伊勢志摩百物語~名木・奇樹を訪ねる~
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- 29 -お屋根桜が人々の思いと共に植えられ、今も市民から大切にされていることを今回はじめて知りました。櫻井先生・田井先生やアイブレーンの福田さん、編集を担当してくれた河原君には大変お世話になりました。ありがとうございます。 (大学院文学研究科博士前期課程神道学専攻1年 新田 惠三)清盛楠に関する文献資料を調べてみると、現在耳にする由来とは異なったことが記されていて興味深かったです。なぜ誤伝されたのだろうか、あるいは意図的にそうしたのだろうか、その経緯を考えるのも楽しいものです。(神道学科1年 朝倉 正樹)今回初めての参加でしたが、大変勉強になりました。自分の暮らしているすぐそばにある木々を深く知ることは、次への興味へとつながりました。これを読んで、少しでも伊勢市という魅力ある地の素晴らしさを伝えることができたらうれしいです。(国史学科2年 泰道 華澄)今回の担当は業平松。当初東京の「業平橋駅」を想起しました。この駅は平成24年に「とうきょうスカイツリー駅」へ改称。当時惜しんだものでした。スカイツリーの川を挟んですぐの隣の地名が業平ですので近くに行かれた際は地名に注目してみてください。(大学院文学研究科博士前期課程国文学専攻1年 工藤  超)今回のテーマは木ということで、古い信仰の姿を窺い知れる興味深い内容でした。私が担当した田丸神社は、たまたま宮司様と面識があったので、いろいろと取材の便宜を図っていただきました。この場をお借りして感謝申し上げます。(大学院文学研究科博士前期課程神道学専攻1年 足立  涼)私は伊勢志摩百物語を通して木の神秘性を感じました。木はその位置から動かず、その場所の歴史の証人と言えるものです。その木がすぐそこにあるということは、伊勢志摩の歴史の安泰性を物語っていると思いました。(神道学科1年 掛川 拓海)昨年度に引き続き編集委員長の役を引き受けました。様々な場所へ赴き、調査や執筆をしていく中でその土地の魅力をたくさん感じることが出来ました。読んでいただいた方にもその魅力が伝わるといいなと思います。(神道学科2年 河原 正知)今回、楠御前神社を訪れ夏の暑さ厳しいなかで、境内の楠がつくる木陰がとても涼しく感じました。今年で二年連続、伊勢志摩百物語に参加して自分がまだ知らない伊勢志摩の魅力を発見できて良かったです。(神道学科4年 澄川 秀範)※(大学院文学研究科博士前期課程1年 佐伯 篤史)編集後記伊勢志摩百物語 ~名木・奇樹を訪ねる~発行日 : 平成30年3月25日編集・発行 : 皇學館大学伊勢志摩百物語編集委員会三重県伊勢市神田久志本町1704 櫻井研究室内 TEL0596-22-0201(代表)協力 : 皇學館大学・神宮司廳・(有)伊勢文化舎制作 : (株)アイブレーン※本冊子は皇學館大学「おかげキャンパスプロジェクト」の助成をうけて制作されたものです。※本冊子の写真、地図、記事の無断転載を禁じます。非売品

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