定する。A5判 27〜61頁
【単著】
「皇學館大学神道研究所紀要」4
掲載頁:27〜61頁
伊勢神宮の庶民群参の開始 昭和63年06月 従来、庶民群参の開始を『太神宮諸雑事記』の承平4年の「参宮人十万」の記事に求めていたが、この表記は「千万」が正しいこと、実際は院政期後半より二十年ごとの式年遷宮の年を中心に行われ始めた。B5判 1〜3頁
【単著】
「皇學館大学神道研究所所報」 35
掲載頁:1〜3頁
尾張国愛智郡 伊副神社 昭和63年09月 廃絶神社調査の一環として報告する。A5判、1〜7頁。
【単著】
「式内社のしおり」第41号(式内社顕彰会)
掲載頁:1〜7頁
国司が係わる神社の祭礼─ 尾張国内の神社の場合─ 昭和63年10月 尾張国の諸社に伝わる国衙が関与する祭事として一宮の吉祥祭、熱田神宮の二季祭を指摘する。A5判 5〜8頁
【単著】
「神道大系月報」 77(神道大系編纂会)
掲載頁:5〜8頁
尾張国の頭人祭 ─熱田の神輿渡御神事を中心として─ 昭和63年12月 熱田神宮の5月5日の神輿渡御神事(神約祭)は、嘗ては頭人奉仕の祭儀であったことを紹介する。A5判 4〜8頁
【単著】
「神道大系月報」 80(神道大系編纂会)
掲載頁:4〜8頁
一代一度大神宝使の研究 平成元年06月 天皇の御代始めの行事の1つである即位・大嘗祭と神社の関係を解明する。大神宝使は一大一度の仏舎利使と同様宇多天皇に始まること、その意義についても言及する。A5判 157〜193頁
【単著】
『大嘗祭の研究』(皇學館大学出版部)
掲載頁:157〜193頁
『伊勢勅使部類記』の一考察 平成02年01月 『伊勢勅使部類記』について、古写本の龍門文庫本をはじめとする諸本の研究調査をもとに、この度の神道大系本の底本の選択や校訂本作成の問題点を指摘し、成立年代・編著者の推定では従来の川瀬一馬氏の説を支持する。B5判 8〜12頁
【単著】
「皇學館大学神道研究所所報」 38
掲載頁:B5判 8〜12頁
御代始めの大神宝使の御発遣 平成02年04月 一代一度の大神宝使が諸国50数社に発遣された実態を分布図・写真等を活用して具体的に概説する。A5判、合計10頁
【単著】
「あつた」 第154号(熱田神宮宮庁)
真清田神社の年中行事─吉祥祭・桃花祭・太々神楽について─ 平成02年07月 尾張国の一宮として祈年祭・新嘗祭の他、7月7日の吉祥祭も国衙が係わる。年中最大の祭礼である桃花祭の構成要素の分析。天明2年開始の太々神楽は熱田社より伝来したと推定。A5判 26〜45頁
【単著】
「神道史研究」 38−3(神道史学会)
掲載頁:26〜45頁
近世の神輿渡御神事と頭人の奉仕 平成03年01月 五月五日の熱田の神輿渡御神事は江戸時代以前には神職による当番制(頭人)で行われたことを分かり易く解説する。A5判 6〜15頁
【単著】
「あつた」 第157号(熱田神宮宮庁)
掲載頁:6〜15頁
尾張国諸大社の別宮創祀とその祭儀 平成03年02月 熱田の摂社大福田社の放生会・踏歌祭の神仏習合の祭儀、また一宮真清田神社・二宮大県神社の別宮三明神社の創祀の問題を尾張国衙との関係で考察。A5判 49〜72頁
【単著】
「皇學館大学神道研究所紀要」 7
掲載頁:49〜72頁
熱田神宮の年中行事─神輿渡御神事と大福田社の諸祭儀─ 平成03年11月 熱田最大の祭儀であった五月の神輿渡御神事は社人による頭人祭であったこと、特殊神事の多くは神宮寺内の大福田社で行われた祭儀であり、同社の性格とここで行われた世様神事、踏歌神事、放生会等を解明する。A5判 20〜67頁
【単著】
「神道古典研究会報」 13(神道大系編纂会)
掲載頁:20〜67頁
「大神宮司」の成立の問題 平成04年03月 近年、伊勢の大神宮司の創始年代を新しいとする説があるが、その論拠の1つ、和銅2年宮司神館創設の記事は宮司斎館であって、大神宮司の創始ではない。また職名の正史での初見は天応元年であるが、『類聚三代格』には更に古く、「大神宮印」と刻む官印の下賜は天平11年で、奈良前期にはその職制は整備されていたと考えられる。A5判 1〜39頁
【単著】
「皇學館大学神道研究所紀要」 8
掲載頁:1〜39頁
熱田神宮「花の頭」の行事 ─その起源と変容について─ 平成05年01月 従来、熱田神宮の4月8日の「花の頭」(現在の豊年祭)は潅仏会起源説が説かれているが、本来は頭人の行事で社人を招いての祝宴である。飾り物の起源は島台に由来するが、これを農事の豊凶を占う神事に改めたのは明治初年の改革による。B5判 9〜12頁。
【単著】
「皇學館大学神道研究所所報」 44
掲載頁:9〜12頁
東海の伊勢信仰─神明社を中心として─ 平成05年04月 特集「伊勢信仰の周辺」に神宮神領地の拡大と伊勢信仰の展開と神明社の普及を述べ、東海の国別に神明社を中心に伊勢の信仰の具体的な様相の概要を述べる。A5判 53〜57頁
【単著】
「悠 久」53(おうふう)
掲載頁:53〜57頁
御遷宮と伊勢参宮の始まり 平成05年09月 平安末期より伊勢崇敬の念が拡大するに伴い式年の御遷宮を契機に参宮が開始されたことを分かり易く解説する。A5判 27〜34頁
【単著】
「瑞垣」 第165号
掲載頁:27〜34頁
熱田の祈年祭・新嘗祭の古儀と勅使の参向 平成06年04月 江戸時代まで斎行された、この両祭の古儀と国衙より勅使参向の儀式が行われた点にも注目して解説する。A5判、2〜10頁。
【単著】
「あつた」 第164号(熱田神宮宮庁)
掲載頁:2〜10頁
中世における伊勢国の大社 ─『伊勢国神名帳』の考察と国衙祭祀─ 平成10年03月 『伊勢国恵日山観音寺神名帳』に記載する「大神十一所」と国内の郡別の社数の分析から中世の神社の実態を解明する。また国府近くの伊奈冨神社で行われた大祭には周辺の一宮以下の大社より神主と獅子とが集結することは国衙祭祀の1つと推定。A5判 139〜173頁。後に『日本史学年次別論文集』中世2、平成10年(学術文献刊行会)に収録。
【単著】
「皇學館大学神道研究所紀要」 14
掲載頁:139〜173頁
伊勢(神明)信仰 平成10年07月 伊勢参宮の起源と展開を述べる。A5判 78〜81頁。
【単著】
「神と仏の信仰事典」(歴史と旅 増刊号93)
掲載頁:78〜81頁
宇迦之御魂神・大山咋神・阿遅?高日子根神・天香山神 平成11年01月 稲荷社の主祭神である宇迦之御魂神のごとく、祈りの対象とされる神々について解説する。A5判、総計10頁。
【単著】
「神と仏の信仰事典」2(歴史と旅 増刊号96)
掲載頁:総計10頁
史跡「日永追分」の神宮遥拝御鳥居 平成11年06月 四日市追分に建つ神宮遥拝御鳥居に関し、その創設、その後の変遷と現状について一部新史料を用いて解説する。A5判、20〜28頁
【単著】
「瑞垣」183(神宮司庁)
掲載頁:20〜28頁
北勢地方の日本武尊の聖跡と大社 平成12年03月 主に日本武尊の伊勢国の聖跡、三重県下の尊を奉斎する神社、北勢地方の大社について述べる。B5判 2〜10頁
【単著】
「しろとり」 10号(日本武尊を仰ぐ会)
掲載頁:2〜10頁
氏の神 平成12年03月 「神社の起り」に始まり、古代における氏神の実態、三重県の神社を取り上げて神社の歴史的変遷を具体的に説明する。B6判176〜211頁
【共著】
『日本の神々』皇學館大学出版部(皇學館大学神道博物館教養講座講演録)
掲載頁:176〜211頁
『尾張国神名帳』の諸本分類の系統 平成13年12月 『尾張国神名帳』の諸本を比較して系統分類を行い、神階の低い威徳院本・大目神社本の系統と神階の高い貞治本の系統(如法院本等)とに大別されること。諸本の系統推定図を付す。B5判161〜173頁
【単著】
『国書・逸文の研究』(所功先生還暦記念会)
掲載頁:161〜173頁
伊勢信仰の研究と課題 平成14年10月 伊勢信仰の著書・論文について、初めて内容別に分類を試み、それに基づき、従来の研究史を整理し、また今後の研究課題を述べたもの。A5判2〜45頁。後に『日本史学年次別論文集』平成14年(学術文献刊行会)に収録。
【単著】
「神道史研究」50−3.4合併号
掲載頁:2〜45頁
「神宮」号のつく神社の歴史 平成15年02月 「神宮」号のつく神社を大別し、古代より朝廷と深い関係があって近代に入って皇室・国家より重視された神社と明治以後に皇室に対する国民の尊崇がいつしか歴代天皇をお祀りしたいという強い願いから創建された神社に分けて各社の由緒を解明する。B5判、66〜70頁
【単著】
『伊勢神宮と全国「神宮」総覧』(別冊歴史読本39、28-8 新人物往来社)
掲載頁:66〜70頁
伊勢国一宮の再検討─多度神社と椿大神社─ 平成15年07月 新史料の南北朝時代の『神道雑々集』の記事、慶長10年の棟札により、多度神社が古くは伊勢国の一宮であったことを実証する。B5判、1〜6頁。後に『日本史学年次別論文集』(平成15年)(学術文献刊行会)に収録。
【単著】
「皇學館大学神道研究所所報」 65号
掲載頁:B5判 1〜6頁
尾張国の総社と一宮以下の諸大社─『尾張国神名帳』の検討を通して─ 平成16年03月 先に発表した諸本の系統分類をもとに『尾張国神名帳』の神階・奉唱行事(総社威徳院と熱田神宮寺如法院)・成立年代を論じ、総社尾張大国霊神社の鎮守三社の勧請の祭儀を解明し、また一宮以下の諸大社に見る国司奉幣祭と勅使殿の存在について注目して考察する。A5判 181〜220頁。
【単著】
「皇學館大学神道研究所紀要」 第20輯
掲載頁:181〜220頁
伊勢国の式内社と国帳社 平成17年01月 伊勢国の式内社と国帳社とその後の変遷を迫る。末尾の付論は式内社加富神の鎮座地を三重群菰野町神森と推定する。A5判、1〜20頁
【単著】
「式内社のしおり」第62号(式内社顕彰会)
掲載頁:1〜20頁
七寺一切経摺記の十五所権現大明神 平成17年03月 大須の七寺一切経にある鎮守十五所権現大明神とされる神々を検討し、願主大中臣安長の出身地・居住地や国衙の在庁官人としての立場が反映していることを実証する。B5判1〜8頁
【単著】
「皇學館大学神道研究所所報」68号
掲載頁:B5判 1〜8頁
開館20周年記念『知立神社展』 平成19年10月 当館の開館20周年記念として開催され、三河国の二宮とされる知立神社の宝物、三河国総社と一宮砥鹿神社・三宮猿投神社について列品を解説する。末尾に関係論文を執筆。監修(単独)。A4判、2〜47頁。
【単独】
知立市歴史民俗資料館
掲載頁:2〜47頁
三河国の一宮・二宮・三宮と国衙祭祀 平成19年10月 中世の史料に二宮・三宮の呼称が見えない知立神社・猿投神社についても、『三河国神名帳』、宝物類から考え、両社は共に二宮・三宮に相当することを実証し、猿投神社には国衙からの勅使差遣の祭祀が斎行されていたことを指摘。また知立祭りの変容について考察する。A4判、7頁。60〜66頁。
【単著】
『知立神社』所収、知立市歴史民俗資料館
掲載頁:A4判 60〜66頁
三種の神器と熱田社 平成20年06月 古代の熱田神宮の姿、また『古語拾遺』に見る斎部広成の主張、近代の明治天皇の叡慮による礼遇向上について述べる。A4判、6頁。178〜183頁。
【単著】
『別冊歴史読本』2008年6月号(新人物往来社)
掲載頁:178〜183頁
神宮式年遷宮と参宮の開始 平成22年04月 神宮への庶民の群参は院政時代後半に役夫工米が実施されたことを契機に神宮の存在が広く知られ、神宮崇敬の念が高まり、式年遷宮の年に一般の人々の参宮が始まったと見られる。
【単著】
『伊勢神宮と東海のまつり』(霞会館資料第33輯、霞会館)
掲載頁:A4判、200〜203頁
熱田社に伝承された国司奉幣の祭儀 平成22年10月 熱田社には祈年祭・新嘗祭の重要な祭儀の時に国司の奉幣が行われ、その一部は「国司参向儀式」「国司饗応」「国司奉幣の儀」として近世まで伝えられた。諸国の国司奉幣の式次第を考察し、それと対比して熱田社の国司奉幣が古儀を伝承してきたことを明らかにした。
【単著】
『神道史研究』58−2(神道史研究)
掲載頁:25〜54頁


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