現代日本社会学部 伝統と歴史ある伊勢の地で日本のニューリーダーを育成

学部長メッセージ

実践的な学究を通じ、文科系学部のイノベーションを創出する。

 現代日本社会学部が扱う4つの学問、「政治経済」「地域社会」「社会福祉」「伝統文化」は、すべて多彩な価値観が複雑に交錯し、容易に答えを導き出すことができない分野です。たとえば、公務員や政治家の活動では簡単に「正解」が見つけられないのが現実です。ただ一つ、正解に近づく方法があるとすれば、自ら行動する中で、より良い結果を模索し続けることしかありません。本学部はただ一つの「正解」を教えたいのではありません。歴史や伝統に裏付けられた従来の情報を正しく学び、学生一人ひとりがそれらを組み合わせることで、これまでにない「新しい価値を主体的に創り出す力」を養成したいのです。換言すれば、文科系総合学部にしかできないイノベーションを起こす“攻め”の人材を育成したいのです。そのために、教室の中だけでの学びにとどまることなく、学生・教員ともに社会や地域のリアルな課題に正面から向き合っています。これまでも「現代日本塾」や「大学生テレビ局」「作物栽培学実習」などの取り組みを通して“本物”に触れる機会を用意してきました。今後も、私たちは社会に新しい価値を提供できる人材育成をめざして挑戦を続けます。

新田 均 現代日本社会学部長・教授
昭和33年 長野県生まれ

【専攻分野】
政治学・憲法学・神道学

【主な研究・著書】
『近代政教関係の基礎的研究』
『「現人神」「国家神道」という幻想』
『近代憲法への問いかけ』(共著)など

現代日本社会学部 学びの特色

広い視野と優れた分析力で、日本の課題に対応するリーダーを育成。

現代の日本社会が抱える課題を多面的に理解し、解決に向けた提言ができるリーダーを育成するため、「政治経済」「地域社会」「社会福祉」「伝統文化」の4つの分野を設定し、それぞれが実践的な学びを展開します。

行動のベースとなる知的教養、そして思考力と洞察力を身につける。

地域社会と連携して行われる数々の実習や、社会の第一線で活躍するビジネスパーソンを招いての講演などにより、単なる知識の伝達にとどまらず、深い思考力と洞察力、さらに主体的に行動できる能力を養います。

日本人の教養の基礎「日本のこころ」と「日本の技」を体得する。

茶道・礼法・合気道・薙刀などの授業を通して、日本人が昔から大切にしてきた「こころ」を体得すると同時に、伝統や文化に関する理解を深め、行き過ぎた「個人主義・合理主義」を見直すきっかけとします。

幅広い分野を4年間で段階的に学び、実践的な学びにつなげる。

学生は1・2年次に日本の思想や伝統などの基礎を幅広く学び、2年次以降は「政治経済」「地域社会」「社会福祉」「伝統文化」の4分野から学生が最も興味のある分野を選び、より専門的・実践的に探求していきます。

日本を動かす学びの4分野

講義の特色

講義の特色
講義の特色
講義の特色

産業社会実習

社会に出て現場を肌で感じる授業

官公庁、企業、地域産業などの現場で実習を体験。日本の政治・経済の現場を肌で感じることにより、自らの職業観や就業意識の確立をめざすとともに、職業人として必要なビジネスマナーや知識、技術などを身につけます。

現代社会論

社会が抱える多様な問題を把握する

現代社会で起きている多様な社会現象について、「家族」領域を基軸に「職場」「地域」領域と関連させながら把握。現代が抱える諸課題のトータルなイメージとともに具体的な事象への理解も深めていきます。

公共政策論

公務員としての心と技を磨く

全国の地域活性化を支援し、首相主催の「ふるさとづくり有識者会議」の委員も務める岸川政之教授の講義。高校生レストラン「まごの店」など、実例をもとに有効な政策について考えます。

礼 法

日本人としての品格と感性、忍耐力を磨く

弓馬礼法小笠原流宗家から日本に受け継がれてきた礼法とは何かを認識し、その意義を理解しながら社会人として最低限必要な礼法を学びます。基本である「起居」「進退」「回る」「お辞儀」の動作を修得したうえで日常の振る舞いを身につけます。

イノベーション論

見出し

イノベーションとは、世の中に新たな価値を示し、変化を興すことです。講義では、イノベーションに向けた姿勢や手法について学ぶことで、皆さんが活動するなかで高い成果を上げられるようになることを目指します。

社会福祉原論

社会福祉のあり方と考え方を学ぶ

社会福祉は、国民のだれもが平等に受けられる権利であり、そのための義務も明確に定められている制度です。「格差問題」などを例に、「社会福祉とは何か」をテーマに基礎概念を体系的に学びます。