AO入試や推薦入試の合格者を対象とした入学準備プログラムの一環として、平成24年12月16日(日)11:00より15:00までの間に、教育学部の「入学前ガイダンス」と現代日本社会学部の「プレセミナー」が実施されました。これらのプログラムは、高校での学習から大学での学びへのスムーズな接続を目的として、毎年実施されています。 参加した生徒の皆さんは、学部ごとで教室に分かれ、午前の部では、入学までの期間の過ごし方や大学生としての心がまえなどについて学部長から話を聞いた後、学生食堂で学部の教員と昼食をとりました。 また、午後の部では、課題についてのディスカッションや、今後のプログラムの説明などがあり、参加した生徒からは、「入学後が楽しみになりました。」「入学までの過ごし方の大切さがよくわかりました。」などの感想が寄せられました
雅楽師の東儀秀樹氏が7月1日、本学特別招聘教授に就任しました。その第1回目となる講義が11月18日(日)、本学記念館において行われ、計3時間の講義を神道学科や雅楽部・祭式研究部の学生などおよそ50名が受講しました。
東儀氏は講義のなかで雅楽のルーツについて解説。「日本人は新しいものに敏感で、宗教の違いにこだわらず良いものはすぐに取り入れ〈日本ならでは〉に変えていく。共存の道を選んでいるところに日本人気質が表れている」と日本文化の特性を説明しました。
また、講義の合間に平原綾香さんの「Jupiter」など、人気のJポップを篳篥(ひちりき)で奏でる場面も。幼少期を海外で過ごし、ロックやジャズなど多様な音楽に親しんできた東儀氏は「音楽は自由」ときっぱり述べ、「根底に古典雅楽を尊重し正統に表現することに自信があるからこそ新しいチャレンジができる」と自身の音楽観、あり方を熱く語りました。
初めての講義を終えた東儀氏は「最後まで集中して聞いてくれたので、今後のやりがいにつながる」と手ごたえを感じた様子。学生に向けては「雅楽や音楽に限らず、恋の悩みでも何でも今解決したいことがあるなら恥ずかしがらずどんどん質問をぶつけてほしい」と人生の先輩としての温かい言葉をかけていました。
神道学科四年の田中千晶さんは「雅楽と西洋音楽はともに十二音なので、融合しやすいという話が印象に残った。卒業後は実家の神社に奉職することになっているので、今日学んだことを氏子さんたちと話す際などに活かしたい」と語っていました。
なお、同講義は今後も継続して行われる予定です。
11月17日、18日の2日間にわたり、第13回全国まちづくりカレッジが開催されました。全国まちづくりカレッジ(以下、まちカレ)とは地域と協働でまちづくりに携わる全国の大学生が交流を深めようと始まったもの。13回目を迎える今年は、本学が幹事校に立候補し、この度の開催にこぎつけました。
17日は外宮を中心としたフィールドワーク、18日は伊勢市観光文化会館を会場に、各大学が取り組むまちづくりの事例発表と鈴木英敬三重県知事を交えたフォーラムが行われました。
県知事が同大会に参加するのは初めてのこと。鈴木知事は「開催を実現した皇學館の学生さんの実行力に感銘を受けた」と話し、「三重は学生がまちづくりに関われる環境整備が遅れていると思う。この大会が起爆剤となれば。」と活動のさらなる活発化に期待をのぞかせました。
本大会の実行委員長を務めた現代日本社会学科3年の牧田拓也君は「運営の仕方など、わからないことだらけで迷惑をかけた」と反省しながらも、「組織づくりの大切さを痛感した。まちづくりについても地域産品をメニューに取り入れたカフェなど、他大学の実践例が参考になった」と実り多き大会を振り返りました。
なお、この催しの様子は、現代日本社会学部のブログでも紹介されています。下記よりご覧下さい。
http://nippon.kogakkan-u.ac.jp/blog/
教育学科 栗原先生より、キャンパス内の草花の写真をコメント付きで頂きました。
「青空と紅葉とが美しいコントラストを演じはじめてくれるようになりました。それを木の実や花々がさらに美しく見せてくれます。」
色付きはじめた葉(ロータリー横)
くちなしの実(7号館前)
色付きはじめたカエデの葉(記念講堂裏)
アキノキリンソウ(記念講堂裏)
野菊(ロータリー横)